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[C](終)

[ C ] 第11話 「CONTROL (未来)」

<第11話 「CONTROL (未来)」

最終回にしてやっと白熱のバトルを見た!って感じですね。よく動いて見ごたえがありました。
三國と公麿のバトルのとは別に真朱とQ、アセット同士の戦い。

真朱がQの戦いは三国のためになっているのかという問いが印象的。
アセットは自分の未来。未来を削って戦うことと、未来を守り、未来と共に戦うことは違います。公麿と触れ合うことで真朱は公麿を信頼しました。
竹田崎が信用が大事だと言っていましたが、お金だけでなく人と人(アセット)との信頼関係がものを言ったバトルになっていたように思います。

三國ははやり公麿を貢献者にと考えていたようです。同じものを目指しているのに、見方が変わってしまった。
現在を守らなければ未来はないと言っていた三國ですが、結局のところ今を守った先の未来など見ていなかったように感じます。
三國が日本を守ることで救われる人間もたくさんいるでしょう。しかし三國のやり方では停滞してしまうような気がします。

現在を守った先にあるものが見えていない(深く考えていない)のが公麿で、見ていないのが三國って感じかな。

Q=三國の守りたかった未来は妹。しかし彼女の世界は目覚めないことで止まってしまっています。今だけを、今日だけを精一杯生きる。
それは三國にとって呪縛のようなものだったのかもしれません。呪いかもしれない。

最初こそ資金を賭けたマネーゲームの延長のように描かれていたディールですが、最後には信念と情念と意地をかけた戦いのようになっていました。
画面真っ白になっちゃったし・・・

竹田崎の起したハイパーインフレによって円は暴落。企業への不明献金に現金ばら撒きとくれば円の価値も紙くず同然。
熾烈を極めたディールだったが、Cとは別の動きを見せ、円の価値がなくなった日本列島をCは通過。エ?そ、そんなんでええの?
金融市場は死んだけど国がなくなることは回避できたからいいのか?

三國は負けを認め、公麿は輪転機を逆回転させる。
未来を買い戻す。それはアセットとの別れを意味し、Qが消え、真朱もまた公麿の前から消える。
30倍(40倍)公麿のことが好きだった真朱は公麿のどんな未来だったんでしょう?

真坂木の言っていた“上”様wが公麿の前に姿を見せました。

何が正しくて、何が間違っているのか迷っていた公麿に、すべてが正しく、すべて意味のあることだと諭すように話しかける上位者。

「どんな事でも人類を正しく導くものなのだ」

そ、そんな説明で終わり?解せぬ。金融街の存在については説明不足感は否めませんね~
なんか「ぼくらの・・・」の最終回の時みたいな感じ。

未来を取り戻した日本。通貨としての円は崩壊し、日本の通貨がドルに変わっています。この辺はちゃんと引き継いだのね。
はなびに似た保母さんを見かけた公麿。世界の様相は一変しても未来は取り戻せたと1人ごちたところに真坂木登場!

未来を担保にしているのだから、未来がある限り金融街も在り続けるということか・・・

公麿の父の守りたかった未来と真朱の関係なんかも説明してもらえるとありがたかったかな。 BD特典とかになんないかな~

お金を使って戦うという設定も面白かったし、担保が未来という曖昧なものなのに、それを具現化させるのも面白かった。
尺の問題もあっただろうし、説明不足なところはあったけど結構好きな作品でした。

ありがとうございました!


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[ C ] 第10話 「COLLISION (衝突)」

第10話 「COLLISION (衝突)」

東南アジアに端を発した金融危機は世界の通貨を暴落させる。アメリカが資金投入によって[C]を弾き返したために、その波は再び日本に迫る。

三國はダークネスカードを使い、未来を担保に再び輪転機を起動。他のアセットにも影響が出ているし、三國個人の未来では補えないレベルじゃないですかね。

三國を止めるには彼の持つ資産の価値を紙くず同然にしてやればいい。
竹田崎が動き出す。竹田崎は何がしたいんだろう?金融街と現実における、マネーゲームを全力で楽しんでるのか?
円の信用を落とせばいい。ハイパーインフレを起し円の価値を暴落させる。これで三國を倒せたとしても国を建て直すのにどれだけ掛かるんだろう?

