アステル
私は、人に対する意見を持たない。
企業や政党に対する意見も持たない。
社会や国に対する意見も持たない。
そして、自分に対する意見も持たない。
もちろん、神に対する意見も。
私は、例えてみるなら、星のようなものだ。
あらゆるものから、そして、私からすら離れ、ただ気付いている。
全てに気付いてはいるが、特に関心は持っていない。
ただ、純粋に気付いていたいのだ。
しかし、立場を変えて見守られている側に立った時、
星のこの上なく優しい無関心に気付く。
愛とは星のようなものなのである。
星に見守られている中で、心は静まり、
女神の衣の細かなひだまで鮮やかに見える。
心が静まった時、全ては自然に収まる。
心がわずかに動いたとしても、それは戯れという芸術を創るだけである。
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Comments
Kayさんのおっしゃる意味とはすこし外れるのかも知れませんが
無関心ほど公平なことはない、と思います。
人生振り返れば、私が心を乱す時って、いつも
不公平(私の器が小さいせいなのでしょうが)が引き金に
なっていたように思います。
そして、究極の公平が・・・無関心?
そういえば、かなり小さいころに読んだ昔話に
ありました。神も悪魔も不公平で、死神だけが
一番公平だ、みたいな、そんな話が。
(この際、ここでの「神」を深く追求しないで
くださいね・汗 たぶん信仰=神 とかそんな
あたりの意味だと思いますが)
三つ子の魂 百までなのか、そのせいで・・・
ほたるちゃん好き(オチはそれか!
いや、まあ、余談です(^^;
Posted by: じゅん | 2009.09.20 05:15 PM
★じゅんさん
私は、全てを公平に愛することは不可能なので、自分も含め、全てに無関心になればと思うのですが、人間世界、なかなかそうはいきません。
ただ、全てを愛する方法(?)も最近、ちょっと分かってきました。
まだ、思索中ですが。
不公平を感じると、やきもちになります。
昔、ジャイアント馬場さんが、「一切のモメゴトはやきもちから起こるんだ」と言ったのを知って、馬場さんって偉い人だなと思い、彼の本を集めています。
サターンが漫画で、自分で名乗った「沈黙の戦士」という名称が好きです。
沈黙・・・ここに全ての真理があるに違いないと思います。
・・・と、曖昧に逃げる・・・^^;
Posted by: Kay | 2009.09.20 08:15 PM