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きまぐれな日々

普天間基地問題に関して、考えられる限り最悪の決着を選んだ鳩山由紀夫首相に対しては、本当に怒り心頭に発した。

なぜ鳩山首相はダメなのかと考えると、政治家に必要な内発性を持っていないからだろう。突き詰めれば、大富豪のお坊っちゃんの政治家が、道楽で政治をやった結果がこれだと言う他ない。鳩山首相を見ていて思い出すのが前首相の麻生太郎だ。福田康夫や安倍晋三も「○○元首相の息子」や「×元首相の孫」だが、一番鳩山由紀夫に近いのは麻生太郎だろう。大富豪には「国民の生活が第一」の政治はできない。

そう思ったから、前回のエントリでは久々に世襲政治家批判をしたが、麻生内閣発足当時とは打って変わって、反応ははかばかしくなかった。

安倍晋三や麻生太郎の世襲は許せないけれども、鳩山由紀夫の世襲は許すというのではダブルスタンダードだ。鳩山由紀夫の世襲に言及しないのであれば、安倍晋三や麻生太郎の世襲を批判する資格はない。当ブログは、道楽で政治をやっているようにしか見えない鳩山由紀夫を、総理大臣の座から引きずり下ろすべきだと主張する。5月14日付のエントリで、「真正保守」とは金持ちの道楽だと書いたが、それは何も「真正保守」だけには限らず、政権交代を実現させた内閣総理大臣も同類だった。

社民党の連立離脱騒ぎが起きて、ようやく、小沢一郎と関係の深い輿石東から、鳩山首相に対する批判が飛び出したが、小沢一郎自身は沈黙しておいて輿石東にしゃべらせるというせこいやり方をとっている。自身が矢面に立たずに済む今のポジションに、小沢一郎は深く満足していることだろう。

いい加減、「小沢一郎が総理大臣だったなら、普天間基地移設問題は違った結果になっていただろう」などという幻想は捨てた方が良い。鳩山内閣でだって、小沢一郎が本気なら、鳩山首相の判断に影響を与えられる力を持っていたのに、小沢一郎はそれを行使しなかった。つまり、小沢一郎にも「やる気」はなかった。そう私は解釈している。

この観測を裏付けるのが、一昨日(26日)の『日本がアブナイ!』に紹介されていた時事通信の記事で、同ブログから孫引きすると、

官邸にも大きな影響力を持つ小沢氏は普天間問題の調整に乗り出す気はなさそうだ。与党3党の国対委員長が25日、「基地の県外・国外移設に今後も取り組む」ことなどを盛り込んだ幹事長レベルの「覚書」で決着を図ろうと動いたが、小沢氏は「官邸と社民党でやってくれ」と拒否した。
(2010年5月25日 時事通信)

とのことだ。

よく、小沢一郎でなきゃアメリカにものをいえない、という人がいるが、前々から書くように私はそれを疑っている。古い話を持ち出すと怒られるかもしれないが、小沢一郎は日米構造協議で一方的にアメリカに譲歩した人間である。

小沢一郎は、確かに政権交代にはもっとも寄与した人間かもしれないが、政権交代を実現させたことによって小沢一郎は歴史的使命を終えた。何もできない鳩山政権を見ると、そう断定するしかない。小沢一郎は、鳩山由紀夫ほど浮世離れした人間ではないが、やはり世襲政治家には違いない。小沢一郎にも、自らが掲げた「国民の生活が第一」のスローガンにのっとった政治はできないと私は考えている。

これも久しぶりに書くフレーズだが、鳩山由紀夫や小沢一郎が「なんとかしてくれそう」という幻想は捨てなければならない時だ。彼らには、結果を出せなかった。それがすべてである。われわれは、事実に基づいて判断を下さなければならない。鳩山由紀夫がどこまで真剣にアメリカと対峙しようとしていたかなどということはどうでも良い。命がけだったと言わんばかりの小沢・鳩山信者もいる一方で、私などは、鳩山由紀夫には本気など全くなくて、ただ単に「対等な日米関係になれば良いなあ」という淡い願望があっただけだろうと考えているが、鳩山由紀夫の本心について議論するつもりは、私には毛頭ない。政治家は、出した結果だけから評価されるべきだ。

ところで、今朝の『朝日新聞』1面の見出しは、「首相、福島氏更迭を検討」となっている。asahi.netにも出ている(下記URL)。
http://www.asahi.com/politics/update/0528/TKY201005270602.html

記事には、首相側近議員の一人が「社民党に弱腰なところを見せれば、政権の評価はますます落ちてしまう」と懸念しており、首相に更迭を進言したというが、普通に読むとこの発言の主は官房長官を務める無能な平野博文ではないかと思える。平野ではないとしても、鳩山首相のお友達である旧民社系議員の一人ではないか。実際には、鳩山首相は自ら辞任するどころか無能な平野博文さえ更迭しないから政権の評価は地に堕ちた。ハマグリという仇名の国家公安委員長が政権の足を引っ張った時にも鳩山首相はなんのお咎めもなしだった。お仲間の民社系議員に対してはとことん「友愛」精神を発揮するのが鳩山由紀夫という男だ。

社民党については、前掲の朝日新聞記事に、

政権内には、社民党の辻元清美・国土交通副大臣を現職に残すことで、「福島氏を更迭しても、連立の枠組み自体は維持できる」との見方がある。

などと書かれている。社民党もなめられたものだが、朝日は

 一方で社民党内にも、福島氏のかたくなな姿勢を批判する声がある。27日夜の社民党議員の会合では、福島氏を前に「党首として責任を果たしていない」と批判し、党首交代を求める声も上がった。

