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図書館員さんとの交流会(2021年度)

毎年行っている「図書館員さんとの交流会」
こうべ子ども文庫連絡会との共催ですが、感染症対策のため昨年同様、前半文庫連、後半図書館ネットと2部に分けての開催となりました。
私は今年度は後半のみに参加しましたので、ご報告も後半分だけになります。
図書館員のみなさんには、お忙しいところお時間を割いて頂きました。ありがとうございました。
少し時間を超過してしまいました。申し訳ありませんでした。

日時:11月12日(金)15:30~16:10     
場所:中央図書館研究室    
参加者:図書館から 5名、図書館ネットから  8名

1、名谷図書館の新設、街づくりの中心と考えられる図書館の建て替えなどが続く神戸市の図書館に対する職員のみなさんの展望は?
  個別の内容についてはここには記しませんが、お一人ずつ丁寧にそしてざっくばらんにお話してくださいました。

2、電子図書館の今後の計画について
 ・電子図書館のコンテンツは限られてる。いまだ図書館がこういうサービスをしたいからこんなコンテンツがほしいと言えるビジネスモデルではない。
・コンテンツ代は紙の3倍。限られた資料費でコンテンツを増やすのは難しい。

3、大学図書館と市内学校図書館との連携について
・外大図書館とは蔵書検索や貸し出しなどで連携がとれているので、市立図書館ではほとんど利用がなくなった蔵書で外大図書館にあるものは外大から取り寄せる判断をすることもある。今後も連携していきたい。
・電子図書館は学校図書館を念頭に入れての選書等はしておらず(学校図書館用のコンテンツもない状況)、電子図書館と学校図書館の連携は検討していない。

4、地域の力が落ちてきている中、市民図書室を図書館が運営することはできないか?
・市民図書室を市立図書館のシステムに入れる予定はない。市立図書館になると仕事(職員)として働いてもらうことになり、サービスの統一が必要になる。それでは市民図書室のよさがなくなると考える。
・市立図書館と市民図書室はそれぞれその特徴を活かしていくのがよい。
・後継者不足は市民がもっと運営に関わることで解消されたい。


 図書館員の皆さんとお話していていつも感じることですが、基本的な図書館サービスと街づくりへの貢献とを両立させるために真摯に取り組んでくださっています。
 コロナ禍で日常業務だけでも大変だと思いますが、複数の新図書館計画が進行中となれば、目が回るほどのお忙しさでしょう。それでも神戸市の図書館の将来を見据え、長期的な展望を持って専門職としての仕事を果たしておられること、市民として感謝しています。ありがとうございます!


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