完璧主義になるな
完璧主義になるな
年齢を重ね、仕事の責任や幅も広くなったり、趣味でもやりたいことが増えてきた時に、いかに完璧にこだわることに意味がないかを感じている。
その理由は、自分で選ぶことのできる選択肢が多様化しすぎていること。そして、人ぞれぞれも考え方も多様化している中で、そもそも完璧というものが存在しなくなってきているという点が大きい。
絶対的に正しい選択肢というものはなく、また考え方の面でも、自分にとって完璧でも、別の誰かにとっては何かが欠けている可能性もある。
つまり、存在しない完璧を追い求めるということ自体が、自分を追い詰めるだけのストレス因子になりかねないのだ。
ただ、これは物事の手を抜くという話ではない。
自分なりに納得できる精度で、70~80%までは仕上げるが、しっかりと足りない部分に対する寛容さを持つこと。それが大切なことだと思う。