とも伝えている。確認はしていないけれども、阿部知子あたりが言いそうなことだ。阿部知子だけではなく、沈黙を守る辻元清美も、本心では連立離脱に反対なのではないかと思える。昨夜の『報道ステーション』では、社民党が福島党首を説得している構図になっていると伝えていた。

社民党の連立離脱は、マスコミの望むところだが、鳩山首相が「現行案」での決着に踏み切った以上社民党が連立離脱するぞと言って鳩山首相と争うのは当然だ。私の意見を言うと、連立政権発足後に社民党及び福島党首が出した結果には到底合格点は与えられないし、仮に普天間基地問題で鳩山首相を止められないと最初からわかっていたとするならもっと早い段階で連立を離脱すべきだった。いまさら連立を離脱しようがしまいが、今度の参院選で社民党に投票することはなく、今回は選挙区も比例代表も共産党に投票する。だが、その一方で福島党首にはあくまで粘ってほしいとも思う。最低でも無能な平野博文の首を取るくらいの結果を出すまで引き下がってはならない。

民主党内の社民党応援団もようやく動き出したように見える。前掲の朝日新聞記事で、もっとも目をひいたのは下記の箇所だ。

 ただ、民主党内では、7月の参院選での社民との選挙協力を重視して福島氏に譲るべきだとの意見も根強い。このため、首相の姿勢への党内の批判も厳しさを増しており、同党参院幹部の一人は27日夜、「鳩山さんはいずれにしても辞めないといけない。この内閣は完全に機能不全になっている」と語り、首相の辞任論に言及した。
(asahi.com 2010年5月28日)


最初読んだ時、これは輿石東の発言かと思ったが、記事ではその直後に

 平野博文官房長官や輿石東・参院議員会長は、政府方針を閣僚の署名の必要のない「首相発言」とすることで事態を収拾すべきだという考えと見られる。

と書かれているので、輿石ではないのかもしれない。いずれにしても小沢一郎の息のかかった者の発言と考えられる。ようやく民主党内からも「鳩山降ろし」の声が出てきた。もっとも、最近の小沢一郎の行動パターンから類推すると、強くは「鳩山降ろし」を推進しない可能性もある、というよりそちらの可能性の方が高いようにも思える。

手詰まりの鳩山首相は、昨日(27日)、東京都内で開かれた全国知事会議に出席して、普天間飛行場や嘉手納基地で行われている米軍の訓練の一部を各都道府県で分散して受け入れられるよう協力を要請したが、これを政治利用したのが橋下徹だった。石原慎太郎はけんもほろろの態度をとったが、橋下は、「基地負担をしている県の犠牲のもと、大阪府民は安全をただ乗りしている。もし何かあれば、できる限りのことをしたい」と述べた(5月28日付朝日新聞より)。『報道ステーション』では古舘伊知郎と朝日新聞の一色清がこの橋下発言を絶賛していたが、いよいよ極右ポピュリストの主役が石原慎太郎から橋下徹に交代したなと思わされた。おそらく、夏の参議院選挙で、石原が入れ込んでいる「たちあがれ日本」は、仮に送信塔もとい創新党だとか改革クラブの後身だとかと連携したところで惨敗するだろう。もはや石原の時代は終わり、今後もっとも警戒すべきは橋下徹だと私は考えている。在阪テレビ局は橋下信者に支配されているらしく、大阪はいまや極右と新自由主義者の一大拠点になっている。

苦し紛れの一手も橋下徹の人気取りに利用される鳩山由紀夫首相は、もはや日本の政治にとって百害あって一利なしの存在に成り下がった。繰り返すが、大富豪で世襲四世の鳩山由紀夫に「国民の生活が第一」の政治はできない。公約をほとんど守れず、結果を出せない鳩山由紀夫には、総理大臣の座から降りてもらわなければならない。


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月1500万もの小遣いを貰う輩に政治の何が分かるというのでしょうか。
国民の何を考えているのでしょうか。
はらわたが煮えくり返ります。
せめてせめて事業仕分けだけでも天下りをバサッと斬ってもらいたいです。

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2010.05.28 09:14 URL | windy #- [ 編集 ]

管理人さんや他の読者はまだ政治経済には期待をしているようですが、自分自身はほとんどあきらめています
それに、自民党時代にはやれタレントはどうだの、世襲制はどうだの言っていた連中が、いまはあの手この手で鳩山由紀夫を擁護しているのが笑えます
経済政策に関してはすでに自民党と一緒な道を行くような気がします
統計上回復しているようにさえ見えれば、格差社会や収奪行為が横行していてもほとんど対処するつもりはないのでは
経団連企業さん、民主党も自公政権と一緒で良かったッス
あとは少しはましな政党な国民新党や社民党を排斥すれば、言うことなしか

それ以前に、農業をバカにして、製造業を外国に持ち出して、日本は金融やサービス業を中心にやっていくとかいう経済システムを続ける限りは、どういう対策をしても結果を出せずに終わってしまいます
それに、金融では欧米諸国やカナダのエリートには負けます
鳩山由紀夫が辞任すれば、鳩山来留夫とかいうタレントは困りそうです
とにかく、さっき書いたような経済システムを批判する人が少ないのは残念すぎる
民主党に関しては、自民党やオッサン政党から身を守るための防波堤ぐらいに考えたほうがいいか
でもますます自民党化してしまいそうですが

2010.05.28 10:15 URL | マイケル #- [ 編集 ]

鳩山がダメなのは
取巻き(身内)に友愛を使うとこ。
そこが、劉邦との歴然の差。

しかし、鳩山の世襲について
ダブルスタンダードと言うが、
やはり親の地盤を引き継いで
無いのは、引き継いでる者よりマシでしょ?
そこは一緒にしてはならない。
いくら胆力や根性が安倍麻生と同じでも。
マシはマシでしょ?

