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シュタインズ;ゲート(終)

STEINS;GATE-シュタインズ;ゲート- 第24話 「終わりと始まりのプロローグ」

第24話 「終わりと始まりのプロローグ」


参った。やられた。ここまでキレイに終わってくれてありがとうとしか言いようが無い。

15年後の自分からのメッセージを受け取り、再び立ち上がったオカリン。かっこよく中二病全開ですが、いきなり忘れ物w

どうやって自分を騙すのかと思ったら、血糊を使うというシンプルなもの。
まゆりに僅かに残るクリスの記憶。リーディングシュタイナーの力があるワケじゃない。だけど僅かでも感覚的でも覚えているというのは救いです。

オカリンと鈴羽を見送るダルが母親は誰かと気にするのがいいですね。やっぱりそれはナイショなのかw

再び同じ日、同じ時間、同じ場所へと到着。
まずは論文を救ったメタルウーパを回収。これでクリスが拾う事はなくなった。クリスに顔を見せてあの日と同じ事を繰り返す。

クリスと中鉢博士が揉め始める。自分を騙すためにここからが本番だと思ったら、血糊が固まって使い物ならないだとっ!

まさかまさか・・・中鉢博士を挑発して自分を刺させ、自らの血を使って世界を騙す。血が足りないために傷口に手を突っ込んだところとか、もう悪い意味で鳥肌立ちました。
なんて無茶しやがるんだー!バッドエンドかと思ってヒヤヒヤしました。

スタンガンで気絶させたクリスを自家製血糊の上に横たえ、最初の自分に目撃させる。

頑張れよ、これから始まるのは、人生で一番長く、一番大切な3週間だ・・・

過去の自分にエールを送り元の世界へ戻るオカリン。正確には元の世界じゃない。シュタインズゲートの向こう。オカリンが救った世界。
スクルドが成功してよかった。失敗すればまだ後悔しながら生きてくことになってたんですよね?あれは辛かったからなぁ~
オカリンにありがとうと告げ、7年後に会えるとそのまま消えた鈴羽。

病院を抜け出しラボメンにバッチを渡して歩くオカリン。全員のイニシャルが入った完成品です!

途中で中鉢博士のニュースが入る。論文は燃えてしまい、博士はただの変人扱いです。
クリスの父親という事を差し引いてもざまぁって思っちゃいますね。亡命も認められず、今まで以上に転落していくんだろうな。

ルカ子、フェイリスに会い、萌郁はブラウン管工房のバイトととして登場。
相変わらず大人しいですが、携帯を通じないと話せないということはなくなっているようです。まゆしぃと握手する姿は泣きたくなりました。

他の世界線では利用し、利用される関係だったけど、萌郁がFBの言葉に支えられていたのも事実。
この2人に接点を持たせるとか凄くニクイ演出だと思います。

クリスのことを思うオカリン。もう会えなくてもどこかで生きていてくれればいい。
世界を変え、自分を騙し、体を張って助けたクリスはもう会えなくても本当に大切な存在なんですね。このままだとちょっと切ないな思っていたら秋葉原の街ですれ違う2人!

クリスは岡部を探していたんですね。
クリスをクリスティーナと呼ぶ。クリスティーナでも助手でもない!知らないはずの記憶はちゃんとクリスの中に残っていた。

クリスにもバッチを渡すオカリン。
最終章の展開はオカリンが世界に愛されているとしか思えませんでした。

様々な犠牲を払ってたどり着いた先は皆が普通に暮らす日常。
すべての記憶を持っているのはオカリンだけかもしれないけど、所々で覚えているのが凄く嬉しいです。

最初は伏線だらけでついていくのがやっとという感じでしたが、見事な繋がりで伏線を回収してくれました。
本当に気持ちよく最終回を視聴できました。

劇場版の製作も決定したようですね。これは是非見に行かねば・・・でも田舎だから近くでやるかわかんないけど(泣

凄く頭を使って、分からないのにw考えて、救いのない展開にブルーになった事もありましたが、見事なハッピーエンドで大満足です。


STEINS;GATE -シュタインズ・ゲート- 第23話 「境界面上のシュタインズゲート」

第23話 「境界面上のシュタインズゲート」

岡部の苦悩と絶望から、鳳凰院凶真へ復活する鳥肌モノの展開でした。

岡部たちの前に現れたのはβ世界線の鈴羽。
57億人もの命を奪った第三次世界大戦を回避するために一緒に来て欲しい。
まゆりを助けるために幾度も世界線を変え、みんなの思いとクリスを犠牲にして手に入れた世界を無駄にすることなどできない。

