第3部 (第16話 - 第33話前半)
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「麗わしき鬼」の記事における「第3部 (第16話 - 第33話前半)」の解説
眉川洵子(富弓が義正に強姦されできた子。英矢の実子として育つ)- 金子さやか 南崎悠子(時子と義正の子) - 遠野凪子 眉川英矢(「眉川総合病院」産婦人科医、みちるの異母兄) - 増沢望 壱岐みちる(ゲイバー「壱岐」店主、英矢の異母弟) - 内浦純一 眉川房子(鞆泰の妻。洵子の育ての母) - 東山明美 城所啓子(英矢の見合い相手。教授の娘で大学講師) - 鮎ゆうき 城所太郎(啓子の連れ子。中学1年) - 田中輝 (第28話) 溝口増雄(フリールポライター。居酒屋「鬼」の常連。富弓に義正殺害の真相を暴露すると脅迫。) - 吉満涼太 壱岐みず絵(みちるの母。腎臓病で入院中) - 清水めぐみ 南崎忠雄(悠子のいとこ) - 七枝実 星川比羅夫(「学校法人 華山学園 高等部」臨時英語教師。洵子に恋をする) - 磯崎竜一 (第25話 - 第27話) 葛城の奥様(英矢に見合い相手として城所啓子を紹介する) - 泉晶子 薫(「眉川総合病院」ナース) - 平田まり 「眉川総合病院」ナース - 今井喜美子、上杉二美、美奈 「学校法人 華山学園 高等部」 3-B担任教師 - 樋渡真司 「学校法人 華山学園 高等部」 家庭科教師 - 今泉あまね 高見奈々子(洵子と悠子の同級生) - 田島穂奈美 洵子と悠子の女子同級生 - 桜川博子、今吉祥子、佐久間麻由 洵子と悠子の男子同級生 - 遠藤公太朗、中野友嗣、三浦圭祐 洵子の家庭教師(東洋医科大学の学生) - 星野健司 (第31話、第32話) ケンちゃん(ゲイバー「壱岐」チーママ) - のり ゲイバー「壱岐」にいた流しのミュージシャン - SYO-1現・中村彰一(第17話、第21話) 眉川鞆泰(「眉川総合病院」 院長、英矢・みちるの父) - 津嘉山正種 中村時子(悠子の母。富弓と居酒屋「鬼」を経営) - 大沢逸美 東野富弓(洵子の母。英矢と離婚して居酒屋「鬼」を経営) - 川上麻衣子
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第3部(栄光への道)
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「千代の富士物語」の記事における「第3部(栄光への道)」の解説
綱取りを目指す千代の富士は、苦労人の両親に新居を贈ろうと奮起し、相撲に集中するためしばし久美子と距離を置く。ついに第58代横綱の地位に到達すると、晴れて久美子と結婚し、子宝にも恵まれ、土俵では53連勝など「小さな大横綱」への道を邁進する。試練の時は1989年…肩を脱臼して休場する間に、生まれたばかりの末娘が急死する。しかし、千代の富士は心身ともどん底の日々から再起し、劇的な復活優勝を果たして、国民栄誉賞を授与される。
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第3部(第5巻 - 10巻)
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「ラディアン」の記事における「第3部(第5巻 - 10巻)」の解説
ランブル・タウンでの戦いの後、魔法使い騎士団がラディアンを探しているという話を聞いたセトは、ラディアンに関する手掛かりを求めて、騎士団の居城カスラーン・マーリンがあるシファンディール大陸へと向かう。その道中、同じようにシファンディール大陸に立ち寄っていた商人男爵たちと遭遇したセトはスパイと勘違いされ、攻撃されるも、間一髪のところでグリムに助けられる。 グリムと別れ、カスラーン・マーリンにたどり着いたセトは、城下町で出会った不思議な老人ミルの手助けにより城に潜り込み、そこで出会った騎士志願者の少女オコホと共に、「スペクトル・ネメシス」という新種のネメシスを相手にした戦闘に参加する。その後別件でカスラーン・マーリンを訪れていたメリ、ドクと再会したセトは、自らを森の妖精だと明かしたミルから、魔法を生み出す源であるファンタジアについて教わり、理解を深めると同時に、自分を制御する術を学んでいく。 やがてスペクトル・ネメシスの出現は「世捨て人の信者たち」なる一団によるものであること、彼らの拠点がカスラーン・マーリンに存在していることが判明し、オコホは騎士叙任式の日にそれらを告発する。だがその時、異端審問所の軍隊がシファンディール大陸に攻め入り、カスラーン・マーリンは予期せぬ戦乱に包まれてしまう。セトはメリやドクとそれぞれ別行動をとり、戦いの終結に向けて動き出すが、この戦いの裏には異端審問所と結託し、シファンディール大陸をわがものにしようと企む商人男爵たちの思惑が潜んでいた。