公麿は堀井の足止め。サトウはダークネスカードを奪うために三國と直接対決。

公麿は目の前でバイト仲間や子供が消えていくのを目撃しています。
公麿が未来を守りたいという動機は非常に個人的です。自分の未来である真朱を守りたい。今目の前にいる真朱も、未来で出会えるかもしれない真朱も・・・

確かに三國のように日本のため、国民を守るためと言われてもピンときませんし、やはり公麿の方が感情移入はしやすいですね。
竹田崎の情報から、父のアセットと真朱が瓜二つであることから、親子の未来は同じところにあるのかもという推察がなされました。
竹田崎が公麿に渡したおまけの情報はなんだったんでしょう?この辺も公麿の動機に関係してそうです。

三國に敗れたサトウ。彼女にも未来を守りたいという意思があったわけです。
未来の形であるアセットを公麿に託し消えるところはさすがにグッときましたね。

それにしても三國のアセット・Qが怖過ぎます。アセットはアントレに絶対服従って決まりが通じないのか、三國がその枷を外したのかは分かりませんが、底が知れない感じが嫌ですね~。

サトウを倒し、公麿は資産的にも実力的のも三國には及ばず、三國は三度輪転機を回そうとする。

“上”の指示で公麿が三國に対抗する力を手に入れました。いつの間にか公麿のカードは黒く変わっていました。

資産額は遠く及ばないかもしれないが、同じ土俵に立つことは出来た。
尺的にもこれがラストバトルでしょう。

未来を担保にするのだから、破産すればもちろん未来は失われるわけです。
でも未来を失ったとして、生きていれば自分で新しい未来を築いていくという考え方はこの世界には無いんですね。
担保にした未来を失えば、生きていようがハイおしまい、みたいな。どんな形であれ先のない世界になってしまう。

公麿が三國に勝ち未来を守りきったとしてその先のヴィジョンが無いのですよ。戦う理由はあってもその後が見えてこない。
尺的にも先の判断は視聴者任せになるかもです。

どういう形でも納得できる最後を見たいです。


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[C] 第9話 「COLLAPSE (破綻)」

第9話 「COLLAPSE (破綻)」

東南アジア金融街の破綻。
そのカウントダウンが始まった中、IMF(国際通貨基金)の会合が開かれていますが、かつてカリブ共和国というのがあってだな・・・でも誰も覚えてないよ、とIMFのお偉いさん方は暢気なものです。
というか金融街が消えて国が消失すると、人々の記憶からもその存在が消失してしまうようです。
その破綻が「C」と呼ばれる現象。「C」が何を意味しているのかは」まだ分かりません。

東南アジア金融街の破綻は周辺の金融街に波及する。連鎖的な破綻を避けるために大量の資金投入を決意した三國は真坂木を通してミダスマネーを発行させる。
対価はもちろん未来。しかもこの先20年分。

ミダスマネーの大量投入により日本の消失は免れたが、GDPは著しく低下。そして三國の行ったことにより、今後どのような影響が出るか分からないというサトウ。

真坂木は三國の「決済」のを宣告。借りたものは返さなければなりません。それはじわじわと現実世界を侵食していきます。
アントレの未来の形であるアセットにも影響が出てきたようです。

経済の破綻、崩壊が見せる国の消失。それは経済的に弱い国の存続が危ぶまれることを具体的にあらわした形なのかもしれません。

サトウから竹田崎が真朱を気にしていたことを聞いた公麿は確認に行きます。
公麿の父が連れていたアセットは真朱と瓜二つ。そっくりなアセットを持つ意味とは?同じ姿のアセットを持つという事は公麿と父の未来は同じなのかもしれない。

