諜報機関と支配者勢力
24時間以内に、MI6という名称を2度見ることはそうはあるまい。
MI6とは、007こと、ジェームズ・ボンドが所属していたことで名高いイギリス情報局秘密情報部のことだ。本当はかなり昔にSISという名称になっているはずであるが、なぜかいまだMI6が一般的で、少し前、朝のテレビで、人気女優の深田恭子さんが、テレビドラマで、MI6に在籍した経験のあるスパイ役をやると聞いた。
その前の晩、帰りの電車の中で読んでいた本にMI6のことが書かれていて、有名な話ではあるが、ウェールズ大公妃ダイアナは、MI6により暗殺されたという説に少し触れていた。これを読んでいる時に、J.F.ケネディや、その弟のロバートの暗殺も、CIA、あるいは、FBIによるものであるという説もあるなと思っていたら、その夜に、なぜかケネディに関するテレビ番組が放送されていた。
面白い共時性である。
諜報機関、情報機関というのは、国家権力と密接に結びついたもので、ある意味、支配者の力の象徴と考えても良い。
国家を影で操る者にとっては、自分達の利益を危うくさせる危険のある人物をこれらの機関を使って暗殺するというのはありそうなことであろう。そういった勢力のことを、バイオ・パワーとかフォースと言うものらしい。
バイオ・パワーやフォースに力を与えないためには、我々が一人一人が、学校、マスコミ、大企業、宗教団体を崇拝しないことだ。
良い大学に入ってエリートコースを行こうとか、テレビや大手新聞を盲目的に信じたり、大企業が収益を上げることが善であるとか、宗教団体や教祖に従順でないと宗教心を持っていないなどといった、バイオ・パワーやフォースが我々に叩き込んだ洗脳を全て破ることだ。
会社に所属している場合、給料をもらっている限りは責務を果たすのは人間として当然のことではあるが、必要以上に依存したり、自己を売り渡さないことだ。ましてや、プライベートな部分にまで干渉させてはならず、会社関係の宴会や社員旅行などは全て断ることだ。
自由への道はそこから始まるのである。
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