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第3部(7 - 9編)
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「カラマーゾフの兄弟」の記事における「第3部(7 - 9編)」の解説
高僧ゾシマは、ドミートリイにかつて跪いた理由であるところの自分の経験談を語ったのちに死すが、その死体の激しい腐臭のため、還俗したアレクセイも神への疑念を抱きだす。ドミートリイはカチェリーナと縁を切るため、カチェリーナに返す金を工面しようと奔走するも果たせず、父の金を盗もうとカラマーゾフ家に忍び込む。しかし使用人のグリゴーリに見つかり逃走、次にはグルーシェンカが昔の愛人と会っていると知って、その現場へ急行する。そこで恋敵を追い払い、グルーシェンカからついに愛の告白を受けるが、その直後、警察に逮捕される。容疑は父フョードル殺し。証言はドミートリイに不利なものばかりであった。
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第3部(ちひろ再デビュー)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/13 03:04 UTC 版)
「虹のかなた」の記事における「第3部(ちひろ再デビュー)」の解説
行方をくらまして1か月、ちひろが現れたのは、なんとブラウン管の中だった。自分を疑う健一のニューヨーク行きを取り消したばかりの中野は驚愕する。「ビタースウィーツのちひろ復活」の番組を見て、レインボウの劇団員、茜をはじめとするクラブ「Bitter Sweets」のホステスと客たち、真紀をはじめとするベビーシッター仲間も驚く。 晶は、ちひろのために、久々にビタースウィーツの感動の再会を企て実行した。真紀と茜は、再会できたことと、ちひろが芸能界に戻れたことについて口々に喜びを言いあらわすが、芸能界に戻れたのにあまりうれしそうでないちひろに二人は、首をかしげるのだった。晶も真紀や茜同様、ちひろの様子を不審に思い、しげ爺のところへ訪れる。 晶は、ちひろが心を開かず、ただ義務的に仕事をしていることについて、どうしたらいいのか、しげ爺に相談を持ちかける。しげ爺は、自分の憶測に過ぎないが、母親の久美子が関係した殺人事件の時効と関係があるのでは、と晶に話す。 そんな折、ワイドショーに出演したちひろは、母親である久美子が、無実の罪を着せられて殺されたこと、そのことについては必ず償わせることを中野が見ている事を半ば意識して発言をするのだった。 ちひろのワイドショーを見ていた中野のところへ、柴田から電話がかかってくる。口止め料を要求する電話だった。佳和は、母・久美子のメッセージを伝えようと水沢オフィスを訪ねるが、そこで晶からちひろが不在であること、連絡は事務所宛にするよう自分の名刺を彼に手渡した。佳和は、健一なら何とかなるかもしれないと晶の名刺を健一にわたすのだった。ちひろは、再びマスコミ取材で、具体的に名前は出さなかったが、中野がオガワの新商品を奪い取って、父を自殺に追いやり、その事情を知る人物(秋場)を殺させて、その罪を母になすりつけたこと、中野の名前は、以前小沢史子の名で取材した記事を読めば分かること、中野がこの情報が広がらないように莫大な広告料で出版社を買収したと証言し、ますます騒ぎは大きくなった。 中野の会社では、自社のことだと気づいた社員たちで大騒ぎになった。健一は、鳴りやまない抗議や疑義の電話に対し、名誉毀損で訴える準備があると答え、社員たちにもそのように応対させた。 一方、名越は、ついに退職願を出す。健一は、ちひろをバーNemesisに呼び出し、佳和が大事な話があるようなので会うようにということ、中野の社員をちひろから守ることを話す。晶は、しげ爺のところへ行き、ちひろに復讐をやめさせるよう相談する。晶は、大原静子のような大女優になってほしかったちひろが、このままでは大原静子本人のように悲惨なことになってしまうと詰め寄り、しげ爺は、悲しみと無力感に思わず頭に手を当ててしまった。