鈴羽の話を断る岡部ですが、第三に世界大戦の起こらないシュタインズゲートへたどり着く条件は牧瀬紅莉栖を助ける事。

まゆりを助けるために何度もその死を見てきたために、諦めかけるオカリンの背中を押すまゆしぃ。
ダルの援護射撃もあり、岡部は鈴羽とともにクリスが死んだ7月28日に飛ぶ。

クリスの記憶が無くても、オカリンを見ていたからこそ、クリスが大切な人だと分かる。くじけそうになった時、諦めそうになった時に背中を押してくれる仲間の存在は大きいですね。

鈴羽がさりげなくダルに娘アピールをしていましたが、戸惑うダルが面白い。

二人乗りになって、未来へも飛べるようになり、タイムマシンの性能はα世界線より向上しているようです。

中鉢博士のタイムマシン理論発表会見。過去の自分との接触は重大なタイムパラドックスを引き起こすため、自分を回避しながらクリスを監視し、犯人の正体と目的を明らかにしなければならない。

そんな中、クリスと鉢合わせした岡部。栗栖が生きていることに言葉を失いますが、過去ではこれが初対面。岡部が一方的にクリスを知っているだけに上手く言葉が紡げない。

しかし目的はクリスとの再会ではなく、クリスを助ける事。目的のためにその場を後にする岡部。

最初のDメールでクリスが15分ほど前に何か言いかけたと、岡部に迫ってきたのは未来の岡部とのやり取りのことだったのか。
この記憶はα世界線に引き継がれていたのね。クリスは現在と未来の岡部と会っていたのか~

中鉢博士がクリスの父でした。
数年ぶりに呼び出されたクリスは自分のタイムマシンに関する論文を共同発表しようと持ちかけるが、中鉢博士はそれを拒否。 論文を横盗りして、自分のものとして発表しようとする。相手が娘だから頭使いませんね。子供のものは親のものみたいな身勝手な言い草です。

その部分はあくまでも研究者として対等に接するクリス。
クリスの死は優秀過ぎる娘を妬んだ父の強行だったのか。この親父どこまで腐ってるんだか・・・

一旦は岡部に救われたクリスだが、中鉢博士から奪ったナイフに気を取られている間に再びクリスが襲われる。

クリスを助けようと博士にナイフを向けた岡部だが、父を庇ったクリスを岡部自身が刺してしまう・・・
なんて非情な真実なんだ。助けに行ったはずなのに、自分の手で大切な人の命を奪っていた。

中鉢博士は飛行機事故に合いながらもロシアへ亡命。事故回避にメタルウーパが絡んでいたとは・・・
博士が持ち込んだ論文により各国のタイムマシン研究が加速。それが世界大戦への流れとなって行ったんですね。

この事実に打ちひしがれた岡部はクリスを救う事を諦めてしまう。

ここで岡部の頬を打ち、オカリンは絶対に諦めないと叱り、励ますまゆしぃ。本当に岡部の事を良く見ている。

以前は見れなかったムービーメール。クリスの死を一度体験した事で開く事ができた。
メッセージは15年後の岡部からのもの。目的は論文の抹消と牧瀬紅莉栖を助けること。

過去改変により事実を捻じ曲げれば、結果はクリスの死へと収束してしまう。
クリスを救うには最初にクリスが刺されたことを目撃した過去の自分を騙せというもの。

確定した過去を変えずに結果を変える。
最初のお前を騙せ。世界を騙せ。
それがシュタインズゲートへ到達するための条件だ。

15年経っても中二病全開の自分を笑い飛ばしながらも、狂気のマッドサイエンティスト・鳳凰院凶真を取り戻したオカリン。

もうかっこ良過ぎてゾクゾクしました。
久しぶりの鳳凰院凶真の高笑いに安心している自分がいるぅ。

次回で最終回。シュタインズゲートにたどり着けるはず。たどり着いてもらわなければ困る。
その方法はクリスと一緒に過ごしてきたオカリンの記憶から導き出されるのでしょうね。

本当に次回が楽しみです!