2010.05.28 10:25 URL | チャベス #- [ 編集 ]

まーだ地盤を引き継いでないからマシとか言ってる人がいるのか。そんなことよりも、「鳩山」という名前の持つ名声と、自分で稼いだわけでもない先祖の資金(大富豪が自分で稼いだ金で政治をやるのも問題が多いと思いますが)をまったく躊躇せず政治活動に投資し、グループや政党をつくっては日本の政治を動かしてきた、そのことのほうがはるかに問題であり、金や親の名声の力に頼らずに自らの政治的基盤を固めることを、たいしてしたように思えないところが重要。そして、その甘さが、現在の首相としての迷走ぶりにも深くかかわる、という点こそが、問題なのだと思う。

そもそも麻生だって父・太賀吉の地盤を時期的にそのまま継承したわけではない。でも地元財閥のトップであったことはそれに勝る恩恵だったろう(落選経験もあるようだが)し、祖父の名声をかなり有利に利用したほうだと思う。

2010.05.28 13:03 URL | 茨城 #- [ 編集 ]

そもそも、金持ちにしても庶民にしても、人間なんてものは自分や周りのこと以外には関心をもたない生き物だったりします
鳩山由紀夫やアホウが庶民の生活感覚を理解出来ないように、自分自身はこれからは石川県で生活するつもりですが、やはり東京でマンションや邸宅に住んでいる人の生活感覚は理解出来ない

2010.05.28 13:36 URL | マイケル #- [ 編集 ]

基地は保険と同じで何事も無ければ無駄となる訳ですが保険だって辞める時には辞めた後に有事があった時のリスクと平時の負担を考えて辞めるかどうか決めるのだから総理は「基地が無くなる事によるデメリット」を全面に出すべきだったと思う。
例えばあの全国知事会の場に横田さん夫婦などの拉致被害者家族や北方領土元島民、竹島で韓国軍に殺された人の遺族といった人達を総理が連れて来ていたならば展開は全く違った物になったはずです。

2010.05.28 17:08 URL | A #AtAD9fD6 [ 編集 ]

ヘナチョコな合意をアメリカと結んで既成事実を積み上げられるくらいなら、とっとと、政権を投げ出してもらった方がよっぽど無害と言わざるを得ませんね。

一両日中に、倒閣が実現しないことには手遅れなのでは・・・? 小沢一郎が倒閣に動くと禍根を残して党が分裂するから、彼は動かないと思います。

2010.05.28 18:49 URL | aranjuez #- [ 編集 ]

鳩山総理はいま福島消費者相を切るかどうかで瀬戸際に追い詰められていますね。
しかしこれは民主党内の権力争いでしょう。
鳩山総理に福島消費者相を切らせて支持母体の労組も切る。
これで小沢幹事長も大きな打撃を受けて民主党内の勢力図に影響が出る。
そして参議院選挙後に一気に7奉行派が主導権を握り、みんなの党との連立に動く。
ま、こんなところでしょうね。

2010.05.28 19:44 URL | 風太 #seTEoywg [ 編集 ]

鳩山由紀夫は、七奉行たちに福島瑞穂を「切らされた」というより、自ら進んで福島氏を「切った」ように私には見えますね。

2010.05.28 20:10 URL | kojitaken #e51DOZcs [ 編集 ]

自分で「最低でも県外」と言っておきながら、失態を犯して主張を翻した自分は責任を取らず、主張を貫いた福島が切られる。こんな馬鹿げた話はそうそうない。

2010.05.28 20:18 URL | 毛 #pYvi7Xj2 [ 編集 ]

暴挙としかいいようがない
これでもまだ鳩山由紀夫を支持出来る人がいるとは

民主党はましだと、書いてきましたが、それさえもいまではどうなのか

ネットではアメリカがどうこう言っている人がいますが、これは鳩山由紀夫自身による決断では

それか、また検察の異常な動きとかいう事態を恐れたか

2010.05.28 20:54 URL | マイケル #- [ 編集 ]

私も、福島氏罷免の第一報を知った時に、ああ、これは鳩山由紀夫が強いリーダーシップを発揮しての決断だと直感しました。

これは間違っていないという確信があります。

2010.05.28 20:57 URL | kojitaken #e51DOZcs [ 編集 ]

すみません
なぜか、途切れていました

要するに、これからは思い通りにいかない、または少しでも鳩山由紀夫または民主党に意見する人をバンバン、クビにしていくという独裁政治をやっていくつもりだというシグナルにも受け取れますが
ちょっと、考えすぎなのか

2010.05.28 21:04 URL | マイケル #- [ 編集 ]

鳩山にはあきれかえって、もはや言葉もない。鳩山が党首である限り、民主党に投票するつもりはない。

所詮、自民党の亜流が本流になったのに過ぎないと思わざるを得ない。

取り調べの全面可視化と情報公開さえできればいいと思ったが、それさえもできず、普天間問題では沖縄の人々を日本人から除外した鳩山は許せない。

なお、民主党は沖縄の人々に対して鳩山を始め、平野、岡田、北沢、前原、さらには菅直人も同罪である。特に岡田はひどすぎる。以下はその証左である。

http://www.okinawatimes.co.jp/article/2010-05-28_6835/

http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100527/plc1005271714013-n1.htm

2010.05.28 21:11 URL | 負け組みの矜持 #- [ 編集 ]

