満面の笑みで終えることはできなかった。19歳の鬼塚は「五輪に向けて足りないものはない」と自信を胸に臨んだが、目標のメダルに届かなかった。
1回目に2回転半の「キャブ900」で78.75点の4位につけた。2、3回目は縦2回転、横3回転の「バックサイドダブルコーク1080」に挑んだが、ともに着地がまとまらなかった。
「これを決めなかったらメダルはないと思っている」と習得に執念を燃やしてきた技だ。これまで試合で成功したことがなかったが、毎日寝る前には技を決めている場面をイメージ。果敢に臨んだが理想を実現できず「実力不足だった。自信がないままやったこともダメでした」と認めるしかなかった。
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