晶が謝ると、構わないと答え、何か静かに決心したように、後悔は心に毒だ、と一言呟いた。 一方、人目がなくなる時を狙って始末するようにと、中野から命令されていた「刺客」がちひろを橋の上で一人でいるところを背後から襲いかかって、頸をしめる。それを見つけたのは、佳和だった。彼は思わず叫んで、「刺客」を突き飛ばした。それは、佳和の言語障害が治った瞬間でもあったが、それを見た奈緒子の気持ちは複雑だった。 佳和は、レインボウの楽屋で、母親が拘置所の看護婦だったこと、母親が拘置所で亡くなった久美子のメッセージをちひろに伝えたいと願っていたこと、久美子が苦しい息の下から懸命にちひろに伝えようとしたメッセージ「夢は誰にも盗めない、ちひろの夢は、ちひろだけの宝物なの、ブリキマンの胸にハートの鈴をつけるのよ。」を伝える。 ナカノでは、予定していた新商品を名越の転職したライバル会社・グローバルエコーに出された経済紙の記事で、大騒ぎになった。そんな時、健一は、奈緒子にNemesisに呼び出される。佳和とちひろが関係した、ちひろをボロボロにしてくれ、と吹き込まれるが平常心を装う健一。しかし、ちひろを訪ねて、新商品の設計図の横流しをしたのかと問うと、法的処置を採ったら、と切り返され、思わず彼女を押し倒してしまう。あいつ(佳和)ならいいのかと叫ぶ健一に、あなたがしたかったのはこういうことなのかとちひろが問いかけ、健一は我に返る。ちひろは、あなたのお父さんがやってきたことをそのまま返しているだけ、冷静に考えれば真実が判ると言い、健一は力をなくしたようにちひろの部屋を出て行った。 中野は、柴田から再び脅しの電話を受ける。毒づいて対策を練ろうとする中野であるが心の動揺は隠せなかった。そこへ健一が帰宅して、父親が部屋いっぱいに紙を散乱させて何かを探しているのを見て、小川一家に何をしたのかと問い詰め、中野のやってきたことを一つ一つ取り上げて詰問する。中野は、全ては健一に貧乏の苦しみを味わわせたくなかったからやってきたことだと反論するが、健一は、半泣きで体を震わせながら、返事をするしかなかった。 「けむりや」では、隆が店を再開するために、準備をしようとするが熱湯をひっくり返してしまう。佳和は、店を手伝うと言い、仲間たちには二言目には夢を追いかけると言ってきたが、夢で遊んできただけのような気がしてならない、もう一度考え直したいと劇団を解散したいと伝える。すると仲間たちからは、佳和とちひろのおかげで公演ができたと感謝される。さらにちひろとの関係を問われて、14年前から忘れることができないくらいの大切な仲間だと佳和が答えたのを早合点し、結婚してしまえと仲間たちから声が上がる。皮肉にもそれをドアの外で聞いてしまった奈緒子は、ショックで自暴自棄になり、ふらふらと道路に飛び出し、交通事故を起こしてしまう。 幸いにも奈緒子の怪我は軽傷で済んだが頭を多少打っていた。そのためか、言葉やしぐさが幼児に退行していた。ショックを受ける隆と佳和。 ちひろは、ワイドショーで、ナカノの専務が「けむりや」放火事件の後に手に火傷を負っているのを見たと証言し、また大騒ぎになる。晶は、そんなちひろに復讐をやめさせるための説得をしようとした時、14年前に久美子を取り調べた鳥羽刑事(丸岡奨詞)が「水沢オフィス」にやってくる。鳥羽刑事は、14年前から、久美子の黙秘がどうしても気になって仕方がなかったのだ。警察は悠長だ、とちひろに言われ、確信があるようだが、証拠があるのか、真犯人を知っているのか、と尋ねる。ちひろは、真犯人は中野だと答える。あなたは母親そっくりだ、証拠をもっていながら隠し通すなら、母親同様間違った道を歩むことになる、と言い残して鳥羽刑事は帰っていった。晶は、人生かけて復讐してほしいなんて親がいるか、とちひろを説得しようとするが、ちひろは、言われた仕事はきちんとします、どうせお芝居なんてつくりごと、私にとって復讐の手段で、水沢さんの商売の道具で、私は水沢さんの商品と口走ってしまう。晶は、悲しみのあまりちひろを強烈にビンタしてしまう。 佳和は、子返りをおこしている奈緒子をつれて「けむりや」へ帰るが、奈緒子の相手をしている最中にマスコミ取材が押し寄せ、佳和に質問の嵐を浴びせる。記者の一人が、ちひろがワイドショーでまた証言すると叫び、その声を聞いた記者たちは、潮が引くように去っていた。隆は、家出中の美由紀のところへ行くが、そこで、ちひろが母親の手紙を公開しているのをテレビで見てしまう。これをほうっておくわけにはいかないと、思わず繰り返し自分に言い聞かせてしまい、一度は帰る気になった美由紀は、嫉妬のあまり、私たちのことなんでどうでもいいんだ、帰らない、とごねだしてしまう。