2019年9月 7日 (土)

周囲に同級生?女子中学生が暴行被害 男子生徒の容赦ない残忍動画流出

 記事の後に、Twitterの動画をアップしておきます。

 なお記事中、「ケガはない」の部分はいくら何でも変だ。動画を見るなら打撲傷を負っている。場合によれば肋骨にひび、悪ければ骨折している可能性だってある。「ケガはない」の所はこの記事を書いた記者の独断だろう。最後から二段落目の「何度転ばされても立ち上がる女子生徒の姿もいじましい。」のいじましいも言葉の使い方が間違っている。広辞苑では「《形》意地きたなくせせこましい。しみったれている。こせこせしていて、かわいそうになる。」とある。正しく書くなら「いじらしい」だ。いじらしいは広辞苑では「《形》(か弱い者の懸命な様子が)痛々しくかわいそうだ。可憐(かれん)である」とある。この記者は語彙が貧弱。スポーツ紙では校正係のチェックはないのか。※

※動画は女子中学生に飛び蹴りを食らわせたところで途切れている。女子中学生は後頭部からもんどり打って倒されているのだ。これで「ケガはない」はないだろう。

  

周囲に同級生?女子中学生が暴行被害 男子生徒の容赦ない残忍動画流出
2019年09月06日 16時00分
https://www.tokyo-sports.co.jp/social/incident/1539561/

 河川敷で少年が少女に殴る蹴るの暴行を加えるショッキングな動画がネット上に投稿された。警視庁によると、都内の中学2年の男子生徒(13)と、別の中学の同学年の女子生徒(14)という。5月に東京都葛飾区の河川敷で撮影され、女子生徒は暴行を受けたとして警視庁に相談していた。ケガはない。葛飾署や少年事件課が暴行事件として調べている

 動画にはあまりに残忍な暴力が記録されていた。横たわる女子生徒に男子生徒が馬乗りになり頬に平手打ちするシーンから始まる。並ぶと男子生徒の体の方が大きく、腹部を容赦なく踏みつけていた。

 周囲には十数人の少年、少女たちの姿もあり、「やり返していいんだよ」「これじゃリンチになっちゃう」「なんかサルがしゃべってる。おもしろーい」とあおり続ける少女らの声も認められる。首を絞められた女子生徒がうめき声を上げると、周囲はまたあざ笑った。約1分20秒の動画は、飛び蹴りを食らわしたところで途切れている。

 動画を見たある学校の教師は「イジメではなく、もはや刑事事件。許しがたい」と話すが、一方で「荒れる学校や地域ならあること。特に考えなく撮影して、動画を仲間内でシェアするのもよくある」とも。

 動画は明らかな刑事事件の証拠となるだろう

「仲間のグループLINEで後で見て笑うつもりで撮影したのだろう。それが他者に転送され、流出したのでは。おかげで事件として警察が動きやすかった面もあるだろうが、動画は女子生徒の尊厳を傷つける内容。これ以上の拡散はかわいそう」と前出の教師は話す。

 何度転ばされても立ち上がる女子生徒の姿もいじましい。最近も新学期初日に、電車に身投げして足首を切断した女子中学生のニュースがあったばかり。

「(動画の)彼女が警察に行けたことは本当に立派だと思う。教師に相談してほしいが、頼りない教師もいる。イジメを受けている子は、警察も選択の一つに入れて」と同教師は訴えた

  

 ↓以下、ツイートをアップしておきます。

https://twitter.com/6vO1K66RZcmN1nr/status/1169626254753976320?s=20

  

https://twitter.com/Chocobo2019/status/1169699450165456896?s=20

20190905
 

↓ネットゲリラも書いている。

叩く叩く死ぬまで叩く 死んでも叩く
野次馬 (2019年9月 7日 04:28) | コメント(2)
http://my.shadowcity.jp/2019/09/post-15961.html

  

警察が動かないなら余計拡散する
野次馬 (2019年9月 6日 14:43) | コメント(37)
http://my.shadowcity.jp/2019/09/post-15954.html

始めに戻る

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2018年9月16日 (日)

抱っこで自転車、悲劇生んだ 子ども死亡、母を書類送検

 電動ママチャリ(正確には電動アシスト自転車 以下同じ)が増大の一途。電動は簡単に加速できるからか、歩道を信じられないようなスピードですれ違ったり追い抜いたりするママチャリも多い。幼児用後部座席の後ろに買い物袋の様なのをブラブラさせながら狭い歩道をスピード出して追い抜いていったママチャリにビックリした事もある。電動で簡単に加速できるのと、スピードを出している方がバランスが取りやすいのか、総じて電動ママチャリはスピード過多だ

 歩道があるのに片側一車線の車道を逆走しているママチャリも何度か見てます(東京なので普通に通行量がある道路)。自転車乗りながらのスマホなんてのはもう珍しくもない。2017年12月神奈川県川崎市で、電動アシスト自転車「ながらスマホ」の女子大生が歩行者専用道路を走行し、スマホの操作に気を取られて脇見運転、歩いていた女性に衝突して死亡させた事故があった。※

電動アシスト自転車は免許制にするべきだ。教習内容は電動アシスト自転車の特性(自転車の先入観で乗ると危ない 一般の自転車とは全く違う操作)、安全な乗り方、道路交通法、常識的なマナー(事故防止に役立つ知識と、論評・批判の記事を後ろで採録

  

 以下、今年7月5日午前8時25分ごろ、横浜市都筑区で起きた電動ママチャリの事故記事。

抱っこで自転車、悲劇生んだ 子ども死亡、母を書類送検
2018年9月15日05時00分
https://www.asahi.com/articles/ASL9C5FHHL9CULOB019.html

As20180914005338_comm3人乗り自転車の事故のイメージ
 

As20180914005560_comm3人乗りが認められる例(神奈川)

 

 電動自転車で走行中に転倒し、抱っこしていた当時1歳4カ月の次男を死亡させたとして、神奈川県警は14日、横浜市都筑区の保育士の母親(38)を過失致死の疑いで書類送検した。県警への取材でわかった。専門家や業界団体は、乳幼児との同乗はバランスが不安定になりがちだとして注意を促している。

 県警都筑署によると、母親は7月5日午前8時25分ごろ、同区の市道で、次男を抱っこひもで前に抱え、左手首に傘を提げた状態で電動自転車を運転。過失によって転倒して次男の頭を強く打ち付け、死亡させた疑いがある。雨が降っていて母親はかっぱを着ていたが、提げていた傘が自転車のフレームと前輪の泥よけの間に挟まったことで、ハンドルが動かなくなり、転倒につながったと署はみている。

 母親は前部の幼児用座席に事故当時2歳だった長男を乗せ、次男とともに保育園に送り届ける途中だった。ヘルメットをかぶっていた長男にけがはなかった。自転車は前後に幼児用座席が取り付けられ、幼児2人を乗せる安全基準を満たしていたが、後部席には荷物を置いていたという。(安藤仙一朗)

  

自転車転倒1歳死亡、抱っこ運転の母親書類送検
2018年09月15日 23時12分
https://www.yomiuri.co.jp/national/20180915-OYT1T50078.html

20180915oyt1i50031l事故発生時のイメージ

 

 電動自転車で走行中に転倒し、胸に抱いていた次男(当時1歳4か月)を死亡させたとして、神奈川県警都筑署が14日、母親の保育士(38)(横浜市都筑区)を過失致死の疑いで横浜地検に書類送検していたことが同署への取材で分かった。刑事処分の判断を地検にゆだねる「相当処分」の意見を付けた。

 自転車の乗車を巡っては、神奈川県では、前後の幼児用座席に乗せたり、ひもで背負ったりして運転者を含め計3人の乗車を容認しているが、前に抱いた状態で運転することについては定めがない。同署は、次男を前に抱えた上、傘を手首に掛けたまま自転車を運転した一連の行為を過失ととらえた。

 同署によると、母親は7月5日午前8時25分頃、同区の市道で、次男を抱っこひもで前に抱え、左手首に傘をぶら下げた状態で電動自転車を運転。自転車のフレームと前輪の泥よけの間に傘が引っ掛かってハンドルが動かなくなり、バランスを崩して転倒、次男の頭を地面に強く打ち付けて死亡させた疑い。母親は「子供が前にいると顔が見えて安心だった」と話していたという。

2018年09月15日 23時12分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

  

 下記記事は東京新聞。どう言う訳か「電動」のキーワードが全然出て来ない。事実を伝えない駄目記事。

子と同乗の自転車事故多く 都内1349人搬送 16年までの6年
2018年9月16日 朝刊
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201809/CK2018091602000137.html

Pk2018091602100067_size0子どもを含め2人以上で乗れるかどうかの例(神奈川県)

 

