週刊現代「ジャーナリストの眼」は小沢一郎問題
黄金週間の直前、検察審査会が小沢一郎・民主党幹事長の起訴相当を決議した「政治とカネ」問題。
既報の通り、起訴相当は検審で最も重い議決だ。「不起訴は間違い」との不起訴不当から踏み込んで、「起訴すべき案件だ」と捜査の不備を指摘している。
通常なら検察は3カ月後、の再捜査の結果を検審に通知しなければならない。これについて、元来検察側は、起訴に足る証拠がないと不起訴にし、今さら新証拠の発掘も難しいから、また不起訴にする以外にない。諦めか、意図的かはわからないが、そんな声も聞く。だが、本当にそうだろうか。
まず、なにより再捜査がどのようにおこなわれているのか。それが伝わってこないのは、いかにも寂しい。
しかし、取材をしてみると、検察側はかなり熱心にやっている。仮出所した水谷建設の水谷功元会長をはじめ、かなり大がかりに再度関係者から事情を聴いている。おかげで過去、俎上に上ってきた嫌疑や、すでに公訴時効になっている出来事における政治とカネの関係が、浮き彫りになってきた。
というような感じです。そもそも小沢事務所への裏献金は立件されているのではないでしょうか。そのあたりを間違えている人がいるように思います。