隆はちひろの事務所を訪ね、姉の手紙を晒しものにするのをやめてくれ、復讐は自分がするからほかの道を考えてくれと言うが、ちひろに復讐は自分がするから今の家庭を大切にするようにと断られてしまう。力を落とした隆は、「けむりや」へ帰ると佳和にちひろを説得してくれと懇願する。佳和は「水沢オフィス」にちひろを訪ね、芝居を人を傷つけるために使っている、そんなのは女優ではない、人として芝居を愛する者として君を軽蔑する、と言い放つ。ちひろが自宅に戻ると、今度は、健一が訪ねてきた。父の社長解任の動議を考えている、会社が落ちついたら自分も会社を辞める、だから社員を助けてくれとちひろに懇願するが、ちひろは聞き入れない。健一は、ちひろの父とは違う方法で会社を守る、子どもの頃、ちひろが夢を持って明るく生きていることが羨ましく、自分と父にとってはしっぺ返しになっていたと言い残して出ていった。真紀にも、自分が同じ立場だったら必ず復讐すると考えるが、自分の娘には復讐してほしくない、水沢さんは同じことを言いたいんだ、水沢さんは、私たちのことを一度だって商品だなんて思ったことはない、と言われ、ちひろは、晶を訪ねて謝る。晶は、大原静子が自分の娘の敵をとろうとして無実だったお手伝いの女性を自殺に追い込んでしまい、自分自身が心を病んで全てを失ってしまった悲劇を語り、何の関係もない人たちが心の中に憎しみを植え付けられる、復讐はやめてくれと説得しようとするが、ちひろは身体を震わせ、中野への憎しみを募らせるのだった。 健一は、ちひろに復讐をやめてもらうために、児童演劇についての企画書を作り、佳和を呼び出して演出をしてほしいと頼む。しかし佳和は、ちひろに対する想いを悟り、自分で説得してくれと断る。健一は、ちひろのことが好きなくせに、好きでもない遠藤奈緒子の面倒なんか見るな、佳和は、仇の息子だからと好きな女にぶつかっていけないで自分の陰にかくれるなと言い合って乱闘になる。やがて二人は、ちひろのために何とかしなければならないと和解する。
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第3部(1991年-)
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鮎川拓真…阿部進之介 ・鮎川コンツェルン部長 光男の長男、亡き文香と航太の子。大学で建築を学び、鮎川コンツェルンに入社し光男を支える。11歳の時からアメリカにいたが、1年前に帰国。常に愛を信じず孤独を抱える。幼い頃のゆりあとの交流が心の支えになっているが、成人し目の前に現れたゆりあへの思いを上手に表現出来ない。母・文香に対する光男と航太の愛を知り、その苦悩を振り切るかのようにゆりあに求婚するが、ゆりあが母を殺した男の娘だと光男から知らされ別れる。そんな中義理の姉・恵里香と関係を持ち婚約する。しかし、自分こそが母親を殺した航太の息子であり、ゆりあが光男と祐子の子供であることを知り、「人殺し」の血が自らに流れていることに絶望する。そして、「人殺しの罪を背負って生きてゆく」と決め、恵理香に別れを告げて鮎川家を出、またゆりあに対しても仲を拒絶したことを理由に距離を置くようになる。やがて、心臓病で死の迫る祐子を救うため奔走するが、その甲斐なくゆりあと共に彼女の死を見届ける。 鮎川春樹…河合龍之介 ・専門学校生 光男の次男、可奈子の子、と思われていたが実は梶原と加奈子の子である。優しい性格の青年で、鮎川コンツェルンに入社するのを拒みデザインを学ぶ。同じクラスのゆりあに恋をする。光男と拓真のDNA鑑定の毛髪サンプルを拓真のものと自分のものとすり替えたことで自分の出生の秘密を知ることになる。この事で鮎川家で更に孤立する母を支えるために鮎川コンツェルンに入社するが、結局は鮎川家を出て、鮎川コンツェルンも退社する。やがて、ゆりあの母祐子の命を救うよう奔走するも、最も祐子の命を救い得る心臓移植に必要な1億円の資金を光男が用意せず、拓真も当座を凌ぐ為の心臓手術に必要な3千万円しか用意しなかったことから、祐子の死をきっかけに鮎川家に見切りをつけ、彼の存在を知った梶原との接触を経て梶原コーポレーションに入社し、光男から鮎川コンツェルンを奪うべく梶原の片腕として動く。 夏木ゆりあ…黒川芽以 ・春樹の同級生 天涯孤独だが前向きな女性。画廊バーで働きながら専門学校に通っていたが、拓真に再会したく鮎川コンツェルン開催のデザインコンテストに応募し優勝、拓真と再会する。