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「死ぬときに後悔すること」ベスト10


 余命、数週間。不自由な体、満足に歩くこともできない。日中も寝ている時間が多くなり、頭もうまくはたらかない ──そんな人生の最終章の人に向かって、こう問いかける。

   いま、後悔していることは、何ですか?

 「死ぬときに後悔すること25」の著者は、終末期における緩和医療に携わる医師。現場で見聞した、「余命いくばくもない状態で、後悔すること」をまとめたのが本書なのだ。得られた答えは、多様でいて一様だし、複雑なようで単純だったりする。

 もうすぐ自分が死ぬと分かっている人が、何を悔いているのか。これを知ることで、わたしの人生で同じ後悔をせずにすむのだろうか。考え考え読んで、いくつかの「先立つ後悔」を得ることができた。後悔は後からしかできないものだが、これはわたしにとって「先悔」となるものを、ランキング形式でご紹介。本書では25章に分かれているが、わたし流にベスト10に絞ってみた。

第10位 健康を大切にしなかったこと

 著者によると、「健康を大切にする」とは、宣伝を信じてサプリを摂ることではなく、定期的に検査をし、医師のアドバイスに従うことだという。もっと具体的に言うと、四十超えたら、毎年人間ドックで検査してもらえという。

   「先生、もう少し早く検査をしておけばよかった…」

 終末医療の現場にて、このセリフをよく聞くそうな。もちろん、検査をしておけば100%発見できるとは限らないが、検査をしておけば発見できた可能性もあるわけだ。それゆえ、検査しなかったことに煩悶する人が後を絶たないという。

 著者に言わせると、最初に金を使うか、そうでないかだけの違いだという。金銭を惜しまず人間ドックを定期的に受診するのは、いわゆる富裕層で、テレビの怪しげな情報を鵜呑み、予防に金をかけるのを厭うのが一般層だという。結果、早期発見で縮小手術で根治する金持ちと、進行がんになってから見つかり、金のかかる抗がん剤の副作用に苦しみながら死んでいく庶民の構図が見える。予防の1オンスは治療の1ポンドに勝るというやつか。

第9位 感情に振り回された一生を過ごしたこと

 おそらくこれは、わたしも同じ後悔に陥るかも。誰かを恨んだりうらやんだり、怒ったり泣いたりして、あれこれと心を惑わせていくだろう。そして、自分の死に際になってはじめて、そんなことは「自分の死」からすれば、微々たるものだということに気づくだろう。最期になって振り返ってみると、「何であんなに泣いたり、怒ったりしたのか分かりません」という気持ちになるに違いない。

 こうしたことを、もっと前に知っていれば、もっと穏やかに生きられたのに。自分の感情に左右されずに、冷静な判断ができたはずなのに───ちょうどいい訓練として、「自分の死に際を徹底的に想像しつくすこと」がある。ひとは生きてきたように死ぬ。自分が「正しい」と思う死に方を目指すことは、そのまま、自分が「正しい」と思う生き方に直結している。これは、隆慶一郎「死ぬことと見つけたり」で学んだ。

正しい死に方「死ぬことと見つけたり」

第8位 仕事ばかりだったこと

 これは耳に痛い。社畜に甘んじていても、銭のためと割り切っていても、どこまで行っても仕事から離れられないのは悲しい。島耕作のようにセルフ洗脳する人生もアリなのだが、本書では六十代で末期がんの女性が出てくる。家族を犠牲にしてまで、仕事に励んできたそうな。仕事だけが、寄りかかれる柱だった人生。だから彼女は、体力が落ち、歩くのが難しくなり、呼吸困難になっても、仕事に行くことを望んだのだ。

 仕事人間から仕事を取り上げると、老いるのも死ぬのも早い。そんな人生を望んだのなら、それでもいいのだが… 仕事以外で生きがいを見つけたとき、「もっと早くに知っておけばよかった」と後悔するのかもしれない。

第7位 子どもを育てなかったこと

 ありがたいことに、わたしには子どもがいる。子どものおかげで生きてこれたようなものだ。いっぽう、さまざまな理由で、子どもがいないまま人生を終える人がいる。著者の経験によると、「子どもなんていなければよかった」という人は一人もいないそうな。反面、「子どもがいればよかった」という人は少なくないという。事情は人それぞれかもしれないが、心に留めておきたい。

