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2025-01

イトマン事件「大阪府民信組理事長」国税追及の狙い

 大阪府民信用組合の南野元理事長が国税局から所得隠しを指摘されたという報道がありました。
 全国でゴルフ場や不動産会社を展開する「ナンノグループ」(大阪府摂津市)が大阪国税局などの税務調査を受け、2011年3月期までの6年間で約30億円の所得隠しを指摘されたことがわかった。このうち約23億円は、グループ会社間のゴルフ場の土地取引をめぐり「実体のない取引で意図的に損失を増やした」と認定されたとみられる。(10月31日朝日新聞夕刊)
 今になって国税が追及している裏には、わけがありそうです。3000億円が闇に消えたといわれるイトマン事件を巡って特別背任罪に問われた南野さんが、その後ゴルフ場を経営できたのはなぜか。そこがポイントかもしれませんね。

コメント

脱税も額が大きいと実刑ですからね。年越しは、拘置所?

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イトマン事件については既に当ブログで取り上げているのでこちら↓ 2011.01.11 http://www.ichizoku.net/2011/01/itsumo-fixer.html">イトマン・住銀事件 ~脇役 経済事件史顔ぶれいつも同じ 2011.01.07 http://www.ichizoku.net/2011/01/kaiga.html">イトマン・住銀事件 ~イトマンをめぐる様...

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プロフィール

森功

Author:森功
福岡県出身のノンフィクション作家。08年「ヤメ検」09年「同和と銀行」(ともに月刊現代)の両記事で2年連続「雑誌ジャーナリズム賞作品賞」。18年「悪だくみ 『加計学園』の悲願を叶えた総理の欺瞞」(文藝春秋)が大宅壮一ノンフィクション賞受賞。
主な著作は「サラリーマン政商」(講談社)、「黒い看護婦」「ヤメ検」(ともに新潮文庫)、「許永中」「同和と銀行」(講談+α文庫)、「血税空港」「腐った翼」(幻冬舎)、「泥のカネ」(文藝春秋社)、「狡猾の人――防衛省を食い物にした小物高級官僚の大罪」(幻冬舎)、「なぜ院長は『逃亡犯』にされたのか――見捨てられた原発直下『双葉病院』恐怖の7日間」、「大阪府警暴力団刑事『祝井十吾』の事件簿」(講談社)、「平成経済事件の怪物たち」(文春新書)、「紛争解決人 世界の果てでテロリストと闘う」(幻冬舎)、「現代日本9の暗闇」(廣済堂出版)、「日本を壊す政商 パソナ南部靖之の政・官・芸能人脈」(文藝春秋)、「総理の影 菅義偉の正体」(小学館)、「日本の暗黒事件」(新潮新書)「高倉健 七つの顔を隠し続けた男」(講談社)、「悪だくみ 『加計学園』の悲願を叶えた総理の欺瞞」(文藝春秋)、「地面師 他人の土地を売り飛ばす闇の詐欺集団」(講談社)、「官邸官僚 安倍一強を支えた側近政治の罪」(文藝春秋)、「ならずもの井上雅博伝 ヤフーを作った男」(講談社)、「鬼才 伝説の編集人齋藤十一」など。最新刊「バブルの王様森下安道 日本を操った地下金融」(小学館)、「国商 最後のフィクサー葛西敬之」(講談社)

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