その後鮎川コンツェルンで働くが、仕事の行き詰まりと拓真への思いが抑えられず退職。しかし突然拓真に求婚される。が、光男から自分が拓真の母親を殺した男の娘であると知らされ二人の仲は裂かれる。やがて自分の出生の秘密の鍵をにぎる航太に真実を問いただし、光男の子だと知りまた、拓真が航太と文香の子であることも知る。 鮎川光男…保阪尚希 ・鮎川コンツェルン社長 仕事のやり方が横暴だが、拓真を後継者として育てる。拓真、春樹、恵里香に平等に接しようとする。ゆりあが持つうさぎのペンダントはその昔祐子が身につけていたものだと思い出し、祐子の消息を調べるが不明。航太と久しぶりに会い、航太と祐子の子供の名前を聞いて拓真とゆりあの結婚に猛反対。ゆりあを鮎川家から遠ざけようとしていたが、交通事故に遭った際に25年前の罪を可奈子に話す。 鮎川可奈子…高橋かおり ・光男の後妻、元愛人 自分の子である春樹に会社を継いで欲しいと願い、画策しているが鮎川家で孤立した存在になっている。拓真の出生に未だに疑問を持っており密かに光男と拓真のDNA鑑定をするが、拓真の毛髪サンプルを春樹が摩り替えたことで思わぬ真実が明らかになってしまう。 鮎川恵理香…奥田恵梨華 ・可奈子と政男の娘 自分と同じく幼くして実親に死なれた血の繋がらぬ弟・拓真に恋愛感情を抱いている。互いの淋しさを慰めあうように体を求め合い、その後婚約。だが、自らの出生の秘密を知った拓真から婚約を破棄され、ゆりあや航太に憎しみを抱く。それからしばらくして拓真の子を妊娠し、拓真から「自分のような思いをするのは俺だけでいい」と堕胎を迫られるが、加奈子とゆりあからは生むように言われる。そして、病院での検査の結果想像妊娠であることが判明。これを機に拓真と姉弟の関係に戻り、なおかつ自分自身の人生を歩むべく前々から打診されていたパリへの留学を決意し、光男とも和解する。 橋本久美子…菜葉菜 ・ゆりあのルームメイト 高校時代からの友人、イラストレーター志望。ゆりあを常に優しく励ます。 岸谷瞳…竹本聡子 ・ギャラリー&カフェ「Calon」オーナー ゆりあのアルバイト先店長 ゆりあを力強く励ます。 沢木航太…咲輝 ・鮎川家元使用人、拓真の父 出所後は職を転々としながら細々と暮らしていた、突然訪ねて来た拓真に悪意をむき出しにされる。文香殺害を拓真に問い質されるが「自分が悪い」としか言うことはなかった。今でも亡き文香との思い出の花・桔梗を育て、文香の肖像画を描き続ける。「お父さん」と慕うゆりあに戸惑いながらも、光男の交通事故をきっかけにゆりあに出生の秘密を話す。 沢木祐子…吉田羊 ・鮎川家元使用人、ゆりあの母(58話で死亡) ゆりあをやむを得ず手放したが、突然光男の前に姿を出し、ゆりあは鮎川家の正当な跡継ぎであると主張。ゆりあには母親として名乗らないと航太の目の前で涙ぐむ。実は重い心臓病を患っている。拓真と春樹が手術資金を調達し、大手術を受けるがその甲斐なく死亡。死の間際に、「航太は悪いことはやっていない」とゆりあと拓真に語った。 鮎川光吉…横内正 ・鮎川コンツェルン代表(40話で死亡) 年齢を重ね若い頃より性格が丸くなった光男を信頼し、会社の業務は殆ど光男に任せている。拓真の結婚話を取り持とうとするが、それに反対する光男から拓真とゆりあが航太の子供であると打ち明けられる。そして、胃癌に倒れ死亡。 鮎川マキ…新藤恵美 ・光吉の妻 可奈子と光男を結婚させたことに後悔している、過去の忌まわしい出来事にとらわれず3人の孫が幸せになることを祈っている。 梶原辰雄…菊間秋彦 ・梶原コーポレーション社長 27年前に亡くなった政男と瓜二つである。経営が危うくなった鮎川コンツェルンを買い取ろうとし、可奈子に結婚を迫る。かつて鮎川家を飛び出していた可奈子と関係を持ち、結果として可奈子が妊娠出産した子が春樹である。春樹との父子関係の証拠であるDNA鑑定の結果を可奈子に見せ、なおかつ春樹を梶原コーポレーションの後継者にしようと望む。 ナレーション 池上季実子 ほか
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第3部(京都編)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/08 03:02 UTC 版)