第6位 タバコを止めなかったこと

 かつてのわたしも含め、タバコを日常的に吸っている人は、「喫煙は自己責任」だと自覚している(はずだ)。他人にメーワクをかけないように吸えば、誰に文句を言われる筋合いもなし、と思っている。「タバコで病気になっても、自分で決めたことだから」とか、「太く短く生きるのだ」と広言する人もいる。

   「肺気腫でこんなに苦しい思いをするなら、タバコを止めればよかった」

 まさに、あとの祭り、そのもの。死ぬ前に後悔することとして、「健康を大切にしなかったこと」があるが、それとは別個にタバコについて章が立てられているほど、この後悔は深いようだ。最初の頃、「リスクは承知の上」だと強弁していても、死が避けられないものとして近づくにつれ、おしなべてタバコの恐怖に押しつぶされる。

第5位 行きたい場所に行かなかったこと

 これは二通りあるそうな。旅行という意味と、会いたい人という意味に分かれている。体力が落ちると移動すらままならなくなる。特に、会いたいという人がいるならば、思ったその場で会いに行けという。相手がこの世を去ってしまうこともあるのだから。そんな人の後悔を見越して「一期一会」という言葉はあるのだが、実践はなかなか難しい。

 旅行はできるうちに。会いたい人は、会えるうちに。

第4位 自分のやりたいことをやらなかったこと

 耐えて忍んでガマンして、いまわの際になって初めて、自分に嘘をついて生きてきたことに気づく。本当にしたかったことを後回しにしてきた結果、もう回すべき「後」がないことが分かる。

   「先生、ひたすら耐えるだけの私の人生は、何だったんでしょう?」

 空気読みすぎた人生。仕事、家庭、血縁、夢や望みを犠牲にした(と本人は思っている)人生。「忍従」は美徳の一つと言われているが、人生のラストでこんな思いに囚われるなんて… かわいそうとしか思えない。あるいは、ひょっとすると、実現する「いつか」を糧にして生きてきたのだろうか?

第3位 自分の生きた証を残さなかったこと

 若くして幼い子どもを残して逝くような場合、この後悔が多いという。子どもは親の死を理解できないため、何らかのメッセージを残していくという。つまり、お父さんあるいはお母さんはこういう人間で、こういう風に生きたんだよ、と将来子どもが読むための手紙やビデオレターを残すんだ。

 たとえば、映画「マイ・ライフ」がまさにそうだったね。予告編だけで号泣した映画も珍しい。あるいは、映画「死ぬまでにしたい10のこと」は、ボイスレターだった。「娘が○歳になったら聞かせること」というメモをつけて、その年頃の娘へのアドバイスや注意を吹き込む。これらの映画は、ハンカチじゃなくてタオルが必要だ。人生は有限だが、ときどきそのことを忘れてしまう。自分の死を思い起こす仕組みをつくり、定期的にくりかえすことが肝要かと。映画や本は、そのための良いツールだね。

死を忘れないための3冊+

第2位 美味しいものを食べておかなかったこと

 病であれ、老いであれ、死期が迫ると、味覚が変わることが多いようだ。さらに、食欲そのものが落ちてくる。食べようとしても、「その気にならない」ようになり、たとえ無理に口にしても、「砂をかむような気分」になるという。</p

 こんな状態になって、食べられなかったことや、もっと食べておけばよかったと後悔する人が出てくる。舌がんの摘出手術をする人の、最後の晩餐につきあったことがある。舌の大半を取ってしまうので、食事は流動食になる。懐具合より、居酒屋の刺身盛りが精一杯の贅沢だったが、それでも彼は美味しそうに、本当においしそうに、味わっていた。食べることは生きること、生きることとは食べることを、彼から教わった。

第1位 愛する人に「ありがとう」と伝えなかったこと

 「ありがとう」、「すばらしい」、「素敵です」、「好きです」、「愛しています」… 人との交わりの嬉しいことやポジティブな面に目を向けて、そいつを言葉で示す。これらはタイミングもあるが、人に対する「姿勢」のようなものではないかと考えている。だから、こうした言葉はチャンスを捕まえて積極的に使っていきたい。「ありがとう」が言い足りなかった人生は、後悔の連続だろう。ありがとうは最強の言葉。言われた人も、言う人も幸せにする魔法の言葉なのだから。