STEINS;GATE-シュタインズ;ゲート- 第22話 「存在了解のメルト」

第22話 「存在了解のメルト」

神回。そう言っても過言ではないほど良かったです。

オカリンとクリスの会話がすごく可愛くて切なくて涙が出ました。

クリスにも刺された時の記憶がボンヤリと残っているんですね。だからこそもうまゆりを死なせたくない。あんな苦しい思いはさせたくない。
クリスにとってラボメンはかけがえのない大切な仲間です。

β世界線に戻ればクリスは死ぬ。それでも岡部はまゆりを助けたい。
岡部はまゆりを助けるべき。世界線が変わっても岡部が憶えていてくれれば自分はここにいる。

まゆりを助けるために何度もその死を見てきた岡部。そして同じように何度も苦しみ悩む岡部を隣で支えてきたクリス。

何度もまゆりの死を繰り返し見てきた岡部はそんなことでは壊れないと言うが、まゆりの死を見てもまた時間を遡ればいいと思うことこそが壊れてしまっているということ。

もう一度タイムリープしようとする岡部を止めるクリス。
逃げても苦しくなるだけ・・・答えを先延ばしにしてもこれ以上はどうしようもないと状況に諦めたというより、覚悟を決めた。

クリスが好きだと気持ちを伝えた岡部。
素直になれないクリスはキスで気持ちを伝える。何度も交わされた初めてのキスが別れのキスになってしまうのは見ていてとても切なくなりますね。

最後まで岡部への気持ちを口に出来なかった不器用で照れ屋なクリスが可愛くて仕方ない。
秋葉原の駅で別れたけれど・・・

ラボに駆け込んできたクリスと今まさに世界線を渡ろうとしていた岡部とのすれ違いが切ない。きっと自分の言葉でちゃんと伝えようと戻ってきたんですね。

SERNのデータベースから最初のDメールの消去に成功し、ダイバージェンスの数値は1%を超えた。

世界に、SERNに勝ったと中二全開のオカリンですが、とてもとても苦しそうです。
いろんな人の想いと大切な人を犠牲にして勝ち取った世界。

まゆりは岡部にまゆしぃはもう大丈夫だから、自分のために泣いていいんだよと言う。
まゆりはどこまで分かっていたんだろう。

ダルに電話。オカリンに代わってくれと言う相手は鈴羽?!
2036年から第三次世界大戦を止めるために手を貸して欲しいと連絡してきただ、と?

β世界線ではタイムマシンは作られなかったはずではないのか?
最後にデッカイ爆弾投下して次回です。

助手が本当に本当に可愛かったですね。別れるという選択をしたからこそ岡部は素直に気持ちを伝えんたんでしょう。
お互いの気持ちがやっと確認し合えたのに・・・

β世界線に移行してクリスがどうなったか描かれていません。オカリンはクリスが刺されることを知っているのですからラジ館に行くことも可能でしょう。
そっち方面で動いたりするのかと思ったら、鈴羽から思わぬ連絡が入って急転直下。
残り話数もないところで新たな展開でしょうか?

次回が待ち遠しいです。


STEINS;GATE-シュタインズ;ゲート- 第21話 「因果律のメルト」

第21話 「因果律のメルト」

まゆしぃを救うことの意味。世界線を変えることによる別の結末に気付いてしまったオカリン。

β世界線に移行すればまゆりは助かるが、クリスは死んでしまう・・・
クラッキングは中止。

Dメールを消すたびに1日ずつ延びていくまゆりの死。しかしそれはα世界線から出ない限り延びるだけで消せるわけではない。

オカリンはまゆしぃとコミマに行くが、やはり帰り道、襲われる。自分の命を投げ出しせば二人の運命も変わるかもしれない。
そこまで覚悟してもまゆしぃの死は避けられなかった。やっとオカリンの役に立てたと言いながら息を引き取ったまゆしぃ。
運命はあまりにも残酷だ。

タイムリープでクラッキング直前まで戻ったオカリンは泣いていた。

クラッキングを中止して、クリスにDメール消去以外の方法を考えてくれと言うオカリン。
理由が分からなくては協力できない。

言えるはずがない・・・
岡部に力になりたいの!と言い放ったクリスにβ世界線に戻った結果、何が起こるかすべてを話したオカリン。
相当ショックなはずなのに、まゆりを優先させるクリスに姿が見ていて辛過ぎる。