※第2部から8年が経過。 丈吉 伏見(京都)で備前屋という店を構え、米を扱っている。使用人は、丁稚の少年と賄い関係の老婆の2人。 お豊いわく、「小松屋から金銭提供を受けていない」とのこと。 お豊 京都で居酒屋を開いている。兄の消息を気にしている。 お雪/斉藤とも子 長崎で、竜安・おイネに育てられる。8年ぶりに丈吉と再会する。 自分の父が誰か知りたがっており、それを頑なに隠す丈吉とはなかなか打ち解けない。 京都への道中、岡田彦馬と知り合う。京都で再会し、恋心が芽生える。 シーボルト・イネ お雪を丈吉に会わせるために上京した。 新撰組に傷を負わされた彦馬と出会い、丈吉が止めるのも聞かず、手当てを行った。 岡田彦馬/金田賢一 長州藩士。父を訪ねて上京した。父と再会した直後、新撰組に襲撃され、傷を負ったまま逃亡する。原作のマリウスに相当する。 お雪に恋心を抱く。 岡田主馬/高松英郎 彦馬の父。息子には「タダの浪人」と話したが、実は討幕派であった。原作のポンメルシー大佐に相当する。 池田屋で新撰組に襲撃され、逃亡には成功するが致命傷を負っており、お雪・お豊に看取られ死亡する。彦馬への遺言を託した。 岡田織江/小栗一也 彦馬の祖父。原作のジルノルマン伯爵に相当する。 お志麻/新井春美 女スリ。通称風車のお志麻(帯に風車を刺している)。 丈吉の妹の成長した姿。何度も顔を合わすが、兄妹ともそれと気付かない。 沖田総司に恋しているが、沖田はお雪に惚れている。 春吉/米村嘉洋(國村隼) 丹波屋徳市の息子。お志麻を姉御と慕う。 丹波屋一家は食い詰め、春吉を頼って京都に出てくる。一家は、火事場泥棒も辞さない。何も知らないお志麻は、それを「一家の団結が羨ましい」と春吉に告げる。 お志麻の策略で、丹波屋一家はお雪を誘拐する。その際、お雪がおりんの娘であり、備前屋が丈吉であることが丹波屋一家に知れる。 沖田総司/宮本宗明 新撰組の幹部。池田屋事件の後、体調を崩して寝込み、お志麻の世話になる。 岡田彦馬とお雪の密会現場に遭遇した際には、彦馬を斬るために挑発を行った。 土方歳三/栗塚旭 新撰組の幹部。作次郎と同行し、「小松屋から献金を受けたい」と申し出る。 なお、土方歳三役は栗塚の定番である。『新選組血風録』、『燃えよ剣』など。 作次郎 新撰組に入隊し、池田屋事件にも参加する。 丈吉への対抗心を失っていない。 竜安 加齢により、頭髪が総白髪になっている。市蔵を通し、丈吉に父母の消息を伝えた。
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第3部(「鮮血の檻」編を間に挟む)(初出 花とゆめ 1983年13号-1984年10号)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/15 05:04 UTC 版)
「紅い牙」の記事における「第3部(「鮮血の檻」編を間に挟む)(初出 花とゆめ 1983年13号-1984年10号)」の解説
ソネットからランを救ったタランチュラは、ランに子供のような情愛を見せるが、一人占めしたいあまりにランを無人島に閉じ込める。救出に来た桐生は、タランチュラは胎児の脳を使ったサイボーグで、兵器としての教育を受ける前に動き出したために、保護してくれる親を求めていたと推測する。
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第3部(南洋同盟)
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「機動戦士ガンダム サンダーボルト」の記事における「第3部(南洋同盟)」の解説
MS-06R サイコ・ザク マークII 第1部のサイコ・ザクに準じた装備になっている。 パーフェクト・ガンダム ルナツーに潜入するため、ダリルが搭乗する陸戦仕様のサイコ・ザク マークIIの装甲をガンダムの装甲に差し替え宇宙戦用に性能強化とガンダムに偽装した機体。換装元のガンダムはサンダーボルト宙域でダリルのサイコザクとの戦闘で大破し鹵獲されたイオのフルアーマー・ガンダム。腕以外の装甲を差し替え、スラスターを換装。性能は装甲強度200パーセント増、脚部スラスター反応速度30パーセント増、推力150パーセント増となり、ビーム兵器も使用可能となっている。ガンダムの頭部バルカン砲とビームサーベルを装備する。外観は原典ガンダムのトリコロールカラーで、サイコ・ザク マークIIの腹部、脚部、バックパックの動力パイプは剥き出している。 前述の通り、ルナツーに搬入されるテスト機はどれもこれも「ガンダム顔」のうえに増加装甲で覆われた機体が多かったため、搬入時に本機体を見た連邦兵士からは、ガンダム顔ながらすっきりしたデザインがむしろ好評だった。 