第10話 【 剣の舞・ガラスのメロディ 】ちょっと切ないファンガイアの話、完結。名護株の下落が止まりません。
フロッグファンガイアを圧倒するイクサの前に立ちはだかる渡。
ファンガイアを逃がした渡を激しく責める名護。ひたすら謝り続けるだけの渡に名護は『君の顔は二度と見たくない』と吐き捨てた。
1986年
音也はゆりに次狼が化物であると話すがゆりは全く信じない。仲間はずれにされたからって子供じみた嘘をつくなんて最低とまで言われてしまう。
これまでの音也の行動を考えたら当然と言えば当然の反応ですな。音也受難。
店のBGMはまたまたおニャン子。次狼も実はおニャン子ファン?
『これで決まったな。おニャン子ファンにバケモノはいない』嶋よ!何がどう決まったんだ?! お前らどんだけおニャン子好きやねん・・・・・・
バイオリン作りを進める渡と大村。大村は今は人間のライフエナジーを吸っていない。
それはある男と約束したからだと語り始める。
かつてブラックスターというバイオリンの名器を作った大村だったが、ブラックスターは持ち主に恵まれなかった。大村はそれが許せず、ブラックスターを手にした人間を襲っていた。
相変わらずゆりは弾けもしないバイオリンを持っておとり捜査。そこに現れた大村に襲い掛かった音也。
戦いのどさくさに紛れてブラックスターを手に入れる。
音也の後を追ってきた大村は、音也がブラックスターを持つに相応しい人間か知りたいという。
ブラックスターのせいで人間を襲うなら壊してしまえばいい、と音也はバイオリンを振り下ろすが
『こいつには罪はない』と壊すのを止める。
大村はバイオリンが弾けるなら聞かせて欲しいと言うが、弾くべき時と聞かせる相手は自分が決めると大村の申し出を断る音也。
大村は調子が悪いという音也のバイオリンを修復するかわりに演奏を聞かせて欲しいと言う。
修復したバイオリンを持って現れた大村に演奏を聞かせる音也。音也の演奏に感動した大村はその演奏があれば人を襲うことを辞めると約束する。
音也と約束を交わした直後ゆりと次狼に見つかってしまった大村。二人は戦いを避けようとする大村を容赦なく襲う。そこに音也が現れ大村を逃がす。
大村は音也との約束を守るためブラックスターを湖に沈め封印し、これからは音也の音楽の中で生き続けると誓う。
今週の名護ヤバイ。優しいファンガイアもいるんじゃないかという渡に名護は激怒!
『黙れ!貴様に何がわかる。俺に逆らうな。俺は常に正しい。俺が間違うことはない!!』
過去になんかあったね。間違ったんだ。トラウマだ。自分は正しいと言い聞かせてないと保てないんだ。
街の騒音に苦しむ大村の前に名護が現れ、音也の演奏を聴いていたヘッドフォンを踏み潰した。鬼だな。
取り乱した大村は見境無く人を襲い始める。渡はキバに変身しフロッグファンガイアを止めようとするが、心を失ったフロッグは暴走。
イクサの必殺技に倒れる。容赦ねー
まだ教わりたいことがたくさんあると駆け寄る渡。
『君なら出来る。自分の力を信じなさい。君の中にはあの偉大なお父さんが住んでいるんですから』
と別れを告げ、大村の体は湖で砕け散った。
ライフエナジーを吸っていなかったせいで随分弱ってたみたい。どの道先はあまり長くなかったかもしれない。それでも音也に救われて、その息子である渡にバイオリン作りを教えることが出来て不幸な事ばかりじゃなかったと思う。
音也がかっこよかった!
音也の音楽が優しいのは、まさに彼のパーソナリティそのものなのでしょう。
名護がね~『悪を許さない』彼の正義は正しいんですけど、頑な過ぎて危うい感じがする。
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