JAL株主優待券延長の思惑
JAL・支援機構は、株主優待券の期限が切れる6月以降、JALの顧客離れはますます進むとの観測から、これを延長申請したのでしょう。が、すでに上場廃止されている株券。会社更生法申請中でもり、なかなか認められないのではないでしょうか。
最近のJALにこうした報道が多いのは、更生計画づくりに苦しんでいる証左というほかありません。と同時に、3月末の決算発表前に、少しでもよく見せようとしている苦肉の策ともいえます。ちなみに以前の拙ブログで稲盛さんの盛和塾問題について、塾生を55万人と書いてしまったところ、5500人だとのお叱りを受けました。実は、55万人としたのは、JAL幹部が作った社内文書にそうあったからですが、失礼しました。