朝日カルチャー『日英シェークスピア・マスター・・・』
日英シェークスピア・マスターと
石川禅による『十二夜』
という なが~~い講座名の
朝日カルチャーセンター新宿
3度目の石川禅先生登場です。(笑)
一時間30分 ション・ケアード氏の
熱い講義で時間オーバー
でも もっともっと聞きたい講座でした。
講師陣に 石川禅さんのお名前は
有りますが シェークスピアマスターの講座名。
あの演出家のジョン・ケアード氏と
翻訳の松岡さんとご一緒の講師陣。
これは・・あまり語る事はない?(笑)
松岡さん司会進行で
ジョン・ケアードさんには
奥様が通訳でご一緒でした。
本日、『十二夜』 初通しで
しかも稽古場見学のオーディエンスも
いらっしゃる前での通しだったそうです。
そうなの 今日でした。
もちろん応募したんだけど
落選だったの~(泣)
その様子もちょっとだけ聴けたのは
嬉しかったです。
禅さん 初めての通しで
しかもオーディンスの皆さんまでいる。
とても緊張して 自分がどこにいるのかさえ
判らないような感じだったと。
こんなコメント TDVの初日の時も
言って気がする。
いつも いつでも初日とか
緊張するものなのですね。
講座の内容
とても濃い講義内容でしたが
印象に残っお話しや
覚えてる部分をちょっと書いて
おこうと思います。
初通しは いかがでした?の問いに
このまま行けるというシーンもたくさん。
もちろんダメというところも
あるけど(笑)とはジョンさんのお言葉。
やはり『十二夜』を演出するにあたっての
ジョンさんとシェークスピアとの
関わりの深さが話しの中心になる。
13歳の時弟さんと共に
シェークスピアを毎日読むと決め
トースト・紅茶を用意して
幕間にトーストを食べた(笑)
男子校で芝居
小柄だったので女性役が
初めての演劇だったそうな。
役者としての経験もあり
そこから 演出の始めたけれど
この経験が非常に役立っている。
奥様の滑らかな通訳に
熱弁をふるうジョン・ケアード氏。
事前に寄せられた質問も織り込んでの
質問だそうで
古典を日本でしかも日本語で
公演する難しさなど
実際の台詞を立ち上がり
二通り演じてくれたり
禅さん 歌舞伎の海外公演を
考えてもらうとわかりやすいかもと
補足を入れてました。
韻を踏む台詞が多く
既に知られている決め台詞も多い
シャークスピア
それらを考えると芝居の
根幹まで影響が出て来たりする
難しさがあると。
言葉の選びかた
まだまだ練り上げている最中で
変更がたくさん入っているらしい。
さらに この作品の登場人物には
口癖のような言い回しがある事を
なんとか生かしたいとのお話も。
禅さん演じる サー・アンドルーにも
ミー・ツー (僕も・・)
という言い回しが多い
単に ~僕も~
と言っては、セリフが生きてこないので
今回は、僕だって!と訳している。
たとえばこの部分・・とあるシーンの台詞を
読み上げながら
あっ ここ逆の方がいいみたい!と
突然のお言葉
あ~~そう そうですねと禅さんが言うと
禅さん 演ってみて!
どちらがいいか 今日のお客さまに
聞いてみましょう(笑)
え~~!と うろたえ気味の禅さん
しまった~ 言わなきゃ良かった!
しかしそこは役者さん
奥様の読み上げる台詞に合わせ
二通りの台詞を演じわけました。
確かに倒置法の言い方の方がいいかも。
実際の舞台で どうなっているか
気を付けてみたいと思います。(笑)
他にも ジョン氏に言われて
台詞の一部分を 平読みしたのも
あって ここは役者禅さん!
こうして時折参加するものの
ジョン氏の話を聞いてる
禅さんは まるで熱心な聴講生(笑)
頷き頷き、聞き入っています。
松岡さんに急に話を振られると
驚いたり 慌てたり~
禅さん 講師ですよ~。
お客様の質問コーナ-では
マイクお持ちしますよ~
だから 禅さん 講師ですってば!(笑)
でも 他のお二人がこのメンバーでは
仕方ないかも。
舞台『十二夜』 初日は来月8日
シェークスピア作品
過去に幾つかの『十二夜』舞台を
みせて戴いていますが
正統派『十二夜』になるのかな?
楽しみに待ちたいと思います。
禅さん出演のトーク・ショーも来たので
思わすポチっとな!
しちゃったよ~(爆)
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