 神奈川県警都筑署は十四日、七月に親子三人乗りの自転車で転倒し、胸に抱えていた次男=当時(1つ)=を死なせた疑いで母親(38)を書類送検した。同県では二〇一三年にも川崎市で親子三人乗り自転車の事故が起き、当時五歳の女児が死亡している。

 親子が同乗した自転車の事故は後を絶たない。保育園の送迎などに使いたい親の要請に応え、幼児用座席設置といった条件の下に例外的に認めてきた形だが、二、三人乗りはバランスを失いやすいため転倒と隣り合わせだ。警察などは安全確保にヘルメット使用などを強調。一方で「事故撲滅は至難」(自転車業界関係者)との見方も多い。

 消費者庁によると、一六年までの六年間に東京都内で、幼児用座席に子どもを乗せた自転車の事故で千三百四十九人が搬送された

 七月の事故で死亡した男児は「前抱っこ」されていた。神奈川県警はハンドル操作の支障になりやすいとして抱っこしたままの運転は認めていない。

 ひもで「おんぶ」しての運転や幼児用座席を使った二、三人乗りは許可。だがバランスを崩せば「二輪車である以上、転倒は完全回避できない」(自転車関連NPO法人理事長)のが実情だ。

 警察や自転車協会はヘルメット、幼児用座席のシートベルトの着用を訴える。

  

危険!「抱っこひも」走行 必ずヘルメット着用を
社会|神奈川新聞|公開:2018/07/22 02:00 更新:2018/07/22 17:54
http://www.kanaloco.jp/article/347736

Ba174063aa314c7ad5384f99c1e0c9f5

今回の自転車の状況

 横浜市都筑区で今月、母親が運転する自転車がバランスを崩して転倒し、「抱っこひも」を使って胸の前に抱えていた1歳児が頭部を強く打って、死亡する事故があった。自転車の2人乗り禁止の例外を規定した県道交法施行細則で、ひもなどで幼児を抱っこして乗る行為は禁止されている。県警は、痛ましい事故の再発を防ごうと、細則の周知や順守の徹底を図る。

 事故は5日朝に発生。保育士の母親(38)は、電動アシスト自転車の幼児用座席に長男(2)を乗せ、抱っこひもで次男(1)を胸の前に抱えて運転していた。県警によると、母親はハンドル付近に傘を提げて走行していたといい、何らかの理由で傘が前輪に引っ掛かり、バランスを崩して転倒したとみられる。母親とヘルメットを着用していた長男は無傷だったが、未着用だった次男は頭部を強打して、約6時間後に亡くなった。

 細則では、自転車に幼児を乗せる場合、16歳以上が運転することを条件に、幼児用座席を使うなどして2人までの乗車を認めている。ひもなどを使う場合は、幼児を背負うことは容認する一方、胸の前に抱えることは「ハンドル操作に悪影響を及ぼし、視界を遮るおそれもある」(県警)などとして禁じている。

 県警は今回のケースについて細則に抵触するとみて、母親を過失致死容疑も視野に捜査。これまでも細則に関し、幼児のいる父母らにイラスト入りの啓発資料を配布するなどして周知してきたとしているが、今回の事故を受け「さらに浸透するよう努める」(交通総務課)としている。

必ずヘルメット着用を

 ただ、抱っこひもによる乳幼児の転落などの事故は、自転車の運転時に限らず散見されている。消費者庁は「細則で認められているとしても、背負うことを含め安全ということではない」と戒める。その上で、致命傷になりかねない頭部を防御する大切さを指摘し、「ヘルメット着用で幼児用座席に乗せるのが基本」との見解を示す。

 子どもの安全確保を考えるNPO法人「Safe Kids Japan」は東京工業大と協力し、おんぶや抱っこの状態で、幼児を自転車に乗せる危険性について検証。人形を使った転倒実験では、転倒の弾みで、運転している人が幼児にのし掛かるような体勢になり、子どもを押しつぶしてしまう可能性があることが分かったという。

 小児科医で同法人の山中龍宏理事長=横浜市泉区=は、事故時のリスクが高いことから「背負うことを含め、ひもなどを使って自転車に幼児を乗せることは規制するべき」と主張する。その上で「自転車は手軽で便利な半面、ちょっとしたことで不安定になる。誰もがひやりとした経験があるはずで、その時の教訓を安全運転に生かしてほしい」と話す。

 県警によると、自転車に同乗していた6歳未満の子どもの死傷者数は2017年に144人。けがをした主な部位では頭部が、4割近い52人で最多だった

  

 以下、事故防止に役立つ知識と、論評・批判の記事

乗り方次第で事故に遭う・電動アシスト自転車特有のクセ
http://e-bicycle.me-ta-bo.com/norikata.html

一般の自転車とは全く違う、電動アシスト自転車の操作

電動アシスト自転車は、一般の自転車に比べると、操作法や乗り方が全く異なります。操作方法の知識だけでなく、実際の操作を体に覚え込ませることが、事故を回避する為にも重要です。電動アシスト自転車での事故理由で一番多いのが、交差点で一時停止をしなかった、それによる出会い頭の事故がトップとなっています


記事一覧:
1.電動アシスト自転車の操作法
2.まずはスイッチをONにする
3.スイッチをONにするタイミング
4.すすめられない危険な電動アシスト自転車の乗り方
5.事故に遭わない安全な電動アシスト自転車の乗り方
6.チャイルドシートに子供の乗せる順序、降ろす順序

  

電動アシスト自転車の操作法

電動アシスト自転車は電気の力を借りて走る乗り物です。City_2

  
一般の自転車と違い、電動アシスト自転車特有の使い方があります。

その使い方を知っておかないと、思わぬ事故につながることになります。

  

まずはスイッチをONにする

電動アシスト自転車はスイッチをONにしないと、ただの重い自転車としてしか機能しません。Sw

  

走れることは走れますが、一般車と比べ重量が重く、上り坂では重い荷物を乗せたように負担になります。

テレビのスイッチをONにしてテレビを見るように、電動アシスト自転車のスイッチをONにしてから使います。

多くの車種が、左側ハンドル上にある操作スイッチでON、OFFを行います

  

スイッチをONにするタイミング

電動アシスト自転車は、電源スイッチがあることが、一般自転車との大きな違いです。

そしてスイッチONするタイミングを覚えることが一番大事なことです。

スイッチをONにする時は、必ず平らで足場の良い地面を選びます。

まず電動アシスト自転車にまたがり、左右の足は必ず地面に着地した状態でスイッチをONにします。

そのままの状態で1~2秒待つと初期設定(キャリブレーション)が終わり準備完了です。

スイッチをONにするだけでは走りだすことはありません。

  

すすめられない危険な電動アシスト自転車の乗り方

多くの電動アシスト自転車はペダルを踏み込んだ時、踏んだ力に応じたアシスト力で走るように作られています。Cont_panel

  

つまり片足だけでもペダルに乗せた状態でスイッチをONにすると、電動アシスト自転車は勝手に走り始めてしまいます。

電動アシスト自転車のスイッチ

1. 片足をペダルに乗せたままスイッチをONにする動作を思い浮かべてください

片足がペダル、反対の足が地面、右手がハンドルを握り、左手で操作スイッチ、 ここでスイッチをONにすると、片足片ハンドルのまま動きだし、思わぬ方向に進みバランスを崩して転倒の危険があります。

2. 片側のペダルに全体重が乗るような乗り方(いわゆるけんけん乗り)をすることを思い浮かべて下さい

先ほど電動アシスト自転車は「踏んだ力に応じたアシスト力」を発生するように作られていると書きましたが、けんけん乗りは正にこの状態になります。

電動アシスト自転車は「強いアシスト力が必要」と解釈し、急発進して振り落とされてしまう危険があります。

3. 交差点で信号待ちの時を思い浮かべてください

ブレーキハンドルを握らず、不用意にペダルに片足を乗せると、急に走りだしてしまいます。

オートマチックの自動車のように、ブレーキを踏まないでいると除々に前に進むのと同じで、交差点でペダルを乗せたまま停まるのは事故につながります。

4. 子供を前後に乗せて走ることを想像してください

電動アシスト自転車の重さは、一般の自転車と比べても2倍以上の平均25kg程度、前後に10kgの子供、お母さんが50kg、合計で95kg程度の重さになりますCycle3

買い物をして荷物がたくさんある時と同じように、同じ速度からブレーキをかけても、止まるまでの距離は想像以上に伸びてしまいます。

登り坂では電動アシストをしてもらえますが、下り坂ではモーターの若干のブレーキ効果と、ブレーキレバーだけが頼りとなります

重量のある電動アシスト自転車で安全に停止するには、安全な場所で止まる練習し、体にしっかりと覚えさせておくことが大事です。

  