彼のそばでいつも助けてくれたのはクリス。だけど今度はクリスが危ないのです。元に戻れないのです。

まゆしぃが重荷に感じたら言ってね。
重荷だなんて思っていませんよ。むしろまゆりを助けるために鈴羽やフェイリスたちの気持ちを犠牲にしてきた。
そして迎えた結果がこれである。すべての記憶を持って、今まで出会った人たちの思いも背負って1人苦悩するオカリン。

まゆしぃは夢という形で自分の死の記憶を持っていたんですね。
助けてといっても届かない声。最後はいつもオカリンの悲しそうな顔を見て「ゴメンね」って言うけどその声も届かない。

オカリンが1人で運命と戦ってきたように見えるけど、まゆしぃの言葉からいつの間にかラボメンに支えられていたことが伝わってきます。
だからオカリンにはもっと運命に抗ってもらいたい。まゆりを助けるためにもう一度前に進もうと決めたようです。

ラジ館を訪れたクリス。記憶が戻ったとか?レアウーパフラグも復活。
確定された運命をひっくり返す方法は見つかるのか?

ゲームプレイ組がすべてが伏線だって言ってた意味が分かってきたわ。


STEINS;GATE-シュタインズ;ゲート- 第20話 「怨嗟断絶のアポトーシス」

第20話 「怨嗟断絶のアポトーシス」

IBN5100を奪取しようとバールを手にするオカリン。アグレッシブだな。
それを制するクリス。その世界線せ変えられなかったものはDメールを取り消さなければ変わらない・・・

世界線を移動しなければその世界線で確定していることは覆らないということですね。
クリスがオカリンの良いストッパーになってます。

そこでFBと接触するためにコインロッカーを見張るオカリン。FBに会いたいと合流する萌郁。彼女の心にも変化が起きたようですね

コインロッカーに現れた人物を尾行するが、撒かれてしまう。見失ってはタイムリープを繰り返し、ある人物とコンタクトを取る運び屋に行き当たる。

FBの正体判明ですね~残る人物からいくとあの人しかいなかったわけで・・・
FBの正体はミスターブラウンでした。

なんとなくですが、薄々そうかなと感じていても判明するとはやり驚きますね。あのブラウン氏に女言葉でメールを送る細やかさがあったんだぁ(そこじゃ無いだろっ!
ラウンダーを集めるために、相手が一番望む人物像に成りすましメールを送る。任務が完了すれば用済みで捨てる・・・

ブラウン氏は貧困層の生まれなんですね。ネズミが寄ってくるとかハード過ぎます。彼も這い上がるための糸を掴んだ。しかし一度組織にハマってしまえば逆らう事は出来ない。
守る者が出来たからこそ、守るために逃げる事も出来ない。

組織を裏切った萌郁を射殺し、自らも綯を守るために命を絶ったブラウン。萌郁に連絡を取らなくなったのは殺したくなかったからかもしれませんね。
そのままどこかに行ってくれれば良かったものを、目の前に現れてしまった。最期の笑顔が悲しいです。

記憶を取り戻した萌郁は岡部に謝罪し、息を引き取る。すごく後味の悪い結末です。
朝食を用意して父を待つ綯ちゃんの後姿が切な過ぎます。

しかし目的はラウンダーを糾弾する事ではない。クリスがいてくれなかったらまたしても停滞してしまいそうだった。

ブラウン=FBの携帯から萌郁にメールした事で世界線が変わった。移動した世界線ではブラウンも萌郁も生きていて、IBN5100も戻ってきた。
後は最初に送ったDメールをSERNのサーバーから消去するだけ・・・そうすればすべては元に戻り、β世界線に戻れる。

オカリンがここでやっと最初のDメールの内容を思い出しました。
それはクリスが刺されているとダルに送ったメール。α世界線にいればまゆりが死に、β世界線に戻ればクリスが死ぬ運命。
どちらを選ぶかという究極の選択を迫られる形になりました。

どちらなんて選べないですよ。2人とも助かる道は無いのでしょうか?オカリンには世界に抗って最善の道を探し当てて欲しいですね。