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羽田空港・日航機衝突事故

2024年1月2日、羽田空港で、新千歳発羽田行きの日本航空516便が、海上保安庁の航空機と衝突し、火災が発生しました。

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燃えるJAL機、脱出までの18分 羽田空港で367人の命守ったCAの判断

海上保安庁の航空機と衝突し、炎上する日本航空516便=羽田空港で2024年1月2日午後7時15分、渡部直樹撮影
海上保安庁の航空機と衝突し、炎上する日本航空516便=羽田空港で2024年1月2日午後7時15分、渡部直樹撮影

 「もう大丈夫ですよ。安心してください」。燃えさかる機体を前にぼうぜんとしていた男性会社員(30)はパイロットの制服姿の男性にそう声をかけられた。日本航空(JAL)機(乗客367人・乗員12人)と海上保安庁の航空機が衝突し、海保機の5人が死亡した事故。衝突からJAL機の全員避難までの約18分、乗員のどのような判断によって乗客の命は守られたのか。JALが3日夜、明らかにした全乗員への聞き取り内容や乗客の残した映像などからたどった。

家族での年末年始が暗転

 男性会社員は横浜市に住み、両親、妹と札幌市内でスキーや観光を楽しみながら年末年始を過ごした。だが、搭乗したJAL機が羽田に到着した2日午後5時47分に暗転する。

 後輪がドスンと滑走路に当たったかと感じた直…

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