事故に遭わない安全な電動アシスト自転車の乗り方

 ・スイッチをONする時は電動アシスト自転車にまたぎ、必ず両足を地面につける
 ・けんけん乗りなど、急発進につながる乗り方をしない
 ・交差点など停止時は必ず両ブレーキを掛け、両足は必ず地面につける
 ・ブレーキを掛けてから止まるまでの距離を体得しておき、早めに掛けるよう心がける

  

チャイルドシートに子供の乗せる順序、降ろす順序

チャイルドシートに子供を前後に乗せる場合、降ろす場合、順序を間違えるとバランスを崩し、子供を乗せたまま自転車が転倒するおそれがあります、

この順序だけは確実に覚えて下さい。

■ 子供を乗せる時

後ろに子供を乗せてから前に子供を乗せる

■ 子供を降ろす時

前の子供を降ろしてから後ろの子供を降ろす

後ろのチャイルドシートは、スタンドを掛けた状態だと割と安定していますが、前のチャイルドシートは、ハンドルをしっかりと押さえていないと、少し子供が動いただけで 自転車のバランスを崩します。

この順序をしっかり覚えて、事故に合わないよう注意して下さい。

  

危ない電動アシスト自転車!スピード出過ぎ、重くて転倒・・・
2017/9/21 16:06
https://www.j-cast.com/tv/2017/09/21309106.html

 幼児を乗せるお母さんに人気の電動アシスト自転車に、スピードが出過ぎる、重くて倒れるなどのトラブルが増えている。中村直子さん(主婦)は子どもを後ろにのせたまま駐輪場のラックに入れようとして、自転車ごと向こう側に倒れてしまった。重みを支えきれなかったのだ。

 比留木剛史アナが注意を呼び掛けた。「電動アシスト自転車はモーターと電池で5キロ、チャイルド座席の5キロも加わるので38キロもあります。これに16キロのお子さんを乗せると54キロ。さらに、こぐのが軽いので、買い物などの荷物もたくさん積んでいるのではないでしょうか。降りて押している時にちょっとでも傾いたら、重さを支えきれません

 子どもも大けがをしかねない。ゲストの益若つばさ(タレント)は「わたしも坂を押して下りているときに同じ経験しました。子どもにけがはさせずにすみましたが、怖くてあんまり乗らなくなりました」と話す。

ネットにはこがなくても加速していく違法商品

 道路交通法ではアシスト力は人力の2倍までと定められているが、なかには100~200倍というアシスト過剰のものがある。足でこぐのをサポートするのではなく、ペダルの回転だけでモーターが働く仕組みになっていて、ほとんど電動オートバイ、電動スクーターである。国民生活センターと消費者庁は「基準を越えたアシスト力が不意に加わって、バランスを崩す危ない事故の恐れがある」と注意を喚起している

 比留木アナが試乗してみると、「ああああ~、軽く回しているだけなのにどんどん加速していきます。ペダルから足を離しても、スピードを上げたまま走っていきます。街中で乗るのは怖いです」

 こうした"違法自転車"はネットなどで安く売られていて、警察庁は7車種について注意を呼び掛けた。柳澤秀夫キャスターが憤然としていう。「注意だけじゃなくて、販売そのものをやめさせた方がいいですよ」

 購入する時に安全性を確認する目安はないのか。「自転車協会が基準をクリアした自転車にBAAマークを付けています。専門家はこのマークの付いた自転車を、自転車安全整備士がいるお店で購入することをすすめています」(比留木アナ)

 電動自転車に子どもを乗せたお母さんが、猛スピードで走っているのも街ではよく見かける。こっちもよくよくご注意を。

カズキ

  

2018年9月21日(金) 10時15分
電動アシスト自転車のJISを改正、多様なモデルに対応
https://response.jp/article/2018/09/21/314220.html

経済産業省は、電動アシスト自転車に関するJISを改正したと発表した。電動アシスト自転車は、従来の高齢者向けから、子育て世代向けの幼児2人同乗用自転車、若年層向けへと、用途が広がっている。

1339603

電動アシスト自転車

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駆動補助力の比率検査装置の概観図

経済産業省は、電動アシスト自転車に関するJISを改正したと発表した(20日)。

電動アシスト自転車は、従来の高齢者向けから、子育て世代向けの幼児2人同乗用自転車、若年層向けへと、用途が広がっている。

こうした状況を受けて、今回、電動アシスト自転車のアシスト比率の測定方法について、国家公安委員会が行う型式認定基準に準じて、規定内容の表現方法変更や、曖昧な箇所を明確にし、多種多様な電動アシスト自転車に対応できるように、「JIS D9115」(電動アシスト自転車)を改正した。

JIS D9115は、電動アシスト自転車の安全要求事項や試験方法について規定化して、電動アシスト自転車の普及拡大に寄与する重要な規格。

このうち、附属書B(原動機の基準の細目及び時間応答性の基準)は、道路交通法施行規則をもとに国家公安委員会が行う「駆動補助機付自転車の型式認定基準」と同等のもので、電動アシスト自転車のアシスト比率の測定方法を定めている。

多種多様な機構・機能をもつ電動アシスト自転車のアシスト比率を適正に測定評価するため、2017年10月30日付で型式認定基準が改正された。この改正を受け、同基準を引用している附属書Bを改正した。

《レスポンス編集部》

  

2017年7月3日(月) 13時15分
電動アシスト自転車2機種、公道走行は違法---警察庁が注意喚起
https://response.jp/article/2017/07/03/296908.html

警察庁は、電動アシスト自転車のカイホウジャパンの「KH-DCY700」と日本タイガー電器の「バイシクル-206アシスト」の2機種のアシスト比率が基準に不適合だったとして道路の通行を認めないと発表した。

警察庁は、電動アシスト自転車のカイホウジャパンの「KH-DCY700」と日本タイガー電器の「バイシクル-206アシスト」の2機種のアシスト比率が基準に不適合だったとして道路の通行を認めないと発表した。

国民生活センターが電動アシスト自転車9製品について確認したところ、これら2製品は道路交通法施行規則に定められているアシスト比率の基準を超えていることが判明した。

警察庁では2製品は、道交法上の自転車ではなく、原動機付自転車に該当するが、道路運送車両の保安基準に適合しないため、公道を走行できないとしている。このため、これら製品を製作・販売している事業者に、今回の結果を周知するとともに、消費者からの問い合わせ窓口の設定を要請した

カイホウジャパンは、対象製品の利用者に使用を自粛するよう要請するとともに、問い合わせ先に連絡するよう呼びかけている。

経済産業省は、電動アシスト自転車に関するJISを改正したと発表した。電動アシスト自

《レスポンス編集部》

  

2017.04.05 企業・業界企業・業界
蔓延する「違法」電動アシスト自転車は危険!事故リスク大、違法商品はこう見抜け!
文=OFFICE-SANGA
https://biz-journal.jp/2017/04/post_18590.html

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「Thinkstock」より

 健康のことを考えて、自転車通勤を始める人が年々増えているようだ。特に、電動アシスト自転車は、長距離運転や坂道でも快適に走ることができるとして注目を集め、新製品も続々と登場している。

 インターネット通信販売でも、手ごろな価格の製品を見かけるが、なかには「違法」とされるものがあるので注意が必要だ。

 2016年10月、警察庁は電動アシスト自転車として販売されている商品のうち、道路交通法の基準に適合しない製品を発表した

 ここで問題となったのは、「アシスト比率」だ。道路交通法では、人がペダルを踏む力とモーターの補助力の比を、走行速度時速10km未満では最大で1:2と定めている。時速10km以上では走行速度が上がるほどアシスト比率を徐々に減少させ、時速24km以上のときには補助力が0にならなければならない

 この基準に適合しない製品を公道で使用することは違法であり、ひいては事故につながる可能性もあるという。しかし、実際には違法自転車が市場に出回ってしまっているのだ。

 基準適合外となる電動アシスト自転車を扱っていたとされる企業数社に問い合わせたが、いずれも「担当者不在」などとして回答を得られなかった。そんななかで、丁寧に答えてくれたのが株式会社永山だ。

「基準外と指摘を受けた製品は、ある商社を通して海外から輸入したものです。最初に仕入れたのは5年ほど前で、合計200台弱を販売しています。恥ずかしながら、当時はアシスト比率に対する知識も少なく、製品の検証なども行わずに販売してしまい、多くの方にご迷惑をおかけして申し訳ない気持ちでいっぱいです」(永山広報担当)

 永山では警察庁の発表を受け、購入者から製品を回収して、法定のアシスト比率に収まるようにシステムを書き換えたものを再発送するという対応をとっている。また、その経緯を警察庁にも報告しているという。

