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2022-10

五輪汚職いよいよ本マルへ

 今週号の週刊現代「ジャナ目」です。

今回の逮捕の注目点はやはりADKルートである。ADKは駐車場事業「パーク24」が五輪のスポンサー契約を結んだときの窓口とされる。パーク24は前日本オリンピック委員会(JOC)会長の竹田恒和(74)が社外取締役を務めてきたことから、特捜部は竹田を参考人聴取。ADKルートに着手したことにより、いよいよ旧皇族の周辺がきな臭くなっている。
そのADKルートで東京地検特捜部は、社長の植野伸一(68)と社元専務の久松茂治(63)、さらに五輪担当の多田俊明(60)の3人を贈賄容疑で逮捕した。なかでも多田逮捕に関しては、永田町が別の意味で騒いでいる。
「多田は野田聖子の実妹の夫で、ADKの政界担当と呼ばれてきました。多田は早くから特捜部の家宅捜索を受け、携帯電話まで押収されたそうです。当人は組織委会長の森喜朗と懇意で直電できるのが自慢でしたから、その通話履歴から森元総理との会話がばれるのではないか、とも取沙汰されています」(事情通)
(以下略)

 これからが本番!

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プロフィール

森功

Author:森功
福岡県出身のノンフィクション作家。08年「ヤメ検」09年「同和と銀行」(ともに月刊現代)の両記事で2年連続「雑誌ジャーナリズム賞作品賞」。18年「悪だくみ 『加計学園』の悲願を叶えた総理の欺瞞」(文藝春秋)が大宅壮一ノンフィクション賞受賞。
主な著作は「サラリーマン政商」(講談社)、「黒い看護婦」「ヤメ検」(ともに新潮文庫)、「許永中」「同和と銀行」(講談+α文庫)、「血税空港」「腐った翼」(幻冬舎)、「泥のカネ」(文藝春秋社)、「狡猾の人――防衛省を食い物にした小物高級官僚の大罪」(幻冬舎)、「なぜ院長は『逃亡犯』にされたのか――見捨てられた原発直下『双葉病院』恐怖の7日間」、「大阪府警暴力団刑事『祝井十吾』の事件簿」(講談社)、「平成経済事件の怪物たち」(文春新書)、「紛争解決人 世界の果てでテロリストと闘う」(幻冬舎)、「現代日本9の暗闇」(廣済堂出版)、「日本を壊す政商 パソナ南部靖之の政・官・芸能人脈」(文藝春秋)、「総理の影 菅義偉の正体」(小学館)、「日本の暗黒事件」(新潮新書)「高倉健 七つの顔を隠し続けた男」(講談社)、「悪だくみ 『加計学園』の悲願を叶えた総理の欺瞞」(文藝春秋)、「地面師 他人の土地を売り飛ばす闇の詐欺集団」(講談社)、「官邸官僚 安倍一強を支えた側近政治の罪」(文藝春秋)、「ならずもの井上雅博伝 ヤフーを作った男」(講談社)、「鬼才 伝説の編集人齋藤十一」など。最新刊「バブルの王様森下安道 日本を操った地下金融」(小学館)、「国商 最後のフィクサー葛西敬之」(講談社)

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