新型LT6 DOHC V8エンジンのスペックは670hp、623Nm
現行型へのフルモデルチェンジに際して、ミッドシップに生まれ変わったシボレー・コルベット。その最強バージョンといえるZ06がフォトデビューを果たしております。
ミッドシップとなってもスタンダードモデルは、相変わらずOHVのV8エンジンというアメリカンマッスルカーらしいパワーユニットを積んでいるコルベットですが、サーキット走行を前提としたパフォーマンスモデルである「Z06」に搭載されるLT6型エンジンはアルミブロックの5.5リッターV8 DOHC。それでもターボでないのはアメリカンスポーツらしいところかもしれません。
そんなLT6エンジンのトピックスを公式発表から引用すると次の通り。
最高出力を8400rpmで発生するという大排気量とは思えないハイレビングエンジンなのには目を見張るところ。そのほかフラットプレーンのクランクシャフトを採用しているというのも、エンジンのキャラクターを想像する上では重要なポイントかもしれません。
エンジン単体の画像を見ると、いまどき珍しいタコ足状のエキゾーストマニホールドが確認できるのも古典的なスポーツカー好きにはたまらないのでは?
ワイドになったフェンダーに収まるタイヤはフロントが275/30ZR20、リアは345/25ZR21で、銘柄はミシュラン・パイロットスポーツ4Sと発表されております。
ブレーキはブレンボのカーボンセラミックディスクで、フロント398mm、リア391mmという超大径タイプとなっているのは、サーキット走行を前提としたZ06らしいところ。
巨大なリアウイングの佇まいも、古き良き時代のミッドシップスポーツカーといえるもので、電動化への潮流に立ち向かうのがコルベットなのかもしれません。
刺さる人にはたまらない魅力を持つであろう新型コルベットZ06。日本への導入については未定のようですが、おそらく正式発売前に販売枠が埋まってしまうのではと思いますので、ご予算のある方は早めのオーダーが吉と思われますが、さて?
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精進します。
現行型へのフルモデルチェンジに際して、ミッドシップに生まれ変わったシボレー・コルベット。その最強バージョンといえるZ06がフォトデビューを果たしております。
ミッドシップとなってもスタンダードモデルは、相変わらずOHVのV8エンジンというアメリカンマッスルカーらしいパワーユニットを積んでいるコルベットですが、サーキット走行を前提としたパフォーマンスモデルである「Z06」に搭載されるLT6型エンジンはアルミブロックの5.5リッターV8 DOHC。それでもターボでないのはアメリカンスポーツらしいところかもしれません。
そんなLT6エンジンのトピックスを公式発表から引用すると次の通り。
- All-new aluminum cylinder block casting with the Small Block engine family’s signature 4.4-inch (111.76 mm) bore spacing
- All-new dual-overhead-camshaft cylinder head design with fully CNC-machined combustion chambers and intake ports, supporting a mechanical “finger follower” valvetrain
- Dual-coil valve springs to support titanium intake and sodium filled exhaust valves
- Forged aluminum pistons and forged titanium connecting rods for low mass and high strength
- Distinctive Edge Red camshaft covers
- All-new active split intake manifold with twin 87 mm throttle bodies
- All-new six-stage dry-sump oiling system with individual crank bay scavenging
- Four-into-two-into-one stainless steel exhaust headers
- 670 hp at 8,400 rpm (GM tested per SAE J1349)
- 460 lb-ft (623 Nm) of torque @ 6300 rpm (GM tested per SAE J1349)
最高出力を8400rpmで発生するという大排気量とは思えないハイレビングエンジンなのには目を見張るところ。そのほかフラットプレーンのクランクシャフトを採用しているというのも、エンジンのキャラクターを想像する上では重要なポイントかもしれません。
エンジン単体の画像を見ると、いまどき珍しいタコ足状のエキゾーストマニホールドが確認できるのも古典的なスポーツカー好きにはたまらないのでは?
ワイドになったフェンダーに収まるタイヤはフロントが275/30ZR20、リアは345/25ZR21で、銘柄はミシュラン・パイロットスポーツ4Sと発表されております。
ブレーキはブレンボのカーボンセラミックディスクで、フロント398mm、リア391mmという超大径タイプとなっているのは、サーキット走行を前提としたZ06らしいところ。
巨大なリアウイングの佇まいも、古き良き時代のミッドシップスポーツカーといえるもので、電動化への潮流に立ち向かうのがコルベットなのかもしれません。
刺さる人にはたまらない魅力を持つであろう新型コルベットZ06。日本への導入については未定のようですが、おそらく正式発売前に販売枠が埋まってしまうのではと思いますので、ご予算のある方は早めのオーダーが吉と思われますが、さて?
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精進します。