週1、2回のウオーキングでも「死亡率が低下する傾向」京大など発表
1週間に1、2日でも8000歩以上歩く人は、歩かない人に比べて死亡率が十数%低下する――。京都大などのチームは29日、こんな研究結果を発表した。習慣的に8000歩以上歩く人の死亡率が低下することは知られていたが、この研究は頻度に着目。週に数日だけでも、全体的な死亡リスクや、心臓・血管系の病気による死亡率が低減する傾向がみられたという。
チームは、米国民を対象にした健康調査のデータを使い、20歳以上の3101人について、1週間で8000歩以上歩いた日数と、10年後の死亡率の関連性を分析した。この結果、8000歩以上歩いた日が1日もなかった人に比べて1、2日歩いた人は14・9%、3~7日歩いた人は16・5%、死亡率が低かった。
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