MSN-03 ブラウ・ブロ 一年戦争中に開発されたNT兵器。原典では有線制御式だったメガ粒子砲塔だが無線式となっている他、原典では連装型と単装型が2基ずつであった今作では全て連装型となっている。前部にMSと合体するドッキング・アームを装備しており、Iフィールド・ジェネレーターを搭載しているのが大きな相違点となっている。戦後、連邦軍に接収されルナツーに運び込まれたが、サイコミュを稼働させられるパイロットがいないため死蔵されていたものをダリルが強奪した。パーフェクト・ガンダムとドッキングした状態で運用され、強力なメガ粒子砲はルナツーの岩盤を撃ち抜いて脱出したほか、仲間の乗る宇宙船をIフィールドで守りながらオールレンジ攻撃で駐留艦隊にも壊滅的被害を与えてルナツー宙域を離脱した。 MS-05L ザク・スナイパー MS-10 ペズン・ドワッジ MS-17 ガルバルディα MA-08 ビグ・ザム
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第3部(#1 - )
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 04:59 UTC 版)
「テラフォーマーズ」の記事における「第3部(#1 - )」の解説
1年後、2621年。日本ではテラフォーマーの関与が疑われる多数の行方不明者が続出。燈を始めとする火星からの帰還者達は、民間警備会社『一警護』の一員となり、本多晃によって新たに施工された手術「C.B.技術」を駆使して戦っていた。
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第3部(過去)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/18 08:35 UTC 版)
高崎幸雄 演 - 渡辺いっけい 凛香の父。マジックが趣味でよく客に披露している。 高崎美和 演 - 鶴田真由 凛香の母。味噌汁を誤って凛香の手にこぼし、熱傷を負わせてしまう。 それが原因で、連ドラに出演できなくなり事務所も辞めることになったと言われる。 その後も凛香とはぎくしゃくした関係となっている。 高崎凛香〈23〉 演 - 岡野真也 東京での女優の夢を諦めて実家に戻ってくる。 母の最後の日の夜、カレーを一緒に食べようと誘われたのに断ったことを悔やんでいる。 ふとしたことで、時間を巻き戻せる不思議なリモコンを発見する。 高山直人の会社の後輩 演 - 寿大聡 取引先からのクレーム処理に高山を付き合わせ、その帰りに高山が運転中に不注意で脇見をして事故を起こしてしまう。 琴美 演 - 小築舞衣 凛香の東京での友人。 「赤木箱」に健太郎と一緒に訪れ、一緒に凛香の父のマジックを見たりする。母を突然亡くした凛香を心配している。 健太郎 演 - 弥尋 凛香の東京での友人。 瞳の母 演 - 東松史子 「赤木箱」で働いていた。「現在」は亡くなっている。 瞳にお父さんは素敵な人だったと言っている。 瞳 演 - 加藤碧唯 父・直人に缶入りのドロップを出してもらう。 黄色のドロップが出て「当たりだ。いいことあるぞ!」と言ってもらう。
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第3部(第44番~第60番)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/16 08:57 UTC 版)
「60の練習曲によるヴィルトゥオーゾ・ピアニスト」の記事における「第3部(第44番~第60番)」の解説
最高のテクニックを得るための練習。全17曲からなる。この第3部は前2部に比べて難易度が高いため、ハノン自身は前2部を完全に習得してから演奏することを勧めている。
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第3部(昭和17年 - 昭和20年)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/03 04:52 UTC 版)
「偽りの花園 (テレビドラマ)」の記事における「第3部(昭和17年 - 昭和20年)」の解説
