「大きいものの一部」という感覚
「大きいものの一部」という感覚
小さなことに悩んだ時に大切にしているマインドがある。
それは、自分を独立したひとりの個人として捉えるのではなく、何か大きいものの一部として捉えることだ。
自分個人として大きな問題だとしても、それを組織や社会、世界全体の問題として置き換えると、それがいかに小さなものであるかがわかる。
どこかで問題があったとしても、それが全体に与える影響は非常に軽微であり、また他の部分で修正されていく。
この事象は、組織においてキーマンとされていた人が転職や退職をしてしまうといった時には、それがわかった時には、大事件として扱われ、その担当の存続すら危ぶまれるが、実際にそのキーマンがいなくなったとしても、何事もなかったように組織は運営されていく。
このような事象をみる度に、個人の価値というものは、その環境下における人間関係に大きく左右されるということを感じる。
大切なことは、大きな視点と小さな視点の両方の目線を忘れないことだろう。