北陸新幹線の福井県敦賀市以西の延伸ルートについて、関西広域連合の井戸敏三連合長(兵庫県知事)は28日、国に滋賀県米原市を通るルートを推してきた従来方針を「再検討せざるを得ない」と述べ、事実上撤回する考えを示した。これにより、JR西日本が検討する福井県小浜市と京都駅を経由するルートが有力となった。
関西広域連合は2013年3月、「費用対効果などから米原ルートが最も優位」とする方針を決定。だが、JR西は、今月26日に開かれた与党検討委員会で、小浜−京都ルートが望ましいとの考えを示していた。
28日、関西広域連合に対するJR西の説明会が大阪市内であり、来島達夫副社長が出席。米原ルートについて「乗り入れる東海道新幹線のダイヤの問題や、システム統合など技術的課題がある」と説明した。
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