「今回の反省を踏まえ、電動アシスト自転車の自社開発を行うことになりました。中国の工場へ出向いて製品をチェックするのはもちろん、国内でもアドバイザーの指導のもとで仕様書を自分たちで作成しています。

 完成した製品は車両検査協会で基準に適合しているかチェックを受けていますし、バッテリーや充電器も、電気用品安全法に適合しているという法的な書類を揃えております。現在、販売している製品は、自信をもってお客様にお勧めできるものばかりです」(同)

 永山は過去の失敗に誠実に向き合うことで自信作を開発することに成功したが、現在でも、ネット上では海外から仕入れたものを日本の基準に適合させずに販売しているサイトが見受けられるという。販売する事業者が道交法を熟知していないために、こうした問題が起きると推測される。

https://biz-journal.jp/2017/04/post_18590_2.html
違法自転車を見分ける方法

 では、違法製品をつかまされないためには、どこをチェックすればいいのだろうか。

「基準外の電動アシスト自転車を取り扱ったことはない」と回答する、サイクルベースあさひを運営する株式会社あさひに話を聞いた。

「国内で電動アシスト自転車を販売するために、一定の基準をクリアした商品に適用される『型式認定』という制度があります。したがって、購入しようと思う商品については、まず型式認定シールをご確認ください。また、自転車協会で定めた基準をクリアした商品には、『BAA』シールも貼付されています」(あさひ広報担当)

 同社が仕入れるメーカー品には、各商品にこの型式認定シールが貼付されている。これは公益財団法人日本交通管理技術協会の審査をクリアしたことを証明するもので、電動アシスト自転車を購入する際は、このシールの有無をチェックすることが大事だ。

 また、さまざまなモデルの電動アシスト自転車が発売されている昨今、利用条件に合わせて走行距離やモデルを選ぶとよいという。

 同社では、電動アシスト自転車のネット通販も行っているが、専門知識を有したスタッフに説明を受けてから乗車できるよう、ネットで注文したものを店舗で受け取れるサービスも行い、ユーザーをフォローしている。

 だが、基準をクリアした自転車であっても、正しく乗りこなせなくては真の安全を手に入れたとはいえない。そこで、乗車する際の注意点についても話を聞いた

電動アシスト自転車は、ペダルを踏み込むとアシスト力が働き前に進む構造になっています。したがって、必ずサドルにまたがった状態で漕ぎ出してください。いわゆる『ケンケン乗り』は危険です。また、信号待ちなどで停車する際は、ペダルから足を下ろしてください

 さらに、どの自転車にもいえることですが、『乗り物』ですので定期的なメンテナンスが必要です。半年に1回は自転車専門店で定期点検を受けていただくことをお勧めします。乗車前には、ブレーキや空気圧など、安全上、必要な点検をされることもお忘れなく」(同)

 電動アシスト自転車の価格は下がってきているとはいえ、まだ通常の自転車と比べれば高価である。そこに安価な製品が登場すれば、つい手を出したくなるが、違法車で公道を走れば違法行為となる。つまり、結果的には高い買いものになってしまう。

 購入時はシールの有無などで自ら適法性をチェックするのはもちろん、車両を熟知したスタッフのいる専門店や、ささいな問い合わせにも誠実に答えてくれる通販サイトを選ぶことが重要だ。
(文=OFFICE-SANGA)

  

警察庁 補助力強すぎる 電動アシスト自転車7製品で要請
毎日新聞2016年10月27日 19時36分(最終更新 10月27日 19時37分)
https://mainichi.jp/articles/20161028/k00/00m/040/030000c

 警察庁は27日、「電動アシスト自転車」として販売されている7製品について、ペダルを踏む力を電動モーターが補助する比率が道路交通法で定められた基準を超えていたと明らかにした。道交法上は最大2倍の補助力が認められているが、600倍を超える製品もあった。いずれも道路を走行することができず、警察庁は所有者に使用しないよう求めるとともに、メーカーなどに回収や問い合わせ窓口設置を要請した

 7製品は、2012年以降、国内で4536台が販売された。今年6月、自転車産業振興協会から「違法の疑いがある」と通報があり、基準に適合しているか確認した。

 電動アシスト自転車は、時速24キロ以下で走行している場合に、速度に応じて最大2倍までの補助力が認められている。サン・リンクルと日本タイガー電器の2製品の補助力は100倍を超え、日本タイガーは最大630倍だった。速度の上昇に応じて補助力は低下するため、スピードが上がり続けることはないが、発進直後の急加速でバランスを崩す危険があるという

 7製品はいずれも中国で生産され、一部メーカーは「中国での製造過程に誤りがあった可能性がある」と説明している。7製品は原付き自転車に該当するが、方向指示器やテールランプなどがないため、道路を走行できない。【川上晃弘】

  

 女子大生 自転車「ながらスマホ」死傷事件の記事です。匿名でしたが、実名が出ました。森野実空(みく)被告、20歳の成人なのに匿名にしていたのが変だったのだ。最初の自転車「ながらスマホ」死傷事件被告として記録された。

2018.8.27 14:20更新
自転車スマホでの死亡事故で有罪 20歳の元女子大生に「自覚欠いた運転」
https://www.sankei.com/affairs/news/180827/afr1808270017-n1.html

 スマートフォンと飲み物を持ちながら電動アシスト自転車に乗り、歩行者にぶつかって死亡させたとして、重過失致死罪で在宅起訴された元大学生、森野実空被告(20)に、横浜地裁川崎支部(江見健一裁判長)は27日、禁錮2年、執行猶予4年(求刑禁錮2年)の判決を言い渡した。

 判決は、被告が右手に飲み物、左手にスマホを持ち、左耳にイヤホンをした状態で、スマホをポケットにしまった直後に事故を起こしたと認定。江見裁判長は「歩行者を死傷させ得るとの自覚を欠いた運転は自己本位で過失は重大」と指摘した。時速約9キロと比較的低速で、被告が反省の弁を述べていることなどから執行猶予付き判決とした。

 判決によると、昨年12月7日午後3時15分ごろ、川崎市麻生区の市道で、自転車を運転中にスマホの操作に気を取られ、前方不注意で歩行者の米沢晶子さん=当時(77)=に衝突し、2日後に死亡させた。

  

自転車「ながらスマホ」で死亡事故 元女子大生に有罪判決
裁判|神奈川新聞|公開:2018/08/27 16:27 更新:2018/08/27 16:45
https://www.kanaloco.jp/article/356594/

239387759c5f1d9da820ca8da130c398

 川崎市麻生区で2017年12月、スマートフォンと飲み物を持ちながら電動自転車に乗り、歩行者に衝突して死亡させたとして、重過失致死罪で在宅起訴された元大学生の女性被告(20)に、横浜地裁川崎支部(江見健一裁判長)は27日、禁錮2年、執行猶予4年(求刑禁錮2年)の判決を言い渡した。

 判決では、被告が右手に飲料容器、左手にスマホを持ち、左耳にイヤホンを付けて音楽を再生した状態で、自転車の通行が禁止されている歩行者専用道路を走行。スマホの操作やポケットにしまう動作に気を取られて、前方を注視しないまま事故を起こしたと認定した。江見裁判長は「人を死傷させ得る自覚を欠き、周囲の安全を顧みない運転は自己本位で、過失は重大。いまだ運転態度への内省も深まっていない」などと指摘した。

 事故時の時速が約9キロと比較的低速だったことや、被告家族が加入する保険で相応の被害弁償が見込まれることなどを考慮し、執行猶予付きの判決とした。

 判決によると、被告は17年12月7日午後3時15分ごろ、川崎市麻生区の歩行者専用道路で電動自転車を運転。スマホの操作などに気を取られて脇見をし、前方不注意で歩行者の女性=当時(77)=に衝突し、2日後に死亡させた。

  

 電動アシスト自転車が出てくる前、電動自転車(こちらは原付自転車で免許が必要)についてのニュースが二本

「自転車だとばかり…」 フル電動自転車の取り締まり開始 大阪府警
2009.3.28 00:57
http://sankei.jp.msn.com/life/trend/090328/trd0903280058000-n1.htm
Internet Archive 

Trd0903280058000n1摘発が困難だったフル電動自転車。大阪府警は全国で初めて取り締まりに乗り出した=大阪市中央区(桐山弘太撮影)

 

 動力の特定が難しく、摘発が困難だった「フル電動自転車」について、大阪府警は27日、全国で初めて道路交通法違反での摘発を含めた取り締まりに乗り出した。繁華街での利用者が増え、ヘッドライトなどを整備しないままで夜間に事故を招くケースも目立っており、府警は「徹底的な取り締まりで市民の安全を守りたい」としている。

