柳美里の今日のできごと

カフェインが強く作用する体質なもんで、午後はカフェイン禁止。夜眠れなくなるからね。それでなくても、眠るの難しいのに……

なに読んでるんだっけ？
日本中どこでも同じ本？

実物のねこ。
正真正銘のねこ。
掛け値ナシのねこ。

ねこの置物かと思いきや……

息子の騒動が落着しないうちに、26、27、28と『創』連載エッセイと、精神科医・斎籐學さんとの対談ゲラの手入れを行うために、わたしは自宅を離れて缶詰になりました。
本日1/29～2/3(夜帰宅)まで『文藝』「自殺の国」50～80枚を書くために缶詰。
2/1は『サイゾー』座談会、2/2は息子とシルクドソレイユ、2/3はどうしても観たい演劇があり、2月頭は外出しなければならないので、とにかく、この3日間でどこまで書けるかが勝負――。

しかし、息子の精神状態も極めて不安定なのです。
昨日、自宅で息子の面倒をみてくれている村上くんから電話があり、学校に呼び出された、とのこと。
わたしが家を出た翌日、息子は学校に「意見書」なるものを提出し(文面はまだ読んでいません)、先生のホイッスルを「落ちてたから拾った」と嘘をついて吹き鳴らし、遮断機のおりた踏切の内側に入り、先生が注意をしたところ「ママがいいと言った」と開き直り、学校側は息子がなにを考えているのか理解できず困惑している、と………………………………………………………………………………

しかし、締切は待ったナシ……
2月4日に帰宅するまでは、小説執筆に集中します。

先生方に、ご心配をおかけしたことをお詫びし、明日クラスメイトの前で、息子の口から経緯を説明をして謝り、二度とやらないと誓う、ということになりました。
息子は（小学校時代のわたしと違って）学校、先生、友だちが大好きなので、明日から通学してもいい、と教頭先生に言われて、思わずにっこり……

息子は、わたしを試しているのだと思う。
愛情を……

副署長さんに謝罪しました。
これから、学校です。

憧れの海上保安庁の中に入れるということで、うっとり顔……
しかも、署長さんに、

「相模湾沖、北緯、東経、何マイルという通報で、まさか小学生とはね。その知識を良い方向に生かして、無線専門部門もあるから、是非当庁を受験してください」

と、海上保安庁のパンフレットやシールまでいただいて、頬を紅潮させる始末……

う～ん、逆効果だったのか……

22階、第三管区海上保安本部救難課です。

事態の深刻さを理解していない……