行き場を失った夢の表れがアセット・・・父もまた未来を守りたかったのかもしれません。
公麿がここにいるという事は父は家族、公麿を守りきったということなのでしょう。

三國の資金投入の決済が始まりました。
公園からは親子連れの遊ぶ姿は消え、代わりにホームレスが屯する場所へと変わってしまいます。バイト先のおじさんも目の前で消失。

はなびを心配して駆けつけた公麿ですが、はなびの母は公麿のことを覚えておらず、はなびも気力を失い引きこもり状態。

今を生きること、今を守ることを優先させた三國の行いが招いた事態を打破し、未来を取り戻すことを決めた公麿。
公麿はどのような方法で未来を取り戻すのでしょう?サトウの考えとは?

真朱は自分の未来、娘かもしれない。未来を守り取り戻すために戦う。しかし真朱は公麿との今の関係を望んでいます。
キスをねだりますが、公麿はおでこにキス。好きのキスではなく、大切な人へのキスです。さすがに娘かもしれない未来に口は無理でしたね。

ミダス銀行が経済に介入し、人々の未来を手に入れる目的が明かされません。未来を担保にしても大きな資金投入の代償として未来を回収し続けた場合、担保がなくなってしまうという現象は起こらないのでしょうか?
どこかの淫獣のように必要なエネルギー(ノルマ達成)を手に入れさえすれば後は勝手にやってくれと放置されそうです。
聞かれなかったから言わなかったとか言い出しそうでいやな感じです。

決済の影響を見て三國が考えを変え、公麿とともにミダス銀行に対抗するのか。変えないままなら公麿とのディールは避けられないでしょう。
どちらにしても真坂木はムカつく存在ですwww


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[ C ] 第8話 「CONFIDENCE (信用)」

第8話 「CONFIDENCE (信用)」


物語が急加速してきました。

金融街が破綻したらどうなるのか・・・
その金融街が管理していた国が丸々無くなってしまう、だと?

カリブ海にはかつて国があったが金融街の破綻で今は海へと変貌してしまった。

東南アジア金融街は破綻寸前。「C」に備えろという三國。「C」ってなんぞや?

ディールによって金融街、日本経済をコントロールしてきた三國と椋鳥ギルドですが、破綻寸前の東南アジア金融街の影響を最小限にするための資金繰りに乗り出します。
現実世界への影響を考えディールをコントロールしてきたが、日本経済も逼迫した状況の中、ギルドメンバー以外の資金をすべて奪うつもりのようです。

金融街の影響は現実世界にも影響を及ぼし始め、人々も街も活気を失い、公麿は目の前で子供(未来)が消えるのを目撃してしまう。
はなびちゃんも様子がおかしくなり始めてます。彼女は金融街とは関係がなさそうですが、公麿との付き合いによるものか、世界的な影響かはまだわかりませんね。

屋上に立つ江原。未来(子供)を取り戻すために自分の命を引き換えにしようとした?
寸でのところで江原を助けた公麿に、江原は未来を失うことは大した事じゃないと感じたと話す。しかし何も手につかない。何もやる気が起きない。
未来を失うということを実感している江原。

ディールに負けて失った未来を取り戻す方法を模索する公麿は真坂木を呼び出すが、未来を取り戻す方法はシステム上無いと取り合ってもらえない。
上が決めたこと・・・真坂木のいう上とは何者なのでしょう。人の力で金融街を作るのは難しそうですし、人ではなく理みたいなものでしょうか。

未来を取り戻すよりも手っ取り早い方法を提示する情報屋の竹田崎。それは金による補償。江原が失った未来とい損失に対して金で補うということ。現実世界でも多々あることです。
これも信用というもののひとつですね。
しかし真朱はそれを否定。資産であるアセットがこういう発言をするのはアントレの影響なんでしょうか。