鳩山民主党への批判がこれからマスコミを賑わすのか?
私にはこれでマスコミの政権批判は一段落するのではと思っています。
これからの、マスコミのターゲットは、残る懸念である労組と小沢幹事長の政権からの切り離しでしょう。
霞が関などの国体派にとり、危険だったアメリカへの抵抗の芽を摘み、そして労組と小沢幹事長を切る。
もはや自民党に政権を戻すなど不可能な情勢ですから、あとは民主党を作り変えるしかない。
そして見事に霞が関などの国体派はそれに成功しつつあるようですね。
やはり戦後だけでも65年つづく霞が関の力は大きいです。
前の自民党政権などは、すべて官僚が仕切っていたのですからね、たとえ民主党が政権に就いても何も出来ない、させてもらえない。
これはもう、すべてお上任せできた我々国民の責任でもあります。
たとえ共産党が政権に就いたとしても結果は同じでしょう。
予想はしていましたが、思っていた以上に、霞が関とマスコミが手を組めばこの国では何でも可能のようです。
考えてみれば小沢幹事長を金と政治の問題というでっち上げで代表の座から排除することに成功した時に、勝敗は決まっていたのかもしれません。
でもこのままでは日本の未来は無いでしょう。
国体派のしようとしている日米関係の再構築とやらでは、すでに利害の異なる日米では、日本は一方的にアメリカに食い尽くされて使い捨てにされるだけでしょう。
そんなことも理解できないくらい、今の国体派は視野狭窄に陥ってしまっているようです。
アメリカは今回一切の妥協を鳩山政権にしませんでした。
彼らはすでに日本がいずれアメリカの権益を侵食してくることがわかっています。
だから日本に飴などくれるわけがなかったのです。
これからの社民党は来るべき選挙での勝利のために何が何でも勝つという姿勢が必要です。
一応筋は通したのですからあとは手段を選んでいては駄目です。
とにかく何が何でも生き残ることです。
小沢幹事長もいまは選挙に専念して、自分の息の掛かった議員の当選だけを考えているはずです。
一回戦は霞が関を中心とする国体派の勝利でした。
しかし戦いはまだこれからです。
ここで諦めて投げてしまっては国体派という真の敵を喜ばせるだけです。
そして日本の未来がなくなるだけということです。
そうしては絶対に駄目だと私は思います。
ここで諦めては何のための政権交代だったのか。
未来へ希望を残さなければ・・・

2010.05.28 22:23 URL | 風太 #seTEoywg [ 編集 ]

「直感」で「確信」、ですか。
陰謀論めいてますな。

個人的に内閣総辞職まで口にするかと鳩山総理に期待していましたが、そこまでの勝負師ではなかった模様。
そしてそこまでようやらん男が独裁政治なんて、出来ようはずもなし。その度胸すらない。
ダラダラ普天間問題を引き延ばした男に、今さら急に独裁政治が出来ると思う方がどうかしている。

仮に鳩山総理のある種の覚悟を福島瑞穂の罷免に見るとするならば、彼は割り切っただけでしょう。
自分が“何”の傀儡たらんかを。
少なくとも、それが沖縄の民意でないことだけは確かです。
そしてその“何か”が独裁的な政治を望むなら、彼はそうするだけ。

中途半端な自我に目覚めたピノユッキオ人形はその自我あるが故の苦しみの果て、人形遣いにただ操られることを望み、その操られるがまま仲間の人形(ナカマ?ナカマッテナニ?)の糸をプツプツと切り落としましたとさ。メデタシ。メデタシ。凶。

2010.05.28 22:26 URL | 朱の盤 #XQYq98OQ [ 編集 ]

新自由主義者の「朱の盤」へ

いったいどこが陰謀論なんだ? 理解できないんだけど。

2010.05.28 22:29 URL | kojitaken #e51DOZcs [ 編集 ]

>kojitajenさん

陰謀論に強い思い込みは付き物。
陰謀論の観察者(分析者?)でいるつもりが、思い込みの強さ故に逆にその道に入り込まないよう、ご忠告したいだけです。
レッテル貼りの多用も、かなり陰謀論論者のそれに似てきているのでは?
貴方の頭脳の明晰さゆえに、私はそれを惜しむのです。

何にしろ「直感した」「確信がある」では、(ああそうですかあなたの頭の中ではそうなのね)といういわゆる陰謀論と大差ない気がしますから、もう少し違う表現があろうかなと。
揶揄する形になって不快な思いにさせたのは申し訳なく、私の不徳です。
ごめんなさい。

2010.05.28 23:11 URL | 朱の盤 #XQYq98OQ [ 編集 ]

朱の盤さん、

言わんとしていることはわかりましたが、コメント欄でいきなり捨て台詞を投げつけられるとブログ書きは頭にくるものです。

せっかくだからお訊きしますけど、今回の鳩山首相による福島大臣罷免について、朱の盤さんはどう思われますか?

前のコメントみたいなあいまいな言い回しではなく、はっきり答えて下さい。

2010.05.28 23:16 URL | kojitaken #e51DOZcs [ 編集 ]

あれもこれも去年の総選挙で、
選ぶ側も選ばれる側も参政権を弄んだ結果がこれ。
しかし幸いにも今年は参議院選挙がある。
この教訓を踏まえて、去年以上に候補の中身を厳に見ていかなければならない。
もちろん気分屋体質で選ぶなど論外。

2010.05.28 23:21 URL | 観潮楼 #- [ 編集 ]

こんにちは。引用、ありがとうございます。

ところで、kojitakenの日記は、はてなの人以外、
コメントが書き込めないようなので、コチラに。

mewは、大学は政治学「専攻」ではないので、念のため。

あと、政治家を評価する時には、個人的には過程や心意気、人柄も重視します。"^_^"


2010.05.29 01:10 URL | mew #0MXaS1o. [ 編集 ]