 フル電動自転車は、サドル下に搭載したモーターでペダルをこがずに走行できる。道交法上は「原動機付自転車」に分類され、公道の走行にはナンバーの登録や免許の所持、方向指示器や速度計などの整備が必要とされる。

 しかし、大半は方向指示器やバックミラー、ヘッドライトなどを備えておらず、事故が多発していた。

 道交法では、車両の動力の大きさで「種別」を区別しているが、フル電動自転車の動力の大きさの測定が困難だったため摘発できず、指導や警告にとどまっていた。府警は独自に動力の検査装置を開発し、市場に流通する2種類の種別を特定、無免許運転や整備不良など道交法違反容疑での摘発が可能になった。

 府警はこの日、フル電動自転車の利用者が多い大阪・ミナミで集中的な取り締まりを実施した。

 1カ月前から乗り始めたという大阪府寝屋川市の男性(21)は、免許証が失効していたため無免許運転になると指摘され、「チャリンコだと思っていた」と青ざめていた。

 大阪市天王寺区の自営業の女性(31)も「これまで警察官に呼び止められても『それ速いね』といわれただけで、注意すらされなかったのに、いきなり取り締まるなんて…。モーターを取り外して乗っても違反になるみたいなので、これからは自宅に置いておきます」と話した。

  

一見「アシスト」違法な電動自転車、大阪ミナミで横行
https://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090111-OYT1T00111.htm
Internet Archive 

200901116736331n 違法なペダル付き原付きバイクに乗っていた所有者に警告する警察官(大阪市中央区で)

 

 方向指示器やナンバープレートのないペダルの付いた原付きバイクが、大阪・ミナミの公道に横行している。

 電動アシスト自転車とは異なり、アクセル付きでペダルをこがなくても走ることができ、道路交通法上は、「ペダル付きの原動機付自転車」。大阪府警はすでにノーヘル、無免許による道交法違反や、整備不良による道路運送車両法違反で所有者らに警告を始めており、今後、取り締まる方針。

 警察庁によると、ペダルの付いた原付きバイクの扱いについては、原動機による走行だけでなく、ペダルのみの方法で走っていても原付きバイクの運転に該当するとし、使用者には運転免許やヘルメットの着用を義務付けている。また、方向指示器などがない場合、整備不良とみなしている。

 一方、最近、健康・エコロジーブームから電動アシスト自転車が人気で、昨年1月~11月までの出荷台数は約29万5000台で、原付きバイク(約27万5600台)を抜いた。

 府警南署によると、警告を受けた人の多くが、一見では電動アシスト自転車と区別できないと思い、ペダルの付いた原付きバイクを購入していたという。

 大半は中国製で、価格は3万円~5万円前後。16~20インチの折りたたみ自転車風で、家庭用コンセントで約8時間充電すると15~20キロの走行が可能。最高速度は20キロ前後にもなる。

 2005年に国民生活センターが、3社3製品で違反があったとし、業者名などを公表したが、同様の商品は、ディスカウントストアやインターネットで販売され続けている。インターネット大手通販サイトでは、「自転車部門」の売り上げ上位にランキングしているが、販売実数は明らかにされていない。

 販売業者側は行政指導を受けないよう「公道を走ることは避けてください」などの注意書きを添えている一方、「どこでもすいすい」「乗り心地最高!」などの宣伝文句も付け加えている。

 ペダルの付いた原付きバイクを巡っては、一昨年5月に大阪市淀川区で死亡事故も起きた。南署は「公道だけでなく、歩道上も猛スピードで走行している。深刻な事故が起きるのは時間の問題で、厳しく取り締まる必要がある」としている。
(2009年1月11日10時15分 読売新聞)

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2015年2月 8日 (日)

(ビデオニュース・コム)【遠隔操作ウイルス事件】実刑判決は出たが課題は未解決のままだ 片山被告に実刑8年の判決

【遠隔操作ウイルス事件】実刑判決は出たが課題は未解決のままだ
videonewscom
http://youtu.be/epmOBa4CAZY

2015/02/07 に公開

http://www.videonews.com/
【遠隔操作ウイルス事件】
実刑判決は出たが課題は未解決のままだ
ニュース・コメンタリー(2015年02月07日)
 パソコン遠隔操作事件で東京地裁は2月4日、片山祐輔被告に対して懲役8年の実刑判決を言い渡し、2012年夏の事件発生から様々な形で世間を騒がせてきたサイバー犯罪史上に残る大きな事件が、一つの節目を迎えた。
 しかし、この事件は現在の刑事司法が抱える様々な課題を露わにしている。そして、事件が判決を迎えた今も、その課題は何一つとして解決していない。
 何者かにパソコンを遠隔操作され、爆破予告や殺害予告を行った嫌疑をかけられた上に誤認逮捕された4人について、裁判所は検察の主張を認める形で、片山氏にその責任があるとの立場を取った。確かに、意図的に罪を他人に被せることを画策した片山氏の責任は重い。しかし、警察は脅迫文が書き込まれた際に残されたIPアドレスが一致したというだけの理由で、4人を逮捕し、起訴し、うち2人については犯してもいない罪を自白までしている。その事実も同じくらい重い。
 誤認逮捕された被害者は口を揃えて、「どんなに犯行を否定しても、警察は一切、自分たちの言い分を聞き入れてくれなかった」と証言している。この事件で苦い教訓を得た警察は、同様の事件が起きた際に、よもやIPアドレスが一致したというだけの理由で逮捕にまで踏み切ることはないだろう。しかし、一度嫌疑をかけられると、被疑者が犯行を自供するまで長期に勾留し、その間、来る日も来る日も高圧的な取り調べで、被疑者を自白に追い込んでいくことを常とする「人質司法」の体質が、日本の警察には依然として根強く残っていることが、この事件でも露呈している。
 また、日本の警察と検察、そして裁判所のサイバー犯罪に対する知識が非常に乏しいことも、この事件が露わにした課題の一つだった。そもそも警察はこの事件を純粋なサイバー捜査では解決することができなかった。片山氏が捜査線上にあがったのも、江ノ島の猫に首輪を付けた際の防犯カメラの映像に基づく捜査からだったし、片山氏を逮捕した後も、結局片山氏が遠隔操作ウイルスを作成したことは証明できなかった。片山氏は第三者にウイルスを提供する「ウイルス供用罪」では起訴されているが、ウイルス作成罪には問われていないのだ。
 もし片山氏が、遠隔操作したパソコンで殺害予告や爆破予告を書き込むだけに犯行をとどめ、その後、報道機関などにメールを送りつけたり、江ノ島の猫にSDカードを貼り付けた首輪を着けるような「遊び」をしていなければ、警察は今日にいたっても犯人を割り出すことができない可能性が非常に高い。この事件で最終的に片山氏を有罪に追い込んだのは、サイバー捜査などではなく、防犯カメラの解析や尾行といった従来型のアナログ捜査だったのだ。
 また、公判に入ってから検察はサイバー関連の状況証拠を積み上げていったが、それらの証拠はいずれも、片山氏が犯人である可能性を強化するものではあったが、片山氏の犯人性を証明する上で十分なものとは言えなかった。
 日本の警察は、疑わしい証拠を一つでも見つけたら、まずは被疑者の身柄を拘束し、長期に勾留する中で精神的に追い込んでいくことで、自白をとりつける、いわゆる「自白偏重主義」を長年、実践してきた。そのため、被疑者から取り調べの録音録画を求められ、それを拒絶することで直接の取り調べができなくなると、自白に依存した捜査手法が通用しなくなる。ましてや、証拠がデジタル証拠に限られるサイバー犯罪では、状況証拠だけで被疑者の犯人性を立証することは非常に困難だ。
 パソコン遠隔操作事件が残した未解決の課題を、発生当初からこの事件を取材してきたジャーナリストの神保哲生と社会学者の宮台真司が議論した。

 

【遠隔操作ウイルス事件】片山被告に実刑8年の判決
videonewscom
http://youtu.be/LwkPg0sbxLg

2015/02/04 に公開

http://www.videonews.com/
遠隔操作ウイルス事件
片山被告に実刑8年の判決
 他人のパソコンを遠隔操作して航空機の爆破予告や学校の襲撃予告などの脅迫文を送信したとして、ハイジャック防止法違反や威力業務妨害などの罪に問われていた片山祐輔被告の判決公判が2月4日、東京地裁で行われ、大野勝則裁判長は「動機、経緯、結果は悪質で、厳しい非難は免れない」として、懲役8年の実刑判決を言い渡した。
 片山被告は当初から一貫して犯行を否認していたが、保釈中だった2014年5月、真犯人を装ったメールを送信したことが発覚して以降は一連の犯行をすべて認めていた。判決は悪質な罪証隠滅工作で刑事責任を逃れようとしたとして、保釈中に行われたものとしては類を見ない、積極的で悪質な罪証隠滅工作だと指摘、求刑10年に対して実刑8年の厳しい判決となった。
 判決後に片山被告の主任弁護人を務める佐藤博史弁護士らが記者会見し、事前の接見で片山被告が懲役7年以下であれば控訴はしない意向を示していたことを明らかにした上で、控訴期限となる2月18日まで検討すると語った。

