叙階
叙任
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/20 01:19 UTC 版)
条約の叙任条項は1530年のアウクスブルク帝国議会(英語版)で発効、ポメラニア公バルニム11世とゲオルク1世がはじめて公国を封土として正式に受け取った。皇帝カール5世と選帝侯たちが議会に入り、着席した後、ヨアヒム1世が公式にグライフ家の叙任への反対を宣言、ただし儀式への参加とポメラニアの旗に触れることを許可された場合はそれで満足するとも述べた。皇帝はヨアヒム1世の抗議を受け取った。ブランデンブルク=アンスバッハ辺境伯ゲオルクもヨアヒム1世の抗議に同意した。 続いて、バルニム11世とゲオルク1世、そしてその随員たちがポメラニア、シュテッティン、カシュバイ(英語版)、ヴェンデン、バート(英語版)、リューゲン、ヴォルガスト、ウーゼドム、ブッコウ(英語版)の旗を持って議会に入り、皇帝に渡した。彼らは跪いて皇帝に忠誠を誓った。ヨアヒム1世が再び抗議に声を上げ、そしてポメラニア公が皇帝から旗を受け取ると、ヨアヒム1世は前に進んで旗に手を触れた。これ以降の全ての叙任式に同様の儀式が行われた。
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