石破茂首相と国民民主党の玉木雄一郎代表が27日、首相官邸で面会することがわかった。複数の関係者が26日、明らかにした。国のエネルギー政策の中長期の方向性を示す「エネルギー基本計画(エネ基)」改定についての申し入れで、電力の安定供給やグリーントランスフォーメーション(GX)に向けた原発の活用に加え、原発の新増設についても考えを伝える。
政府・与党は「年収103万円の壁」などを巡り、国民民主との連携を強めている。石破首相や岸田文雄前首相は、国会内で玉木氏ら野党党首と会談することはあったが、政府の中枢である官邸での面会は異例の「厚遇」と言えそうだ。
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