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2014年11月 4日 (火)

(ビデオニュース・コム)【遠隔操作ウイルス事件】精神鑑定を提出せず結審へ

【遠隔操作ウイルス事件】精神鑑定を提出せず結審へ
videonewscom
http://youtu.be/4cWeSLZ-m1I

2014/11/04 に公開

http://www.videonews.com/
2014年11月4日
遠隔操作ウイルス事件
精神鑑定を提出せず結審へ
 パソコン遠隔操作事件の第18回公判が11月4日、東京地裁で開かれたが、当初予定されていた片山祐輔被告に対する臨床心理士の情状鑑定報告書は提出されず、臨床心理士への質問も急遽中止となった。
 この日の公判では前回に続き片山祐輔被告に対する被告人質問が行われた。その中で片山被告は、臨床心理士の長谷川博一氏と20回、合計で16時間半にわたるカウンセリングを、東京拘置所での面会という形で受けたと証言。その成果で自分がなぜこのような犯罪を犯したかについて、「動機が説明できるようになった」と語った。
 しかし、その一方で、報告書には長谷川氏に「正しく伝わっていないところがあり、それを直している時間がなかった」ために、提出を断念したと、その経緯を語った。
 「動機や認識は一致しているが、その背景に違いがあった」と片山氏はその理由を説明した。
 公判後会見を行った片山氏の主任弁護人の佐藤博史弁護士も、鑑定書に一部片山氏の思いとは違うところがあり、訂正する時間的余裕もなかったため、片山氏の意思で提出を見送ったと説明した。
 佐藤弁護士はまた、片山氏が一連の事件で殺人予告の対象となった被害者や、遠隔操作によって踏み台にされ、警察から誤認逮捕された被害者ら合わせて12人に対し、自筆の謝罪文を送ったことを明らかにした。
 2014年2月に始まった遠隔操作ウイルス事件の裁判は、この日の公判で実質的な審理を終え、11月21日の論告求刑の後、同27日の弁論をもって結審することも決まった。


 

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2014年10月21日 (火)

(ビデオニュース・コム)【遠隔操作ウイルス事件】「検察はもっと早く片山氏に到達できた」弁護人が証人として出廷

【遠隔操作ウイルス事件】「検察はもっと早く片山氏に到達できた」弁護人が証人として出廷
videonewscom
http://youtu.be/nErVf88RDt4

2014/10/20 に公開

40分47秒から、IT関連特別弁護人の野間さんが言っている「エンケース」は、解析ツール「EnCase® Forensic」のこと。
http://www.ji2.co.jp/product/encase-forensic/

概要:
プレスクラブ.2014年10月9日
遠隔操作ウイルス事件
「検察はもっと早く片山氏に到達できた」弁護人が証人として出廷
 遠隔操作ウイルス事件の第17回公判が10月9日、東京地裁で行われ、主任弁護人の佐藤博史氏と特別弁護人の野間英樹氏が証人として証言台に立った。
 佐藤弁護士は主任弁護人の立場から、結果的に片山氏が犯行を否認し続けた一因として、佐藤氏自身が片山氏の嘘を見抜けなかったことと同時に、警察や検察の捜査方法にも問題があったとの考えを示した。
 検察が高圧的な取り調べをせずに、片山氏が求めていた取り調べの可視化を受け入れた上で片山被告を精密に調べていれば、片山氏は犯行を認めざるを得なくなっていたのではないかと佐藤氏は述べた。
 これに対して検察側は、北風と太陽のエピソードを引き合いに出しながら、被疑者によっては厳しい取り調べが有効な場合もあるのではないかと佐藤氏に問うたのに対し、佐藤氏はイギリスなどの調査で厳しい取り調べの有効性は否定されていると反論した。
 特別弁護人でインターネット関連の企業を経営する野間氏は、検察が収集したデジタルデータをきちんと解析していれば、もっと早く片山氏の犯行が立証できたはずだと証言し、事件が必要以上に紆余曲折を経た原因の一つに、警察・検察のサイバー犯罪捜査への対応力の低さがあったとの認識を示した。

 

【遠隔操作ウイルス事件】片山氏は心の問題を解決しなければならない・責任転嫁する片山氏を弁護人が叱責
videonewscom
http://youtu.be/Kqt69DL66XU

2014/10/20 に公開

概要:
プレスクラブ(2014年9月19日)
遠隔操作ウイルス事件
 遠隔操作ウイルス事件の第16回公判が9月19日、東京地裁で行われ、検察官から片山祐輔氏への被告人質問が行われた。
 その中で片山氏は、以前に同様の犯罪で服役した際に、刑務所で受けた厳しい経験によって人格が破壊された経験があるために、その時に実刑判決を下した裁判官を恨んでいると語り、「実刑判決を受けなければ今回のような犯行を犯さなかった」との考えを示した。
 片山氏の主任弁護人の佐藤博史弁護士は公判後の会見で、この発言は決して片山氏にプラスに働くものではないが、「それが彼の現在のものの考え方」である以上、やむを得ないが、片山氏はまだ自分がやったことを十分に反省できていないとして、「本人が抱える心の問題」を解決しなければならないとの考えを示した。

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2014年8月14日 (木)

(ビデオニュース・コム)【遠隔操作ウイルス事件】片山被告の情状鑑定が認められなければ控訴も辞さず

【遠隔操作ウイルス事件】片山被告の情状鑑定が認められなければ控訴も辞さず
videonewscom
http://youtu.be/Qytn-zbcY0w

2014/08/13 に公開

プレスクラブ(2014年8月7日)
遠隔操作ウイルス事件
片山被告の情状鑑定が認められなければ控訴も辞さず
 遠隔操作ウイルス事件の第15回公判が、8月7日、東京地裁で開かれ、片山祐輔被告が江ノ島の猫の首輪にウイルスを保存したSDカードを着けた経緯やその後報道機関などにメールを送りつけた経緯について詳細に語った。
 片山氏の弁護団は裁判所に対し、なぜ片山氏が今回の犯罪に至ったかを解明するための情状鑑定を求めており、前回、前々回に続いてこの日の公判でも臨床心理士が、弁護人席から片山氏の公判中の様子を観察した。
 主任弁護人の佐藤博史弁護士によると、閉廷後に弁護人、検察、裁判所による三者協議が行われ、公判に同席した臨床心理士から過去3回の公判を観察した結果や、これまで4度片山氏と面会をした際の印象などが報告された。
 佐藤弁護士は臨床心理士による情状鑑定が認められない場合は「控訴することになるだろう」との見通しを語り、弁護側証人としての臨床心理士による私的鑑定は行わない方針を明らかにした。

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2014年8月 1日 (金)

【遠隔操作ウイルス事件】「警察による雲取山のUSB発見は不自然」と片山被告が語る 弁護人が片山被告の情状鑑定を請求

【遠隔操作ウイルス事件】「警察による雲取山のUSB発見は不自然」と片山被告が語る
videonewscom
http://youtu.be/vxaIsKxohPI

2014/07/31 に公開

概要:
http://www.videonews.com/
プレスクラブ.(2014年7月30日)
遠隔操作ウイルス事件
「警察による雲取山のUSB発見は不自然」と片山被告が語る
 他人のパソコンを遠隔操作してインターネット上に殺害予告などの脅迫文を書き込んだとして威力業務妨害などの罪に問われている片山祐輔被告の第14回公判が、7月30日、東京地裁で行われた。
 公判では前回に続いて被告への被告人質問が行われ、片山氏自身が一連の犯行後にメールを弁護士や報道機関に送りつけた経緯などを語った。
 その中で片山氏は自身が雲取山山頂に埋めたUSBメモリーについて、2013年1月の警察による捜査で見つからなかったものが5月の再捜査では簡単に見つかったとされることに触れ、別の人が発見したものを警察が改めて埋め直し、自分たちで発見したようにねつ造された可能性があるのではないかとの考えを示した。
 片山氏はUSBメモリーを埋めた2012年12月1日当時の状況について、人目に付かないようにするために非常に短時間で埋めなければならなかったことに加え土壌が凍結していたため、地面の非常に浅いところまでしか掘れなかったと語っている。また、その作業の最中に人が来たので、スコップで完全に埋め直すことができず、「足で上から土をかけただけだった」と語っている。
 警察は2013年1月1日に雲取山山頂の三角点を捜索した時にはUSBメモリーは発見できなかったが、同年5月16日に再捜査した時は5分掘っただけですぐに見つかったとしている。
 片山氏の主任弁護人の佐藤博史弁護士は裁判所に請求している片山氏の情状鑑定について、まだ正式な回答を得られていないことを説明した上で、鑑定を行わない判決となった場合、控訴も辞さないとの構えを見せた。

