車検時にパイロットスクリュー辺りしか触っていないのと、車検に出す前までは調子が良かったとお聞きしていたので、前回まではパイロットスクリューとスロットルアジャストスクリューの調整のみで行っていましたが、どうにも納得が出来なかったので、私なりの調整を一からやり直す事にしました。
まず

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フロートレベルの調整から入っていますが、調整前は

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油面の高さが手前30mm、奥31mmと基準値に比べ共にフロートレベルが低くなっていました。
※基準値は29mmです。
現在は29mmの誤差0.15mmに調整しています。
※一般的にはレベルゲージを使用しますが、今回はノギスで合わせています。
因みに過去にも調整をしたのか

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調整ネジに傷が入っていました。
次にリンケージを外し、パイロットスクリューを全閉から2回転戻し、スロットルアジャストスクリューをレバーに触れてから2回転閉めてから

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エンジンを始動して暖気しています。
完全に暖気が終わった後にパイロットスクリューを回転が一番高くなる位置に調整しては

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アイドル回転を1000rpm前後に合わせるのを繰り返しています。
点火時期は今のところ一番調子の良さそうな

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BTDC15度に合わせています。
※バキューム進角は殺したままにしています。
これで今のところバックファイヤーを伴う事もなく、エンジンの回転落ちも正常になり、調子が戻ったように思われますので、後日キャブの同調など細かな調整を行う予定です。
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