>kojitakenさん(失礼、先のコメントで宛名間違えました。重ねて詫びます)

私はあまり自分に確信がある人ではないので、あいまいな表現になってしまうのは勘弁してください。
ただこの一連の普天間問題を通して、やはり日本の政治の問題は「対(高級)官僚及び官僚機構」にある、と強く思います。鳩山由紀夫個人の資質がどうこう言う以上に。

いくつかの政治ブログの情報を見ていると、官邸の内と外の情報を相当にコントロールして総理の柔い信念をねじ伏せ、愚直を白痴状態に追い込んだようにも思います。
福島罷免は官邸や省庁トップを構成する高級官僚がいよいよ鳩山民主党含め内閣を牛耳ることに成功した、象徴的出来事に見えました。(亀井静香も福島瑞穂というバランスの一極を欠いた内閣でどこまで踏ん張れるやら)

これを突破できる可能性のためには新自由主義者と嫌われても、結果騙されるとしても、「対官僚」を口にする党へ、という思いです。
少なくとも、私の中ではまだ共産党は早い。

いつ出てくるかわからぬトップに立つ政治家の立派な資質に賭けるより、トップに立つ政治家の采配をより可能にする構造作りに賭けたい。
いずれ立派な資質の政治家がトップに立つにせよ、それは必要なことだと思いますから。

2010.05.29 01:17 URL | 朱の盤 #XQYq98OQ [ 編集 ]

個人的には罷免で良かったと思う。
どうも社民党の言う事を聞いていると

北朝鮮と戦争にならない様に拉致被害者は見捨てよう
ロシアと戦争にならない様に北方領土や樺太、クリル諸島を差し出そう
ソマリアの海賊には素直に身代金を払おう
中国と戦争にならない様に尖閣諸島を差し出そう
韓国と戦争にならない様に竹島を差し出し韓国軍に日本人が殺された事も不問としよう

と言っている様に聞こえるんですよね…
軍事力無しで出来る解決策があるのならば福島党首には是非示して欲しいですし、これらの問題が全て解決する事と引き替えならば沖縄の方に我慢していただくだけの価値はあると思うので少なくとも対案無き否定は止めて欲しいです。

2010.05.29 01:22 URL | A #AtAD9fD6 [ 編集 ]

皆さん鳩山総理批判をしておられますが、私はやや違和感があります。

この事態を招いた原因には総理の資質と同時に本州、四国、九州の沖縄に対する甘えや差別意識があるのではないでしょうか?

私の住む奈良県には米軍どころか自衛隊の演習場すらなく、沖縄に対してどこかやましさを感じます。

社民党も単に総理批判をするだけでなく自分達の、努力、実力の不足を沖縄県民に詫びるべきだと思います。また詫びた上で政権に留まることを望みます。

2010.05.29 01:33 URL | RASEN #- [ 編集 ]

日付変わって昨日の出来事について。

鳩山首相にはもともと期待していませんでしたし、政権を取ってからもずっとそうでしたが、昨日の日米合意文書と福島大臣罷免にはほとほと呆れ果てました。

今更辺野古に移すなんて、そもそも不可能。地元合意があるグアム・テニアン案を主張して、アメリカに物言う首相として参院選に臨んだ方が、まだしも参院選でも善戦できたのでは?まあ、それを鳩山・平野といった人たちに期待する方が間違っていますが。

アメリカのニュースだって原油流出問題一色で、普天間問題の「ふ」くらいしか報じられていないですし、「日米関係の一大事」みたいに報じるマスコミもどうかと思います。

社民党は、というか福島さんはよく決断してくれたと思います。「私は言葉に責任を持つ政治をやりたいと思っています。」と述べたとのこと。言葉に責任を持たない人が誰かは明らかです。個人的には、何だかすっきりしました。これ以上泥船に乗っていても仕方がありませんし。ただ、生存権の問題でもっと頑張ってほしかった思いも少しあります。

参院選の比例区では社民か共産のほかに入れるところはない、と思います。選挙区は改選数・当選可能性と候補者の立ち位置を総合的に判断して選ぶしかないと思います。私の地元・佐賀の民主はリベラルな候補を立てていますので、私は民主に入れると思いますが、保守王国でどちらにせよ自民が勝つのなら共産に入れても同じかも知れませんね。

最後に、前回のエントリに関連して。今旋風を起こしている「みんな」のトップも世襲なんですよね。世襲政治家は政党を問わず、無能である確率が非常に高いということにまだ国民は気付かないのでしょうか?

2010.05.29 03:02 URL | ballon #wLMIWoss [ 編集 ]

陰謀論めいていますが

フランスが第二次世界大戦で、ドイツに降伏しましたが、自分の考えでは、敢えて被害が少ないときに降伏して、ドイツを海岸まで進ませて、ある程度の段階で海岸からアメリカを使って、ドイツに反撃したというのが真相ではないかと考えています
そして、冷戦が始まって、NATOが出来たわけですが、あれはもともと、西ヨーロッパがアメリカやカナダを誘ったものです

本当は、アメリカやカナダは世界大戦にもNATOにも関わる気はない、モンロー主義=孤立主義みたいな考え方の国で、今でも世界各地から完全撤退したいと考えている人もいるのでは
カナダはヨーロッパにも関心を示すことはあっても、アメリカはもう孤立主義でいきたいとか考えていそうです
それに、イラク戦争以降はカナダや中南米に言うことを聞いてもらえない、シーレーンや中東情勢で精一杯で、金融工学やどうとかローンみたいな一種の詐欺にでもしないとやっていけないような状態までいっていてアメリカも余裕がない

