久野和子氏講演会「子どもの居場所としての学校図書館」ご報告
2月21日に開催した久野和子氏の講演会のご報告です。
こうべ子ども文庫連絡会との共催で、神戸市教育委員会と神戸市立中央図書館の後援をいただきました。
平日の開催にもかかわらず、38名の参加でした。
ご参加の皆さま、ご協力いただいた皆さまにお礼を申し上げます。
参加した図書館ネット会員からの感想が届きました。
神戸市立青少年会館において、こうべ子ども文庫連絡会との共催で開かれました。
参加者38名で読書ボランティア、学校司書、公共図書館司書など立場が違えども、子どもの読書環境に関心を持つ仲間と共に聴講しました。
久野先生の取材による、北欧の図書館、学校図書館の写真では、驚くばかりで会場からも声が上がりました。後半は、「第三の場所」としての学校図書館を実例を交え、わかりやすく解説いただきました。これらから、学校図書館の意義、「本」があることの重要性、そこに人が居ることの必要性をしっかり認識できました。
今講演会を主催した両会は、神戸市に対し「学校図書館」に関して要望書を提出することを積み重ねています。先生からのエールをいただき、これからの活動に活かしていきたいと思いました。
参加者にお答えいただいたアンケートより感想を一部抜粋してご紹介します。
<参加者感想>
・各国の図書館の様子を見せて語っていただき、大変興味深かったです。これからの学校図書館がどのように変わっていくのか、公共図書館との関わりから考えていくことが大切なのですね。
・理想を実現するためには資金面など難しいかと思いますが、あたたかい雰囲気づくりなど自分にできることをさがしてしていこうと思いました。
・誰でも自分の席を見つけることのできる場所、重要だと思いました。ただ、親、教師の領域や多様な問題を抱える子どもたちを見るのはなかなか大変なことだろうと感じています。
・子どもの生きにくさが顕著な今、未来である子どもが安心、安全を得られる場所としての学校図書館を教育関係者も知ってほしいと思いました。
・先生の文書には学校司書(教諭)とあります。教諭が司書教諭のことだとしたら、専任でない限り学校司書の代わりにはなりません。学校司書の先生のイメージがはっきりと伝わってこないのは残念でした。
・市民レベルで教育の考え方が変わっていかないと変われないですね。
・日本の図書館はまだ全然堅苦しい。図書館になじんでもらい、人生の友としてもらうというのはなるほどと思った。
・北欧の図書館を大変うらやましく思いました。当地の学校図書館も見せていただけたらとてもありがたく思います。
・大切なことは何か、頭の中で整理しながら聞きました。
・学校司書をしています。研修があり最後まで聞けず残念でした。最近、不登校や教室に入れない生徒が複数名図書館に来てくれ、安心して過ごしてくれています。
・公共と学校で子どもたちと本をつなぐ司書として働いてきました。第三の場所としての働き、共感しました。今後の活動の指針にしたく思います。
・図書館がサードプレイスとしての役割を果たせるよう、ボランティアの立場からできることはないかと考えさせられました。
・4月から学校司書として働く予定です。不安もありますが、今日のお話を心にとめてまずはチャレンジしていこうと思います。
こうべ子ども文庫連絡会との共催で、神戸市教育委員会と神戸市立中央図書館の後援をいただきました。
平日の開催にもかかわらず、38名の参加でした。
ご参加の皆さま、ご協力いただいた皆さまにお礼を申し上げます。
参加した図書館ネット会員からの感想が届きました。
神戸市立青少年会館において、こうべ子ども文庫連絡会との共催で開かれました。
参加者38名で読書ボランティア、学校司書、公共図書館司書など立場が違えども、子どもの読書環境に関心を持つ仲間と共に聴講しました。
久野先生の取材による、北欧の図書館、学校図書館の写真では、驚くばかりで会場からも声が上がりました。後半は、「第三の場所」としての学校図書館を実例を交え、わかりやすく解説いただきました。これらから、学校図書館の意義、「本」があることの重要性、そこに人が居ることの必要性をしっかり認識できました。
今講演会を主催した両会は、神戸市に対し「学校図書館」に関して要望書を提出することを積み重ねています。先生からのエールをいただき、これからの活動に活かしていきたいと思いました。
参加者にお答えいただいたアンケートより感想を一部抜粋してご紹介します。
<参加者感想>
・各国の図書館の様子を見せて語っていただき、大変興味深かったです。これからの学校図書館がどのように変わっていくのか、公共図書館との関わりから考えていくことが大切なのですね。
・理想を実現するためには資金面など難しいかと思いますが、あたたかい雰囲気づくりなど自分にできることをさがしてしていこうと思いました。
・誰でも自分の席を見つけることのできる場所、重要だと思いました。ただ、親、教師の領域や多様な問題を抱える子どもたちを見るのはなかなか大変なことだろうと感じています。
・子どもの生きにくさが顕著な今、未来である子どもが安心、安全を得られる場所としての学校図書館を教育関係者も知ってほしいと思いました。
・先生の文書には学校司書(教諭)とあります。教諭が司書教諭のことだとしたら、専任でない限り学校司書の代わりにはなりません。学校司書の先生のイメージがはっきりと伝わってこないのは残念でした。
・市民レベルで教育の考え方が変わっていかないと変われないですね。
・日本の図書館はまだ全然堅苦しい。図書館になじんでもらい、人生の友としてもらうというのはなるほどと思った。
・北欧の図書館を大変うらやましく思いました。当地の学校図書館も見せていただけたらとてもありがたく思います。
・大切なことは何か、頭の中で整理しながら聞きました。
・学校司書をしています。研修があり最後まで聞けず残念でした。最近、不登校や教室に入れない生徒が複数名図書館に来てくれ、安心して過ごしてくれています。
・公共と学校で子どもたちと本をつなぐ司書として働いてきました。第三の場所としての働き、共感しました。今後の活動の指針にしたく思います。
・図書館がサードプレイスとしての役割を果たせるよう、ボランティアの立場からできることはないかと考えさせられました。
・4月から学校司書として働く予定です。不安もありますが、今日のお話を心にとめてまずはチャレンジしていこうと思います。
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