 ベスト10はこれにておしまい。本書には他にもさまざまな後悔が出てくる。「遺産をどうするか決めなかったこと」、「治療の意味を見失ってしまったこと」、面白いといったら不謹慎だが、「子どもを結婚させなかったこと」なども。わたしなら、「読みたい本を読めなかったこと」が入ってくるかも。そうならないためにも、世の時評に振り回されない選書眼を養わないと。

 他人(ひと)の死にざまから、己の生きざまを学ぶ、格好の事例集として読みたい。

 

 

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コメント

とても興味深いエントリでした。
私のブログで取り上げさせて頂きました。

それから、トラックバックしておきました。

投稿: 有閑男爵 | 2009.08.10 15:43

>「子どもなんていなければよかった」という人は一人もいないそうな。
>反面、「子どもがいればよかった」という人は少なくないという。

「子どもがいればよかった」という人と「子どもがいなくてもよかった」という人の数を比べなくちゃ意味がないのでは。私はたぶん後者だし、今の時代結構そういう人は少なくないと思う。

投稿: こども | 2009.08.10 19:13

誤読の可能性があるので訂正。
「子どもがいればよかった」と、「子どもはいなかったけど、よかった」ですね。

投稿: こども | 2009.08.10 19:14

>「子どもがいればよかった」という人と「子どもがいなくてもよかった」という人の数を比べなくちゃ意味がないのでは。

比べて何の意味があるのでしょう?

投稿: なまえ | 2009.08.11 00:36

>子どもがいなくてもよかった」という人の数を比べなくちゃ意味がない

子供がいなくても、後悔しないひとが割合多くいるのでは?、と云っているのだと思います。

うーん、わたしは子持ちじゃないですが、やっぱり子供いれば何か別の可能性が開けたような気もしますね。
第3位の自分が生きた証とも重なる部分あると思いますし。

投稿: | 2009.08.11 03:14

ニートや障害持ちの子供をもってなおそんな事が言えるのかが気になります。
こういった子供を持つと4位、5位、8位辺りで不満が爆発しそうですが。。。

投稿: | 2009.08.11 09:43

横で済まんが「ベスト」は良評価のときの形容詞だとオモ。トップ10、とかの方が妥当なタイトルじゃね?

あと、俺は子供いなくても後悔しない方に一票。

投稿: 任意 | 2009.08.11 13:59

死ぬときに後悔すること

なんで生まれてきちゃったんだろう…

投稿: ふむふむ | 2009.08.11 17:10

第7位、身に染みます。そして、「子供なんていなくても・・」という人に、僕自身の今の素直な気持ちを。

子宝に恵まれないまま四十路が近づくにつれ、もっと早くに子供を作っていれば良かったと後悔してます。

高い確率で僕は、同級生の妻より先に逝く。妻に看取られて逝けるなら、僕は死というものがさして怖くない。幸せに死ねる不思議な自信がある。

しかし、残された妻はどうだろうか。こんな話をすると、必ず妻は冗談めかして、しかし半ば真顔で「あなたの葬式を済ませたら、私も付いていくから。」と答える。

この答えを、僕は決して嬉しいと思わない。むしろ、こんな答えしかさせてやれないことを本当に済まないと思う。

もちろん、妻は本当に後追いするほど浅薄な人ではないし、仕事にも友人にも恵まれ、きっと幸せに生きてくれると思っている。

ただ、もし子供がいたら、僕たちは今以上の幸せな時間を生き、そしていつか妻も、僕と同じくらい幸せな最後を迎えることが出来るんじゃないか?そう思えてならないのです。

結婚し、子供を産み育てる。若い人達には、このシンプルな生き方の持つ価値を過小評価して後悔したりしないようにして欲しいと願っています。

投稿: S | 2009.08.11 19:48

障害者の子供を持つ私なら
「子供をまともに生んでやれなかった」
「その子供が将来苦労しないだけの貯金を残してやれなかった」
「それでも子供がいて良かった」

かな?
子供がすでに大人になっていたらまた別の感想や後悔が出てくるんでしょうね。

投稿: | 2009.08.12 15:17

ハードディスクの中身を消してなかった
死んだ後も親類縁者から笑われるのは勘弁だ

投稿: | 2009.08.12 19:05

Sさんの書き込み、心にどーんと響きました。
こういうことを本心で言える(書ける)人はそういないと思います。
ありがとう。
理由を書いたら相当な長文になってしまいます。だから一言感謝の気持ちを伝えたかったです。

