鬼神の力を借りたのは醍醐の国だけではなかった。
鯖目様の胡散臭さに気付いてはいるがそれを出さずに情報収集。
やはり食べる心配が無いと心に余裕が生まれますね。村の人は皆親切。
どろろにも気兼ねなく声を掛けてくれますが、廃寺の事を口にした途端空気が変わりました。
村人も何が村の繁栄に関わっているか知ってるんだな。

林の中に不釣合いに立派な蔵を見つけたどろろは当然侵入（誘ってるのよ）
ただの米蔵か？と持ったら、怪しい地下への扉を見つけちゃった。後ろ、後ろ！予想通り村人に閉じ込められた～

百鬼丸は鯖目様を尾行していました。気付かれてますけど（下手くそかっ）
戦で流れて来た野伏に村が襲われ、少ない食料をめぐって村人同士が争う。
鯖目様の国も鬼神と契約する前の醍醐の国と似たり寄ったりの状況。どこも同じようなものなんでしょうね。
何があろうとこの土地を守り向くと語る鯖目様。人も妖も等しく我が民ってキテますねぇ。

蔵の地下で灯りを探すどろろ。その周りに赤い光が・・・ってマイマイオンバの幼虫がウヨウヨいるじゃん。
逃げるどろろ。思った以上に広いな。旅人をさらって餌にしていたらしい。
追い詰められたどろろの前に現れた妖怪小僧の頭がピカーっ！
幼虫は光に弱いらしい。見た目はちょっとアレだけどこおろぎさんボイスのおかげで小僧が可愛い。

おやっさん中から幼女がっ！
やはり灰寺の火事は放火。国を守るために子供を犠牲に・・・
いやいや、ここで犠牲にしちゃったら先に続かないんだけど。
正論を吐いても仕方ないほど追い詰められてたんでしょうね。でもこういう話は胸糞だわ。
廃寺に現れた女の幽霊は尼僧さんだろうな。どろろは幼女の霊に逃がしてもらう。

醍醐は自分の子を鯖目様は子供の命を対価に差し出した。
鬼神を倒し失ったものを全部取り戻す。
鬼神によって奪われた者と与えられた者。どちらも生きるためなのに相容れませんね。

羽化したマイマイオンバを斬る。駆け寄った鯖目様に容赦ない蹴りを食らわす百鬼丸。
ただの妖怪（鬼神）退治ではなく、そこに醍醐の影を見えるのが切ない。
羽を切られたマイマイオンバが櫓に落下。なんで村中火の海になったの？これが鬼神の加護だったんかな。

追いついたどろろは百鬼丸に里の繁栄の理由を暴露。
鬼神の加護を受けるために行った行為は許されないが、百鬼丸が鬼神を切れば村の繁栄は失われる。
本当にそれが正解なのかどろろに迷いが見えますが、百鬼丸は鬼神絶対倒すマンで引く気は無いようです。

湖で巨大モスマイマイオンバを斬る。
義足が壊れていたので脚が戻るのかと思ったら背骨。今までに無いくらい痛そうです。やっぱ脊髄は痛いんだろうか。
今まで糸と駒で体を支えていたんですね。こっちの技術の方がすごいです。

たった一晩で村は壊滅。鬼神に頼ったツケは大きかった。
変わり果てた村を見たどろろが自分たちが正しいのか分からなくなってしまうのは仕方ない。
何を救い、何を切り捨てるか。どろろの気持ちと百鬼丸の目的がズレ始めました。

百鬼丸と離れたどろろに声を掛けて来たのはイタチ。
地図の存在を知ってたのか・・・どろろピンチじゃないですか、ヤダー！

立場が違えば、ものの見方が違うのは当たり前。取捨選択の難しさよ・・・
人の犠牲の上に成り立つ幸福は犠牲を増やことでしか継続できない。
壊れるべくして壊れたという感じがしますね。