7年後、美禰子は糸川家に戻り、店を手伝っていた。満州からの団体客の中に顕彦の姿が。その頃、ユリエと名乗る派手な女性が早瀬川家に。彼女は顕彦の妻だというが、記憶喪失で満州でのことしか覚えていないと早瀬川家の人に語るが…。ユリエは吉原で、娼館・ミモザ館の営業を始める。顕彦の様子から、女性の影を感じたユリエは栄子に相談。栄子はユリエに美禰子の存在を告げ二人の間には娘がいる事を明かす。ユリエは栄子に入籍について問われると「いいえ…あたし自身、戸籍自体どこにあるのかも…」と不安に陥る。ユリエは今浜の場所を突き止め外で遊んでいたひかるに近づくが、怯えたひかるが逃げ出し店にいた美禰子に「あの絵と同じ顔の女の人がいた!!お母さんの隣の顔と!!」驚いた美禰子が店の外に出ると、ユリエは物陰から嫉妬の眼差しを向ける。ホテルで顕彦と逢った美禰子は、事情を話し顕彦と抱き合うがユリエが部屋へ押しかけ、顕彦は美禰子を逃がす。顕彦はついにユリエに別れを告げるが、ユリエはショックで泣き崩れる。 今浜では店の外壁に何者かがピンで刺し付けた洋服に赤い毛糸を巻き付けた五寸釘が打ち付けられる嫌がらせが。しばらくして、店にやってきたユリエを見た美禰子と丹は「美琶ちゃん…?」と驚く。「誰と間違えてるのよ!!あたしは顕彦の妻のユリエよ!!」と包丁を突きつけ丹に誓約書を読ませ、捨てゼリフを吐きユリエは立ち去る。丹は顕彦に異母兄妹である事を明かす。ミモザ館でヤケ酒をあおるユリエは自暴自棄になり、自分を娼婦と間違えて声をかけた客に抱かれるが突然頭痛に襲われる。顕彦はユリエに美禰子と美琶子の写真を見せると、急に過去の幻影がよみがえり写真を破るユリエ。自分が顕彦の異母姉妹だと信じられないユリエ。ある夜、若い男がユリエを抱かせろと店の男と言い争っているのを見て「ダンスくらいなら踊ってあげるわよ」と一緒に踊る。男の名前は隼一。後にユリエの恋人となる。 ついに美禰子はミモザ館に行きユリエと対峙。美禰子がユリエのドレスの左袖を破き、ユリエの腋を確かめようとする。ぶつかった際、頭を打ったユリエが記憶を取り戻し、美禰子はホクロを確認。ユリエは泣き崩れる。翌日、顕彦と美琶子は早瀬川家の皆にユリエが行方不明になっていた美琶子である事を告白。母・茜は、知らぬ間に兄妹の対面をしていた事に驚き、栄子は激怒。美禰子は美琶子から失踪時の事情を聞く。美琶子は自分が羽生と心中しようとして、舟がひっくり返って海に投げ出された事までは覚えているが、気がついたら病院のベッドにおり、白浜の旅館で厄介になっていたが、出入りするヤクザに騙されて満州に売られ、娼館を転々としハルピンでダンサーを始めた時に、顕彦と知り合った事を告げる。 美禰子と顕彦は結婚が決まる。宴の数時間前ミモザ館から美琶子の使者が「本当のお父さまを見つけたんです!」と告げられる。半信半疑の美禰子がミモザ館を訪れると美琶子が「結婚のお祝いにあんたの本当のご両親を探してあげようと、新聞に広告を出したら名乗り出た人がいたの」部屋に通された美禰子が対面すると男に迫られ騙された事に気付くが、なすすべもなく乱暴されてしまう。美禰子はこの事を誰にも話すことなく披露宴に臨んだ。宴の席で、ひかるは従兄の進一と初対面。戦局が一段と厳しくなり、美琶子は隠れて営業していたが憲兵に見つかり、女たちを従軍慰安婦として徴用しようと連れて行こうとする憲兵とやりあうが、殴られる美琶子を隼一が庇い射殺、隼一の子を妊娠していた美琶子は流産する。 昭和19年。B-29などの爆撃機が来襲するようになり戦局は悪化。美琶子の娼館は、娼婦や従業員も徴用され開店休業状態に。今浜に進一がひかるを訪ね2人で美琶子のところに遊びに行くと、ひかるが美琶子に誘拐される。3日後、美禰子はショックで食事も喉を通らないほど落ち込んでいた。進一は家礼・磯崎の制止を振り切り、ひかるがミモザ館に監禁されている事を知る。進一からひかるの居場所を聞いた美禰子は吉原へ行き、美琶子と対決。そこへ遣手がひかるを連れて来る。すきを突き美琶子はひかるを羽交い絞めにし「この子を殺して、あたしも死ぬの!」と凄む。顕彦の子供を産んだと美禰子への嫉妬を爆発させる美琶子はひかるの首を絞める。美禰子は美琶子を「美琶ちゃん…死んで…。あんたなんか、死んで!死んでよ!!」と刺殺。ミモザ館は焼夷弾で全焼。焼け跡から美琶子の遺体が発見され寺に収容されるが、爆撃のため美禰子の犯行が露見する事はなかった。罪の意識に耐えられず、美禰子は顕彦に離婚を告げるが、その時権蔵から召集令状が来た事を告げられ顕彦は出征。その半年後、終戦。顕彦は夫婦関係を続行するつもりで帰って来たが、美禰子は頑なに受け入れない。
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