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2025-01

政財官界「影の相談役」突然の訃報

 1月6日、政財官界で知る人ぞ知る「影の相談役」、ビル管理会社「泰正」の正木烝司社長が亡くなったという知らせがありました。正木さんは「アラビア太郎」と異名をとったアラビア石油の創設者山下太郎さんのご子息で、本人は正木家に養子に入り、実兄には水野成夫さんの養子となったアラビア石油会長の水野惣平さんなどがいます。
 正木さんとはひょんなところで知り合い、いろいろ勉強させていただきました。財界では野村証券の歴代社長をはじめ三井住友銀行の西川善文元頭取といった金融界の大物財界人と親しく、政界でいえば宮澤喜一さんや麻生太郎さんとも入魂。なにより財務省をはじめとした霞が関の官僚との付き合いが多く、自宅のホームパーティに招待し、自ら手料理を振る舞われていました。偉ぶらず、腰の低い方で人気があったのだと思います。
 昨年秋から肺炎で入院され、いったん回復したらしいけど、その後、誤嚥性肺炎にかかって持病の糖尿が悪化したとのこと。そのせいで入院が長引いてしまったようですが、ご本人は年明けには元気になってまた活動を再開したいとおっしゃっていたみたい。
 葬儀はご親族の方々で済ませ、後日、お別れの会を催すとのことです。
 非常に惜しい人を亡くしました。心よりご冥福をお祈りいたします。合掌

コメント

自業自得

この人の場合は自業自得。
ホリエモンからはジジイ呼ばわり。
トップセールスも名ばかりの会社だったな。

ホリエモンからはなんだこのジジィと言われたくらいのレベルの人だったね
変な家族の変なパーティーによばれたことあったな

2年くらいいたけど

仕事の仕方が昭和だったなあ。
正木のじいさんがいた頃は業界人をよんでパーティー。社員はコックやウェイターさせられる。先輩が泣きながら寒空の下ザリガニ洗っていたなあ。じいさんも死ぬ前はボケ出たんだろうね、息子に社長やらせたり。

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森功

Author:森功
福岡県出身のノンフィクション作家。08年「ヤメ検」09年「同和と銀行」(ともに月刊現代)の両記事で2年連続「雑誌ジャーナリズム賞作品賞」。18年「悪だくみ 『加計学園』の悲願を叶えた総理の欺瞞」(文藝春秋)が大宅壮一ノンフィクション賞受賞。
主な著作は「サラリーマン政商」(講談社)、「黒い看護婦」「ヤメ検」(ともに新潮文庫)、「許永中」「同和と銀行」(講談+α文庫)、「血税空港」「腐った翼」(幻冬舎)、「泥のカネ」(文藝春秋社)、「狡猾の人――防衛省を食い物にした小物高級官僚の大罪」(幻冬舎)、「なぜ院長は『逃亡犯』にされたのか――見捨てられた原発直下『双葉病院』恐怖の7日間」、「大阪府警暴力団刑事『祝井十吾』の事件簿」(講談社)、「平成経済事件の怪物たち」(文春新書)、「紛争解決人 世界の果てでテロリストと闘う」(幻冬舎)、「現代日本9の暗闇」(廣済堂出版)、「日本を壊す政商 パソナ南部靖之の政・官・芸能人脈」(文藝春秋)、「総理の影 菅義偉の正体」(小学館)、「日本の暗黒事件」(新潮新書)「高倉健 七つの顔を隠し続けた男」(講談社)、「悪だくみ 『加計学園』の悲願を叶えた総理の欺瞞」(文藝春秋)、「地面師 他人の土地を売り飛ばす闇の詐欺集団」(講談社)、「官邸官僚 安倍一強を支えた側近政治の罪」(文藝春秋)、「ならずもの井上雅博伝 ヤフーを作った男」(講談社)、「鬼才 伝説の編集人齋藤十一」など。最新刊「バブルの王様森下安道 日本を操った地下金融」(小学館)、「国商 最後のフィクサー葛西敬之」(講談社)

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