投稿: TI | 2009.08.13 01:12

俺の中では10位と2位は紙一重なんだよなぁ
高脂血症だから脂っこいのは控えないといけないけど
脂っこいのが好きなんだよねぇ…

投稿: | 2009.08.13 20:26

ブログのフォントを明朝体にしていたこと

投稿: | 2009.08.14 01:49

聞くなよ

投稿: | 2009.08.14 03:26

良いかい。この記事の人たちは、自分が余命数日と認識している人たちなんだよ。

そんなつらい状況下に建たされている人たちの気持ちなんて俺らには到底わからないこと。

有閑男爵さんのような意見も少なからず在るかもしれないけど、実際こういう人たちからすれば、支えになってくれる子供が居ないという状況は厳しいんだと思う。

本能的にもね…自分の子孫を残すっていう本能は人間にもあると思うよ、理性を失ったらただの動物だもの。

投稿: | 2009.08.14 06:09

どんなに充実した人生を送った人でも、
どんなに人から愛されていた人でも、
自分の人生の終わりが見えたときには、
必ず後悔はすると思う。

だから今は自分の望む道を選びたいな。
好き勝手やるも人生、ただ耐えるだけも人生。
もちろん周りの人に迷惑をかけないのは絶対条件だけどね。

投稿: | 2009.08.14 08:35

とても興味深い内容でした。
私のブログでもこちらのURLを紹介させていただきたく思います。

ところで、「後悔」というのは、
・後悔するような人生だったかどうか
じゃなくて
・後悔するような性格かどうか
が重要なのだと思います。

たとえば、第7位の「子どもを育てなかった」という後悔について

後悔するタイプの性格の人は、子どもを育てていたらいたで、子育ての仕方を後悔したりするものだと思うのです。

いろいろな意味で考えさせられるお話でした。
ありがとうございました。

投稿: なの | 2009.08.15 09:30

最近、老眼を理由に活字から離れた日々を送っていましたが、
久しぶりに“読みたい”と思える本に会えました。
他の書評も大変面白く、参考になりました。
自分のブログでもこちらのブログを紹介させていただきました。
事後承諾で申し訳ありませんm(__)m

投稿: さとちん | 2009.08.16 22:49

第7位 子どもを育てなかったこと.これは良く分かります。
子どもができない、さまざまな理由があるけど
例え、自分の生んだ子供でなくても養子・里親になり育てる喜び・苦労・幸せがありますからね。

子育ての仕方で後悔するのではなく反省。常日頃から反省してちょっと一歩進むようにかな。

>「子どもがいればよかった」という人と「子どもがいなくてもよかった」という人の数を比べなくちゃ意味がないのでは。
子どもがいる喜びを知らないから、比べることができるのかも。

投稿: hana | 2009.08.17 14:24

とても深く心に残りました。

投稿: | 2009.08.23 18:53

この記事に会えてよかった、ありがとうございます(^^)

投稿: ウィル | 2009.09.04 17:29

とてもいい記事ですね。
僕のブログで紹介させていただきます。

投稿: アシタカ | 2009.11.02 00:52

>>アシタカさん

了解です、ありがとうございます。

投稿: Dain | 2009.11.03 13:47

コメントを読んだが、先があると思ってるうちは後悔ってのはないんだなと思った。

投稿: | 2009.11.15 10:23

>>名無しさん@2009.11.15 10:23

「後悔先に立たず」を深読みすると、そう取れますね。

投稿: Dain | 2009.11.16 06:58

>ニートや障害持ちの子供をもってなおそんな事が言えるのかが気になります。

自信を持って言えますね。
皆さんは、ハッピーの定義を「苦労しない」とか「楽ちん」とかに置いてません?

