ビートルズがいない世界

主人公の売れないロックミュージシャンが、パラレルワールドにまぎれ込む。
元居た世界とほとんど変わらないが、主人公はこの世界にはビートルズが存在しないことに気づく。
パラレルワールドでも主人公は売れないミュージシャンだ。
ある時、即興で歌を作るハメに陥り、何も曲が浮かばない彼は「イエスタディ」を弾き語りする。
聴衆は突然の名曲誕生に啞然、大人気となる。
新曲を要望され、罪悪感を感じながら、次々にビートルズの曲を流用。
結果大スターになる。
ある日受け取ったメッセージにより、主人公は自分以外にもビートルズが存在する世界から来た人間がいることを知る。
しかも相手はビートルズファンのようだ。
「パクリ野郎」と非難されるのを覚悟して、主人公はメッセージの主に合う。
そこで彼は意外な話をする。
以下 ネタバレ
メッセージの主は言う。
「ビートルズの存在しないこの世界に来て無味乾燥な毎日だった。
そこに君が現れてビートルズの曲を次々に発表してくれた。
ミュージシャンではない私には出来ない芸当だ。
これからもビートルズの曲を発表し続けてほしい」
中々秀逸な肩透かしだった。
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テーマ : 特撮・SF・ファンタジー映画
ジャンル : 映画