2010.05.29 10:11 URL | マイケル #- [ 編集 ]

橋下徹は就任当初に比べるとむしろ大幅に「左シフト」していると思います。
府下の教育政策におけるバラマキ、外国人参政権に対する態度の曖昧さなどはその典型かと。
普天間に関する今回の発言には、社民支持者も賛同するでしょう。
元々彼は極右ではなく、思想的にはむしろ「中道左派+新自由主義者」ではないでしょうか?
単に日の丸君が代好きで、教職員組合に私怨があるだけで。
左翼系の人からみると、それでも彼は極右に見えるのでしょうか。
一方で、極右は最近橋下に対しては無視の姿勢を決めこんでいるように見えるのですが、どうでしょう。

2010.05.29 14:03 URL | 元大阪府民からの伝言 #- [ 編集 ]

橋下徹はイデオロギー的にそれほど硬い信念があるわけではないと思うし、府政の場でイデオロギーを鮮明にする政策を打ち出しようもない。ただ、左派ではまったくないと思うが。あと、苦学した人にありがちな自助自立を強調するところは、わりあい新自由主義と親和的なのだろう。

橋下が左派に強く嫌われているとしたら、単純に最初に自民党の推薦を受けたとかその程度の理由で、それも総選挙を経てなんだかあいまいになってしまった。

イデオロギーだけ見れば名古屋の河村たかしのほうがよほど保守的信条を明確にしているのに、民主党系だからか既得権と戦っているように見えるせいか、週刊朝日はじめ左派的な方面から喝采を浴びる始末。私は中日新聞で河村市政をずっとフォローしているが、彼と決別した後房雄教授の書くところが本当であれば、河村こそどうしようもないポピュリストだと思う。

今回の普天間を巡る知事会については、もっとも批判されるべきは鳩山首相で、あんなあいまいな形で「負担を」といわれても、知事たちは押し黙るしかないだろう。そこに橋下が人気取りで間隙を突いたわけだが、沈黙した知事たちの方がよほど責任ある態度だと思う。

ところで、以前、なぜ第三極が保守系ばかりなのかという話があったが、社民党が連立離脱して良かった点があるとすれば、民主党からの離脱者にとっての左派系の受け皿が出来ることだろうと思う。

2010.05.29 14:56 URL | こころ #- [ 編集 ]

橋下知事は生まれは東京ですが、家庭の都合で幼少時に大阪へ移り住み、そこが同和地区だった為に考え方の基本にそれが出てきますね。
しかし同和政策をめぐり共産党とは険悪な関係です。

2010.05.29 15:23 URL | 風太 #seTEoywg [ 編集 ]

橋下は右翼でもあると思うけれど、もっと罪が重いのは新自由主義者だということですね。

新自由主義の思想に従って歳入も歳出も削減しようとしたところで、結局歳出は削れないだけではなく、新自由主義そのもののドグマによって、おのずと国家主義的な政策をとることになると神野直彦が指摘しています。要するに「左派の新自由主義者なんてあり得ない」ってことなんだけど、もう神野氏の税調専門家委員会委員長なんてただのお飾りになってしまいましたね。

もっとも、社民党が連立に入ってたって、全然社民主義的な方向性は示さなかったし、だから私は「結果を出していない」として強く批判してたんだけど、それにしても鳩山という男はいくつか選択肢がある時には、常に最悪の選択肢を選びますね。どうしようもなく政治家としての資質に欠けています。

あ、河村たかしなんて論外ですよ。河村が名古屋市長選に当選した時、当ブログが河村を批判したことは、以前からの読者の方なら覚えておられるでしょう。

2010.05.29 17:15 URL | kojitaken #e51DOZcs [ 編集 ]

橋下が私学への補助金をカットした際、異論を述べようとして相手にされなかった高校生たちを思い出しました。
泣きながら「私らもっと勉強せなあかんねん。あんな奴らに負けんようにもっと勉強せなあかんねん。」と言っていた生徒もいましたね。
彼女たちは今どうしてるんでしょうか?
橋下の本質にいち早く接したのは彼女ら高校生でした。
すでに2年。彼女らは有権者です。
大阪の橋下ポピュリズムにはたして飲み込まれているでしょうか?

私は大阪を救うのは橋下ではなく、あのときの高校生たちになるだろうと思います。

2010.05.29 17:25 URL | sonic #- [ 編集 ]

よくネットでは、民意や国民主権を言う人がいますが、国民が正しいかと言えば、そうとも言えない
いまの経済システムが抱えている致命傷や欠陥にはほとんど触れようとはせずに、自己責任だけを言っている人が大勢います
経済を少しでも回復させるには、購買力や需要を増やすしかないのに
不況なのに成長を続ける企業とかいう企画をテレビでやっていましたが、所詮は経営者は収奪行為が好きなDQNだったり
ていうか、そういう感じのがほとんどです

これでわかったのは、これからは二大政党は双方ともにビンボー人を増やすような政策を取って、意見する人は容赦なくクビにするということです
そして、国民もまたビンボーなのは努力が足りないから仕方ないとかいう感じで二大政党が進める政策を受け入れそうです
企業で人事をやっている人なんかは、完全にイカレテいる人がいて、終わっています

2010.05.29 17:42 URL | マイケル #- [ 編集 ]

皆さんが一丸になって、鳩山首相批判をしているので、私は批判しません。

結局、社民党は社会党時代から何~にも変わっていなかったということでしょう。
今回の行動を見る限り、沖縄の人たちのことを思ってやったなんて、全く考えませんね。

管理人様は自社さ政権を評価してるように思えますが、
確かに左派政権なりの評価できる部分もあったでしょう。
しかし、せっかく非自民政権を定着させるチャンスだったのに、それを潰してしまった罪は大きいと思う。