 

 

【遠隔操作ウイルス事件】弁護人が片山被告の情状鑑定を請求
videonewscom
http://youtu.be/HvQQRSBMDoU

2014/07/31 に公開

概要:
http://www.videonews.com/
遠隔操作ウイルス事件
弁護人が片山被告の情状鑑定を請求
プレスクラブ.(2014年7月17日)
 他人のパソコンを遠隔操作してインターネット上に殺害予告などの脅迫文を書き込んだとして威力業務妨害などの罪に問われている片山祐輔被告の第13回公判が、7月17日、東京地裁で行われ、一連の事件を起こした経緯について片山被告自身に対する被告人質問が行われた。
 片山被告の主任弁護人の佐藤博史弁護士は公判後の会見で、臨床心理士による被告の情状鑑定を裁判所に請求したことを明らかにした。また、この日の公判でも裁判所から許可を得た上で、公判中の片山被告の様子を観察するために臨床心理士が弁護人席に着いたという。
 佐藤弁護士は、「この事件はすでに本人が事実関係認めているが、なぜきちんと解明できなかったのかという捜査上の問題もさることながら、どうしてあんな犯行に及び、かつ徹底した否認をずっと貫き通したのかについて本人自身も分からない心の闇があるように私たちは思う。そのことを解明して貰いたい」と語った。

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※原発関連で3冊:

知事抹殺 つくられた福島県汚職事件 佐藤 栄佐久

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2014年5月26日 (月)

【遠隔操作ウイルス事件】佐藤博史氏:なぜ彼があのような事件を起こしたかを明らかにするのがこれからの私の仕事

(ビデオニュース・コム)【遠隔操作ウイルス事件】佐藤博史氏:なぜ彼があのような事件を起こしたかを明らかにするのがこれからの私の仕事
videonewscom
http://youtu.be/0ubAO_26KUE

2014/05/24 に公開

31分58秒から必見。壮大なゼロ、決定的証拠がなかった。裁判所が保釈したからこそ最後に片山被告がドジを踏んで明らかになった。花見の時期に母親の元に戻したが、母親は疑っていた。片山氏いわく、弁護人は騙せたけれども母親は騙せなかった。
若い弁護人と話したのは、これからはITの本ではなく、社会学を含めて心理学の本。現実社会とネット仮想社会の境目が曖昧になった中での頭の構造。

34分11秒から、『アナと雪の女王』の話し。
宮台氏:歌詞の最後の「The cold never bothered me anyway」の所は、自分が魔法(の能力)を持っているのを気にしなくて良くなったの意味。佐藤弁護士が言った正にその通りで、自分が持っているものを気にしなくて良くなった、そのまま出せるのでうれしいの意味。

36分40秒から、
神保氏:世代論で、以下、皆1982年生まれ。片山祐輔(現在32歳)、秋葉原通り魔事件の加藤智大(犯行時25歳)、酒鬼薔薇聖斗事件の(犯行時17歳)、西鉄バスジャックの(犯行時17歳)。

38分32秒から、宮台氏。近代裁判について。絶対的真理かデュープロセスオブロー(適正手続き)かの問題。基本は検事が提出した証拠が十分かどうか検討すること。最終判断は判事がするのだが、弁護士は検事が提出した証拠が間違っていれば指摘し続ければよいだけ。言い換えれば、もし佐藤弁護士が最初から片山氏が犯人だと思っていたとしても、検察の証拠がおかしければそれを指摘し続け、無罪を勝ち取るのは悪いことではない(訴訟的真実)。

41分16秒から、
宮台氏:いわゆる1982年問題について。1982年生まれは、物心ついた中学3年、15歳の頃の1997年、つまり1995年から1997年にインターネットが普及して弱者が救われたが、帰属意識と疑心暗鬼問題で、現在のSNS、LINEにもつながっている。
最近の若い人の傾向で、人間関係が損得勘定だけになっていて、他者に対して感情移入したり、共感する事が出来ない(神保氏「empathy」)。

53分37秒から、神保氏の「最後に一言、佐藤さんにとっての教訓とは何か」に対して。
佐藤弁護士:(要旨)新しい課題が出来た。「怪物が生まれる」社会的な背景についてこれから考えたい。

関連必読:
PC遠隔操作事件:マスコミがあえて触れない「事件の真相」(八木啓代のひとりごと)
http://nobuyoyagi.blog16.fc2.com/blog-entry-717.html

Demi Lovato - Let It Go (from "Frozen") [Official]
DemiLovatoVEVO
http://youtu.be/kHue-HaXXzg

2013/11/01 に公開

『アナと雪の女王』主題歌「Let It Go~ありのままで~」映像
moviecollectionjp
http://youtu.be/Y01yUsDutyo

2013/12/24 に公開

【Frozen アナと雪の女王】松たか子 Let It Go cover by hoshieri
eri hoshi
http://youtu.be/9UH2WqwTcWs

2014/04/22 に公開

英語版の歌詞:
Let It Go Lyrics
http://rock.rapgenius.com/Demi-lovato-let-it-go-lyrics#note-3001220

Demi Lovato
Ft: Walt Disney Records
Produced By: Christophe Beck, Kristen Anderson-Lopez & Robert Lopez

[Intro]
Let it go
Let it go
Can’t hold it back anymore
Let it go
Let it go
Turn my back and slam the door

[Verse 1]
The snow glows white on the mountain tonight
Not a footprint to be seen
A kingdom of isolation
And it looks like I'm the queen
The wind is howling like the swirling storm inside
Couldn’t keep it in, heaven knows I tried

[Pre-Chorus]
Don’t let them in, don’t let them see
Be the good girl
You always have to be
Conceal, don’t feel
Don’t let them know
Well, now they know

[Chorus]
Let it go
Let it go
Can’t hold it back anymore
Let it go
Let it go
Turn my back and slam the door
And here I stand, and here I'll stay
Let it go
Let it go
The cold never bothered me anyway

[Verse 2]
It’s funny how some distance
Makes everything seem small
And the fears that once controlled me
Can’t get to me at all
Up here in the cold thin air
I finally can breathe
I know left a life behind
But I’m too relieved to grieve

[Chorus]

[Bridge]
Standing frozen in the life I’ve chosen
You won't find me, the past is so behind me
Buried in the snow

[Chorus]


ビデオニュース・コムの概要:
http://www.videonews.com/
ニュース・コメンタリー (2014年05月17日)
なぜ彼があのような事件を起こしたかを明らかにするのがこれからの私の仕事
ゲスト: 佐藤博史氏(弁護士・遠隔操作ウイルス事件弁護人)
 片山祐輔被告が一転、起訴事実を全面的に認めた遠隔操作ウイルス事件の弁護人を務める佐藤博史弁護士が5月23日、ビデオニュース・ドットコムの番組に出演し、今週、劇的な展開を見せた事件をあらためて振り返った上で、被告の嘘を見抜けなかったことに対する無念さを語った。
 「私たちに嘘をつき続けて申し訳ないという気持ちが少しでもあったのかと聞いたら、それは全くなかったと答えていた。だから見抜けなかった。」佐藤氏はこのように語り、片山氏の嘘を見抜けなかったことへの無念さをにじませた。
 しかし、その一方で佐藤氏は、「弁護士として騙され続けてきたが、片山さんを責める気持ちはないし、気にしていない」、とも述べ、被告に寄り添うことが弁護士の仕事であるとの考えを示した。
 佐藤氏はまた今後の公判における自分の役割について「なぜ彼があのようなことができてしまったかを専門家に解明してもらいたい。そのために片山さんの武装を解除することが今からの私の仕事だと考えている」と語った。

 

