2月11日午後9時からのNHKスペシャル「シリーズ東日本大震災」
“魚の町”は守れるか
~ある信用金庫の200日。見ていただけましたでしょうか。反響がかなり大きかったようで、16日の深夜には再放送されました。
NHKの再放送案内にはこう書いてありました。
「震災で不良債権寸前になった中小企業を救うため、リスク覚悟で次々と実行される“異例の融資”。自らも存続の危機に立つ信金の、瀬戸際の融資に密着するインサイドルポ」
フカヒレを扱うヨシエイさんのメインバンクの〈冷たい対応〉に、あの銀行はどこだ!という声がネットでもわきあがりました。
このブログでも、番組を紹介した2月8日のブログ「信用金庫の200日」にたくさんのコメントをいただきました。記事の一番下の「コメント」をクリックするとお読みいただけますが、ここに当方の返信内容も含めてご紹介します。
● 金融機関本来の姿に感動しました!
突然のメールで失礼します。 たまたま気仙沼信金のホームページを検索していたところ、貴ブログを見つけ投稿させていただいた次第です。
小生も本日のNHK番組を視聴して心が震えました。折しも連日の国会中継にもどかしさとやり場のない怒りに悶々としていたなかでの放送だっただけに、現場の決断が何より大切であることが痛いほど判りました。
「気仙沼ブランド」を絶やすな! 信金スタッフをはじめ地元の方たちの熱い思いに、心よりエールを送ります。 そして微力ながらも関西の地から東北の復興を支援し続けたいと思います。 乱文失礼いたしました。
2012-02-11 23:24 茨木市 林さん
● Re: 金融機関本来の姿に感動しました!
林さま コメントありがとうございました。あのNHKの番組はとてもよかったですね。気仙沼の事業復興のきびしい現実がよくとらえられていました。また、わずかながらも今後への希望が感じられるおわりかたにも、正直すこしホッとしました。茨木におすまいとのこと。今後とも気仙沼のこと、よろしくお願いいたします。
2012-02-13 14:21 気中20小田
● No title
今回のメインバンクは宮城県に本店のある銀行ではなく、岩手県に本店のある銀行らしく、気仙沼の経済界の上層部は把握しているらしいが、一般的には宮城県内の銀行と思ってしまう…
これで地元から預金が下ろされたりしたら、マスコミによる風評被害…
岩手県の銀行自体の被害も大きかったとはいえ、誤った印象を与えることでの宮城県内への影響は結構大きいかもしれない…
それでも頑張れ!気仙沼信金!そして七十七銀行&仙台銀行!
2012-02-15 03:32 地元を愛する宮城県民さん
● Re: No title
コメントありがとうございました。なにか気仙沼の人を敵に回した感もあるあの銀行。私もどこかと思っておりました。ネットの情報でも岩手県に本店のある銀行のようですね。信金、銀行の皆さんもひと踏ん張りしていただきたいところです。
2012-02-15 14:56気中20小田
● 偶然…ではないのでしょう。
昨夜、偶然テレビのチャンネルをそのままにしており、番組を拝見しました。
とても素晴らしい内容で、NHKさんやなぁ。と思う一方で、現場がもっともっと活性化することを願わずに居られませんでした。
人と人との支援、保身、そして前進する姿からは、銀行が悪いとか、信金がよいとかの基準ではなく、三者全員が必死であることが伝わってきました。何度も見たくなる内容でした。
気仙沼の企業の方の本気と比べると、関西の地は、まだまだヌルイ状況と言わざるを得ませんが、心の底から応援しています。 素晴らしい番組でした。
2012-02-17 18:1 8兵庫県 稲澤さん
● Re: 偶然…ではないのでしょう。
稲澤様 ありがとうございました。おっしゃる通り、みんな必死なのですね。単純な善悪で捉えることは慎みたいと思います。と言いながら、なんだよあそこの銀行はと思ってみたりもするのですが。これからもよろしくお願いいたします。
2012-02-17 18:25 気中20小田
投稿コメントは以上です。気仙沼信用金庫へのエール、そしてまたメインバンクのほうも思いやる発言など、皆さん、本当にありがとうございます。
いろんなご意見があるでしょう。しかし、とにかく、それぞれみんな生き残るために必死なんだ。
それだけは間違いないでしょう。
2月8日ブログ「信用金庫の200日」
テーマ : 東北地方太平洋沖地震義援金、災害援助
ジャンル : 福祉・ボランティア