宮崎信行の国会傍聴記

政治ジャーナリスト宮崎信行、50代はドンドン書いていきます。

寺田稔総務大臣が午後7時半に首相公邸入り、サンデー更迭へ

2022年11月20日 20時08分18秒 | 第210回臨時国会 黄金の2年間 統一教会
[写真]寺田稔総務大臣、きょねん9月26日、宮崎信行撮影。

 寺田稔総務大臣が、外遊から帰国した岸田文雄首相を訪ねて、さきほど2022年11月20日午後7時半に、首相公邸に入ったことが分かりました。

 異例のサンデー更迭になりそう。後任大臣の皇居での認証式はあす月曜日になるとみるのが常識で、今夜は首相や官房長官らが総務大臣を兼ねることになりそう。

【追記21時15分】辞表を提出。後任はあす発表。【追記終わり】

 あす午後1時からの衆議院本会議は、全閣僚がひな壇に座ります。地方交付税1・6兆円増額の第2次補正予算案ですから、先例はないでしょうが、総務大臣がいないというわけにはいかないと考えられます。そのため、異例の午前中の皇居での内奏と認証式ができなかれば、午後1時の本会議がずれ込むことも予想されます。

 それにしても、サンデー更迭になるにもしても、なぜ午前中に決められなかったのでしょうか。

 私は池田勇人さんは偉大だと思いますが、初当選で大蔵大臣になれたのは、公職追放で年長がどっさりいなかったからです。その運を、婿の池田行彦さん、そのまた婿の寺田稔さんと3代も「相続」できる財産なのかなということはぽつりと感じます。東大法学部卒の婿大臣は、葉梨康弘さん、寺田稔さんと連続辞任。その一方、官房副長官・官房長官を兼任した加藤勝信さんは3度厚労相でさらに安定感を増し、30年前から外様の平成研究会でも会長に一目置かれる存在になっているようです。

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