しみじみと、自分を育ててくれた両親の恩を思います。それだけでも、子供を育てて良かったと思ってます。

子供を育てて(育てる苦労をして)、人間として一人前ではないでしょうか。順風満帆に育てられなかったから、そういう人にも優しく思いやれるようになりました。

投稿: かくせい Ⅲ | 2009.12.03 19:51

自分には縁がなく子供がいません。

あるお客様に
「あなたはお母さんとも呼ばれないし、おばぁちゃんとも呼ばれないね」
と言われました。

何も知らない人は気軽に色んな事を言いますが、それでも泣きながらでも、笑って暮らせる様に努力している人がいる事をお伝えします。

心に残る一冊になりそうです。

投稿: 愛する人はいます。 | 2010.01.26 19:49

>>愛する人はいます。さん

「ねばならぬ」ものは無い、と思います。
笑って暮らすのは、わたしも心がけています。

投稿: Dain | 2010.01.27 00:50

良い記事でした。この本、買います。

投稿: 陽子 | 2011.03.05 22:12

子供については歳取るにつれて考え方変わるよ。
今20代とかで、いなくても全然いーじゃんと思ってる人が、40代後半以降に同じこと言えるとは限らないからね。

人生の限りが見えるようになるにつれ、(いない人は)いたら良かったと思うようになるよ。
ましてやこの本に出る人は、限りどころか余命が目の前に見えてる人でしょう。

投稿: | 2011.04.03 00:47

>>名無しさん@2011.04.03 00:47

激しく同意します。
確固たる信条も、うつろいやすい心情も、どちらも人の気持ちです。ただ、(わたしの場合)そのことに気づくために、ずいぶん時間をかけて遠回りしました。

本書は、ショートカットになるかと。

投稿: Dain | 2011.04.03 07:26

しないと後悔すると分かってても、それらを実現するのが難しいことが多いです。それらの、一見、難しすぎるわけでもなさそうなことができないというダメさを抱えて、やっとこさ生きているところもあるので。そういうことを、殆ど実現できている人たちは、要するにデキる立派な人たちだと思います。誰でも後悔して、、死んでいくものなのかも、、。出来うる限り、そういうリストにあるようなことを実現させる努力はできるならすべきだとは思いますが、死ぬ間際のことを考えてするという感じは、何か人生を成功、不成功という見方で総括しているようで気が滅入るものがありますね、、、。

投稿: フー | 2011.04.10 03:51

>>フーさん

コメントありがとうございます。いかなる選択をしたとしても、後悔なしに生きることは、不可能でしょう。けれども、「後悔しそうなこと」に気づかずに、または、目を逸らして生きるのは、(わたしにとっては)リスキーです。わたしは忘れやすいので、折にふれ、「後悔しそうなこと」を見返すことで、意図的に「選択」していこうかと。
避けたいのは、選択肢があることに気づかずに、または、目を逸らしたまま流されてゆき、後になって強制的に向き合わされることなのです。「成功・不成功」という評価軸はありませんよ。

投稿: Dain | 2011.04.10 07:04

正直私にとってはあまり良く思えない本でした。
人には各々、様々な生き方や考え方があるし、これをやっていなければ後悔する、なんていうメッセージは少々押し付けがましく感じられました。


投稿: | 2012.01.31 17:07

>>名無しさん@2012.01.31

書き手(というか編み手?)の医師は、まだ若い方なので、練れていない部分は確かに鼻につきます。そこはさっぴいて読むのが大人かと。

投稿: Dain | 2012.02.05 12:38

「今も幸せだけど、それ以上の幸せと安寧な最期を迎えるために子供が欲しい」、とは たいした自己愛だと思う。

> もし子供がいたら、僕たちは今以上の幸せな時間を生き、そしていつか妻も、僕と同じくらい幸せな最後を迎えることが出来るんじゃないか?そう思えてならないのです。

投稿: | 2012.10.18 00:12

ここに書かれてることでの後悔は全然ないや
本買わなくてすんだ。
ありがとう

投稿: 癌子 | 2015.11.25 09:47

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