天旗まつりの広告
日本列島を縦断した台風24号は本日10月1日午前11時現在、北海道東側を北東に移動中のようです。東京は深夜0時半頃から雨はたいしたことはないのですが、2時間ぐらい猛烈な風がふいて驚きました。気仙沼方面の被害など大事がなければといいなと思っているところです。
そうした台風の接近が予想されたため、9月30日(日)に予定されていた天旗(てんばた)まつりは開催されませんでした。開催中止を伝える気仙沼凧の会からのお知らせのなかには〈安全を優先し止む無く中止とさせて頂きます〉との言葉がありました。準備を進めていた関係者や参加を楽しみにしていた方々にとっては残念なことでしたが、台風であればしかたなし。次の機会を楽しみにすることにいたしましょう。
9月28日の三陸新報にはこのイベントの案内や協賛広告が掲載されていました。その中にこんな広告が。
三陸新報9月28日掲載広告の一部イメージ
角星さん、プラザホテルさん、ホテル観洋さんの広告ですが、それぞれの〈屋号凧〉を使ったデザインになっています。みな堂々としていて素晴らしい。中央のプラザホテルさんの凧は連凧です。伝統的な意匠を意識してのデザインですね。
明治時代、気仙沼では旧正月に商売繁盛などを願って魚問屋や加工場が屋号を染めた凧を揚げて競い合ったといいます。それが今にいう〈屋号凧〉です。今年で31回目となるはずだった天旗まつりも、こうした伝統の継承を目的のひとつとして1988年に開始されました。
28日の三陸新報によれば、30日には協賛イベントとして〈市内企業協賛による屋号凧の製作〉も予定されていました。上に紹介した3社と同様の屋号凧がたくさんつくられるはずだったのでしょう。
今年の天旗まつり広告では3社でしたが、来年は是非もっと多くの屋号凧広告が見てみたい。東京に暮らし天旗まつりを一度も見たことのない者の勝手な思いですが、どうぞよろしくお願いいたします。
2017年5月31日ブログ「気仙沼天旗まつり」
2016年11月4日ブログ「日の出凧」の起源
そうした台風の接近が予想されたため、9月30日(日)に予定されていた天旗(てんばた)まつりは開催されませんでした。開催中止を伝える気仙沼凧の会からのお知らせのなかには〈安全を優先し止む無く中止とさせて頂きます〉との言葉がありました。準備を進めていた関係者や参加を楽しみにしていた方々にとっては残念なことでしたが、台風であればしかたなし。次の機会を楽しみにすることにいたしましょう。
9月28日の三陸新報にはこのイベントの案内や協賛広告が掲載されていました。その中にこんな広告が。
三陸新報9月28日掲載広告の一部イメージ
角星さん、プラザホテルさん、ホテル観洋さんの広告ですが、それぞれの〈屋号凧〉を使ったデザインになっています。みな堂々としていて素晴らしい。中央のプラザホテルさんの凧は連凧です。伝統的な意匠を意識してのデザインですね。
明治時代、気仙沼では旧正月に商売繁盛などを願って魚問屋や加工場が屋号を染めた凧を揚げて競い合ったといいます。それが今にいう〈屋号凧〉です。今年で31回目となるはずだった天旗まつりも、こうした伝統の継承を目的のひとつとして1988年に開始されました。
28日の三陸新報によれば、30日には協賛イベントとして〈市内企業協賛による屋号凧の製作〉も予定されていました。上に紹介した3社と同様の屋号凧がたくさんつくられるはずだったのでしょう。
今年の天旗まつり広告では3社でしたが、来年は是非もっと多くの屋号凧広告が見てみたい。東京に暮らし天旗まつりを一度も見たことのない者の勝手な思いですが、どうぞよろしくお願いいたします。
2017年5月31日ブログ「気仙沼天旗まつり」
2016年11月4日ブログ「日の出凧」の起源