それと、どんなに小沢氏を批判しようが私は小沢氏支持の立場は変わらない。
管理人様があげている過去の小沢氏の行動は取り立てて責められる話ではないということ。

2010.05.29 19:11 URL | 誠 #- [ 編集 ]

>誠さん

わかっていて言ってるのか知らんが、非自民政権の定着を妨げた原因はむしろ細川(羽田)政権の自壊で、その責任の一端は小沢にある(細川・武村も同罪だろうが)。

さらに、非自民ということにこだわるなら、新進党を解党しなければ、もっとはやく政権交代が起きていた可能性は強いし、小沢はこの頃保保連合を模索するなど怪しげな動きもしていた。

自自連立を通じて、公明党の連立ひきこみに手を貸したのも、小沢。

そして、言うまでもなく、大連立。

小沢が非自民で一貫してきたわけでもなんでもないどころか延命させてきたことを、無視し、あるいは無知で指摘しないのが、小沢支持者。

メディアも、小沢が93年に離党して以来自民党打倒を悲願としてきた、こんどは自民党壊滅だ、みたいな安易なストーリーを流しすぎる(角福戦争の延長だの、経世会抗争の怨念だのいう人もいるが、自民党で連携を模索した相手が渡辺ミッチー、橋本、小渕、福田だから、およそ何の脈絡もない)。小沢はその時々でいくつかの政策を実現するために、機会主義的に動いてきただけだと思う(その意味では、一般に言われる以上に政策的信念は強いと思う。一番の悲願は国連主義の国際貢献のような気がするが)。

2010.05.29 19:51 URL | こころ #- [ 編集 ]

 小沢一郎は、自民党を延命させていると言うより、もうひとつ自民党を作っているような気がする。
 実際、「自由党」と言う名前の政党、および、「民主党」言う名前の政党をくっつけて、その数年後、その政党の党首に立候補して、選出されている。
 自民党と自民党の二大政党制を目指しているかもしれないし、下手したら、自民党と自民党の二党独裁制を目指しているかもしれない。

<社民党の連立脱退の件>
 ほぼ、連立政権から脱退しざるを得ない状況になってしまった。
 しかし、連立政権を左サイドから攻めていく野党が出来たため、悪くないかもしれない。

2010.05.29 23:13 URL | オザワキラー #J1YBvIe6 [ 編集 ]

「オザワキラー」氏へ

そりゃ小沢一郎は大連立を企図した人間だよ。あの当時、当ブログはさんざん小沢一郎を批判したから、過去ログでも読んでくれ。

それと、一つ前のエントリにあんたが当ブログに寄こしたコメントには、むかっ腹が立ったので、怒りのレスをしておいたから、それも読んでくれ。
http://caprice.blog63.fc2.com/blog-entry-1076.html#comment9276

当ブログのコメント欄での議論に妨げにならない限り、あんたのコメントも承認してやるけど、管理人の私としては、あんたのコメントなんか全然歓迎していないことも伝えておくよ。

2010.05.29 23:23 URL | kojitaken #e51DOZcs [ 編集 ]

まあ、世襲じゃないんですけど。
みずほたんも結構と閣僚の資産公開からすると割と高額所得者になっているみたいで、そりゃもろ世襲の議員サン達よりかは幾分マシかもしれないが、庶民、特に今回の沖縄の人達の気持ちを真の意味で解っているのかな?という気がします。

解っていたら、今回の普天間への表明の遅さ&少なさ(後者は増す塵が意図的に弾いてる!?のかも知れないが)は無かったと思うのですけど。
強引なこじ付けかも知れませんが。

他に労働者派遣法改正法案への取り組みも、
条文を書く専門的な能力(これは旧社会党系議員に欠けていた感が大きく、その点、彼女は対案力も高いと思います)は有っても、それを成立に持って行く意思みたいなものが足りないとどうにも、同じ連立のスタンスが近い亀井の図太さをもう少し見習えないのかな?、という苛立ちも感じます。

後、明日?休み明け?の全国幹事会での党首発言にも注目したい、というか罷免直後の会見で、もっと連立離脱を明言して欲しかったですね。それで幹事会の意見誘導を仕切る腕力も必要な筈。

まあ党を追われたとしても、弁護士業へ戻るか、テレビ・雑誌で回想録とかで稼げばイイですぅとか考えていそうのは意地悪な推測のし過ぎでしょうか・・・。

2010.05.30 00:40 URL | ROM者です。 #WwJZAUYQ [ 編集 ]

連投で申し訳有りません。

自社さ連立は、自民も社会も党丸ごとで
組んだ時点でえぇ?ダメ過ぎだよと思い
ましたね。

元々社会党びいきだったんでまぁそっち
側に少なくとも1番目には然程、目は
行かなかった(汗)訳で。

自民側、その中で河野、加藤紘周辺の
ハト派系辺りだけと組むならまだしも、
党を割らせないでタカ派系もひっくる
めて連立って、55年体制の国対政治
遂に露骨に丸出しかよって、只ただ
呆れてしまった印象ばかりが・・・・。
(具体的な成果って、何か調べれば有った
かも知れないけど、直感で思い浮かば
ない。)

その後の他党の連立もその時毎に何だか
もうでしたが、あの時の社会党、特に
左派の動きのダメ振り、あ、社会党にも
目行ってたか(笑)。

2010.05.30 01:11 URL | ROM者です。 #WwJZAUYQ [ 編集 ]

阪神大震災の時に救助活動を手伝いに来てくれた米軍空母インディペンデンスを追い返したのは確か社会党の意向だったはずですが、あの時社会党が米軍の救助活動を受け入れていたとしたら助かったであろう人数を考えると社民党の人間に少子化対策担当大臣のポストが用意されたのは最初からミスマッチだった様な気がします…
仮に先月あたりに阪神大震災クラスの災害が起きていたとしたら福島党首はまた米軍による救助活動を拒否して死者の数を増やしておきながら少子化対策担当大臣として出生率を上げようとしたのでしょうか?
そもそも沖縄の方が我慢を強いられているのも、そういう有事の時の為であるはずで有事の時に動く事を拒否するのならば何のために沖縄の方が普段我慢しているのかわかりませんし、もし「沖縄県民の安眠の為なら兵庫県民は亡くなって構わない」というつもりならそんな議員は即刻議員バッジを外してもらいたいです!