【Preview】周防正行氏:これでは取り調べの可視化が進むわけがない
videonewscom
http://youtu.be/NfNwXVU6EnE

014/05/24 に公開

概要:
http://www.videonews.com/
マル激トーク・オン・ディマンド 第684回(2014年05月24日)
これでは取り調べの可視化が進むわけがない
ゲスト:周防正行氏(映画監督)
 海外から「中世」とまで揶揄される日本の刑事司法制度の改革が、遅々として進みそうにない。
 検察の無理な捜査や人権を無視した長期の勾留が指摘された遠隔操作ウイルス事件は、被告の全面自供によって、事件そのものは全く新たな段階に入っている。しかし、今回のように警察や検察が白羽の矢を立てた被疑者が結果的に真犯人だったとしても、不当な刑事手続きが許されるわけではない。仮に今回は警察・検察の見立てが当っていたとしても、次はその見立てが間違っているかもしれない。そして、問題のある捜査によって無実の人間が犯人に仕立て上げられる危険性があることに全く変わりはない。...
 法曹界の部外者という圧倒的少数派の一人として特別部会の委員を務める映画監督の周防正行氏は、痴漢えん罪事件を描いた2007年の映画「それでもボクはやってない」で、日本の刑事司法制度の常軌を逸した後進性や閉鎖性を厳しくあぶり出している。その周防氏や同じく特別部会の委員を務める村木厚子氏ら5人が、取り調べの可視化などを求めて意見書を提出しているが、如何せん特別部会内では法曹界や法曹出身者、警察・検察関係者らが圧倒的多数を占めているため、現在の捜査手法や考え方を変えることに消極的な議論しか出てこないと周防氏は言う。
 捜査当局が独占している関係証拠の全面開示に関しても、周防氏は「部会では『事前に被告人に証拠を全面開示すると、全てに矛盾のない言い訳をするからダメだ』という信じがたい理由で却下された」という。常識的に考えると全ての証拠に矛盾のない供述が出来れば、それはイコール無実の証明になるはずだが、日本の刑事司法においてはそのような常識は通用しない。周防氏によると、そもそも現在の刑事司法制度に問題があるという認識がない人たちが有識者会議の多数を占めているため、とてもではないが実効性のある改革案が出てくることが期待できる状況にはないという。
 これまで日本では、近代司法の大前提である推定無罪の原則が確立されておらず、「疑わしきは罰せよ」という推定有罪の前提で刑事司法が運用されてきたと言っていいだろう。しかしこれは、「10人の真犯人を逃すとも、1人の無辜を罰するなかれ」ではなく、「100人の真犯人を罰せれば1人の無辜を罰するくらいはやむを得ない」という考えをわれわれ自身が受け入れてきたことになる。周防氏は、正に法曹界の刑事関係者はそう考えているようだと言うが、それをわれわれ市民やマスメディアも容認してきたことは否めない。実際に周防氏は今回の特別部会の関係者から「それは分かりますが、それでも真犯人は逃すことは出来ないんです」との言葉を返されたことがあると証言する。
 周防氏は警察・検察がこれまでの捜査の方法を変えたくないがために、可視化や証拠開示に反対しているとの見方を示すが、逆の見方をすれば新しい捜査方法を取り入れようとしないために、いつまで経っても可視化が進まないということも言える。
 民主主義制度のもとでは、刑事事件の捜査こそが統治権力における暴力的な権力が最も顕著に現れる場となる。そこで統治権力の横暴を自在に許しているということは、われわれ日本人がいかに統治権力の暴走リスクに無頓着であるかの証左と言っても過言ではない。そして、このことは刑事司法にとどまらず、他の分野でもわれわれが基本的人権をどう守り、統治権力をいかにして監視しているかの反映となる。言わずもがなだが、社会にとって警察や司法制度がきちんと機能することが重要だからこそ、公正な制度を構築する必要があるのだ。
 これだけ問題が表面化していながら、なぜ日本の刑事制度改革は進まないのか。その結果、われわれの社会はどのような影響を受けているのかなどを、ゲストの周防正行氏とともに、ジャーナリストの神保哲生と社会学者の宮台真司が議論した。

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2014年5月23日 (金)

(ビデオニュース・コム)【遠隔操作ウイルス事件】「すべて私がやりました」片山被告が起訴内容を認め謝罪

【遠隔操作ウイルス事件】「すべて私がやりました」片山被告が起訴内容を認め謝罪
videonewscom
http://youtu.be/Bwx-DgIxomA

2014/05/22 に公開

概要:
http://www.videonews.com/
プレスクラブ (2014年05月22日)
遠隔操作ウイルス事件
「すべて私がやりました」
片山被告が起訴内容を認め謝罪
 遠隔操作ウイルス事件の第9回公判が5月22日東京地裁で行われ、被告の片山祐輔氏が起訴内容をすべて認めた。
 「すべて私がやりました。」
 片山氏はやや力の無い声で、しかしはっきりとした口調でこう語り、一連の事件の被害者や誤って逮捕された人などに謝罪をした。
 検察官から犯行を認めるに至った理由を問われた片山氏は、真犯人メールの送り主が自分であることがばれた時点で、「もはや言い逃れできないと思った」と答え、その後、自殺を考えたが死にきれなかったと述べた。
 公判後に行われた記者会見で佐藤博史弁護士は、片山氏を無実と信じ込んだ自分が完全に騙されていたことを認めた上で、「片山氏は自然に嘘をつけると言っていた。知的能力の高い片山氏がどうしてこのような犯罪者になってしまったかを今後の公判で少しでも明らかにしていきたい」と今後に向けた抱負を語った。
 佐藤弁護士はまた、被告に自分がしたことの重大さを認識させるために、一連の事件の被害者を証人として呼び、被害者の痛みを感じてもらうことが必要になるとの認識を示した。

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2014年5月20日 (火)

「死のうとしたか死にきれなかった」と片山氏は私に語った・一連の犯行を認めた片山祐輔被告の佐藤弁護士が会見

(ビデオニュース・コム)「死のうとしたか死にきれなかった」と片山氏は私に語った・一連の犯行を認めた片山祐輔被告の佐藤弁護士が会見
videonewscom
http://youtu.be/avwDBu43qbA

2014/05/20 に公開

概要:
http://www.videonews.com/
プレスクラブ (2014年05月20日)
「死のうとしたか死にきれなかった」と片山氏は私に語った
一連の犯行を認めた片山祐輔被告の佐藤弁護士が会見
 遠隔操作ウイルス事件の弁護人の佐藤博史弁護士は5月20日、記者会見を行い、被告の片山祐輔氏が一連の事件の犯行を認めたと語った。同日、東京地裁が保釈の取り消しを認める決定を出したため、東京地検は同日、片山氏の身柄を拘束した。
 自治体や企業などに相次いで脅迫メールが送られ、4人の誤認逮捕を生んだ遠隔操作ウイルス事件では、昨年2月に逮捕・起訴された元IT企業社員片山祐輔氏が、自身のパソコンも遠隔操作されており自分は被害者であるとして、一貫して無罪を主張していた。
 しかし、今月16日に真犯人を名乗るメールが報道機関などに届き、その送り主が片山氏だったとの疑いが出ていた。
 この日の会見で佐藤弁護士は、19日午前から音信不通になっていた片山氏から同日深夜になって連絡があり、16日の真犯人メールを送ったのが自分であることを認めた上で、一連の遠隔操作ウイルス事件の犯人も自分であると語ったという。
 片山氏は16日の「真犯人メール」を送ったスマートフォンを荒川の河川敷に埋めていたが、報道を通じてそれが捜査当局に押収されたことを知り、その電話の中に他の事件の証拠も残されていることから、「自分が犯人です」と佐藤弁護士に認めたという。
 片山氏の逮捕直後から一貫して氏の無実を主張し、前日の会見でも「片山氏がそのようなメールを送ることはあり得ない」と断定していた佐藤氏は、「片山氏から申し訳ありませんと言われたが、裏切られたという否定的な感情は沸かなかった。私たちを解任して国選の弁護人にしたいと言っていたが、私は見捨てたりはしないと伝えた」と語った。
 片山氏の無実を信じた理由として佐藤氏は、片山氏が可視化を条件に取り調べに応じるとしていたにもかかわらず検察が可視化を拒んで取り調べを行わなかったことや、押収した片山氏の携帯電話から決定的な証拠となる江ノ島の猫の写真が見つかったとされる報道が、実際には虚偽だったことなどをあげた。
 特に取り調べの可視化について佐藤氏は、可視化をした上で検察が片山氏の取り調べを行い、主張の矛盾点をきちんと指摘していれば、氏は犯行を認めざるを得なくなっていたかもしれないと語った。
 「もし検察が可視化して(直接片山氏に取り調べを行って)いたら、もっと早く片山さんに罪を認めさせることができたのではないか」と佐藤氏は述べた。
 無実を信じていた依頼者が真犯人だったことについて佐藤氏は、「これは弁護士をしていれば必ず起きること。それで被疑者を非難するようでは弁護する資格はない」と語った。
 佐藤氏はまた、昨日からの片山氏との会話の中で、片山氏が自分は平気で嘘をつけてしまう病的なサイコパスであると自らを分析していたと語り、今後の公判では片山氏の精神鑑定なども視野に入れていくことになるとの見通しを示した。

関連:
PC遠隔操作事件:すべての謎が解けたあとに残るもの(八木啓代のひとりごと)
http://nobuyoyagi.blog16.fc2.com/blog-entry-715.html

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