酔っ払い運転の車に跳ねられて江原が亡くなった。

お金=力と語った三國の父。金=信用だというサトウや竹田崎。金と未来を天秤に掛けて今を選ぶか未来を選ぶのか。
公麿は未来を担保にすること、未来を失うことに疑問を持ち始めました。

今が無くなったら未来も無くなる
未来のために今がある

三國の考え方に真っ向から対立した公麿。彼も自分が何を選ぶか決めなければならない時がきたようです。

名前がまだ決まっていないという赤ん坊を抱いた女性。真朱という名前。
真朱は公麿の未来。生まれてくるはずの子供か孫の姿を模したのが真朱ってことかな?

真朱が大金を使うことも、ミダスマネーを燃やすことも公麿のすることを全部受け入れてますね。
真朱は公麿の気持ちを理解しつつあり、とても人間らしい考えを持つようになりました。

金融街の消失と現実世界の消滅がここまで密接に繋がっているとは思いませんでした。
公麿が金融街のシステムに疑問を持ち、その構造そのものを破壊するシナリオもアリかと思っていましたが、よっぽど上手くやらないと日本が消えてしまいますね。

真坂木の言う「上」も気になりますし、破綻する金融街を見つめて高笑いする東南アジア金融街担当のミダス行員も不吉です。

公麿的には八方塞りな感じですが、ここをどう打開していくのか楽しみです。


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[C] 第7話 「composition(組成)」

第7話 「composition(組成)」

父親の仕事を手伝う前の三國が放浪息子だwww
バンドやってたんですね~

金は金。だが束ねれば(大金)は力になる。
父親は教えを乞うな、学び取れの人です。そして父がやっていたのは主にネットワーク作り。
人脈はプライスレスですが、ビジネスの世界ではそれも金で買える。
一方が倒れそうになればもう一方が助ける。ネットワークによる相互扶助。

三國の妹は重い病気を患っていた。三國のアセットであるQと雰囲気が似てるな。父は仕事でほとんど見舞っていないようですね。三國と妹は唯一無二の家族といった感じです。

その妹の病状が悪化。渡米して手術を受けることになるが、時を同じくして父の会社が傾き始める。
売れるものを売ればいいという三國に対して、何よりも信用が大事であり、家を失った男とビジネスをしたいと思うかと逆に窘められる。

資金繰りが苦しくなる中、妹の渡米は中止。
娘の病気治療よりも公人としての立場を優先する父に反発した三國は金策に走ろうとするが、その行為は信用を失う。
数日軟禁された三國が会った妹は衰弱しきり、当たり前に来る未来が自分にはないと告げる。

妹の件が未来よりも今を生きることに重点を置く三國の考え方の根底にあるんですね。
妹はこん睡状態のまま現在に至る。三國の未来って妹に繋がってるのかな?

Bパートは真朱視点。
最初は頼りないと感じた公麿ですが、一緒に戦っていくうちにかなり惹かれている様子です。

他のアントレがアセットをモノのように扱う(資産なのでこれが本来の扱い方)中で、公麿は真朱を一人の人間として見ていますね。
それはアセットには不思議な感覚なんでしょう。でも嫌じゃない。

アセットはアントレの失った未来を表した形です。その理屈は分かるが、具体的にどんな未来が具現化したものかは分からない。

真朱と公麿の関係は金融街ではマイノリティ中のマイノリティ。つーか他にこういう関係を保っているアントレはいないんでしょうね。
初期の三國が似た感じだったかも。

TVを見てキスに興味を持った真朱。してみたいってwww公麿したことないかぁwww
30倍くらい好きになったらキスしてもいい。なんだかいい雰囲気ですね。

今回はディールはなしで、三國の過去を明かすことで三國が現在に拘る理由を示し、真朱視点で公麿を見ることでより具体的に公麿の考え方や苦悩を見せる演出。
中途半端なディールを見るよりこっちの方が面白かったかも?

金融街に出入りするようになってもお金に流されない公麿ってすごいですね。


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