2010.05.30 02:51 URL | A #AtAD9fD6 [ 編集 ]

小沢幹事長が狙うのは自民などの傀儡ではなく、その背後にいる霞が関ですよ。
今の自民は霞が関の道具に過ぎないから、政権から降ろしただけです。
あの大連立構想は、政権を取ることと共に、取った後民主に政権党としての経験が乏しかったから、自民の中にいる利用できる人材を活用する意味も兼ねて組もうとしただけです。
彼の動きを見ていると、常にポジションを自由自在にしている様にみえるところがわかりにくいですが、基本は明治以来つづく官僚主導の政治からの脱却です。
でなければ自民党を飛び出す必要もなかったと思います。
彼が反米にみえるのは、霞が関の官僚機構があまりにも拝米だからです。
日米の利害がわりかし合致していたときにはよかった日米関係の有り方も、これからは日本に取りマイナスに傾くだけです。
ここいらで日米関係も変革をしていく必要があります。
そのときに日米の今までの関係仕様の霞ヶ関は、日本の未来にとりマイナスでしかないのですね。
だから小沢幹事長は民主連立政権を使って霞が関を変えようとしているのでしょう。
しかし参議院で勝たないとその試みの本当のスタートはできません。
これで勝てれば数年は官僚は手も足も出なくなります。
それで参議院選挙前に霞が関の意を受けたマスコミによる民主党バッシングが激しさを増しているのだと思います。
私は民主党政権を評価するのは、それ以後の結果を見てからだと考えています。
もっともそこまでもてばの話でもありますが。

2010.05.30 12:18 URL | 風太 #seTEoywg [ 編集 ]

>>風太さん

小沢は政治構造を替えることに関心はあっても、霞ヶ関改革にはもともとあまり関心はない。それは「改造計画」を見ればわかること。

あなたの書いていることは、何一つ根拠がない、すべて思い込み。

・小沢が一番やりたいのは霞ヶ関を倒すこと
・参院選で勝たなくては霞ヶ関改革は出来ない

この根拠は何?

自民党を飛び出したきっかけも、政策的には「政治改革(とくに選挙制度改革)」と「国際貢献」だった。その国際貢献も、国連重視だがアメリカへの協力という側面が多分にあった。

なんで参院選に勝たないと、その「霞ヶ関改革」が出来ないの?社民党、国民新党もそのビジョンには反対しないでしょう。衆院での圧倒的な議席をテコに、なんでもできたはずです。でもやってない。

「拝米の霞ヶ関」を変えたいなら、この半年、普天間問題でいくらでも動けたはずでしょう。でも、なにもしていない。その小沢が、参院選に勝ったら突然霞ヶ関改革をやる?やるはずありません。

つまり、そんなビジョンなど何もない、ということです。

霞ヶ関改革だけみるならば、方向性の良し悪しは別として、菅直人や「みんなの党」のほうがよほどはっきりしたものを出しています。

小沢一郎を支持する、という前提が先にあって、後からその理由を一生懸命集めている感じがするんですが。

2010.05.31 12:17 URL | こころ #- [ 編集 ]

ちょっとばかり古い記事ではありますが、5月25日付けのブログにおいて岡田外相が、誰かが日米交渉の経過を確信をもってリークしていると打ち明けています。 首相の沖縄訪問前に日米合意の概要が報道されたことで、首相の沖縄訪問は周知のとおり大変厳しいものとなりました。

誰がリークしたのかについては全く明らかにされていませんが、おそらく激しい情報戦は今も繰り広げられているのでしょうね。 もちろん、管理人さんの言うとおり政治は結果責任ですし、リークされようがされまいが、そのように決まっていたのだから、責任を逃れようがありません。 鳩山総理には辞任して頂くより他ありません。

この政治的混迷にもかかわらず、首相への退陣要求が参院の改選組からしか出てこないのは、首相への同情論なのかも・・・。

もしも、辺野古移転を推進したい勢力によるリークだとすれば、その勢力は政権から社民党を追い出すことに成功したうえ、福島瑞穂氏が鳩山首相に非難を集中させる役割まで担ってくれて、一石二鳥? 影の方でほくそ笑んでることでしょう。

思えば、昨年の今頃、検察による情報戦に敗れた小沢氏は、自分には非が無いという思いから代表辞任へと踏み切れませんでした。 そのとき、小沢氏を諭して辞任させたのは鳩山氏でした。 そして今、鳩山首相もまた情報戦に敗れました。 客観的な評価はともかく、自分には非が無いのに貶められていると感じているのかもしれません。 今度は、同じ痛みを経験した小沢氏が鳩山首相を諭す番となるのか、お互いの保身を優先するのか?

一時は民主党政権に頭にきて、「 もはや投票してやるもんか 」とも思いましたが、来るべき参院選ではもっともっと民主党に力を与えるべきではないかと感じます。

2010.06.01 17:40 URL | aranjuez #- [ 編集 ]













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