
JR京浜東北線蕨駅の西口を出て10分ほど歩くと、高層階の建物が並ぶマンモス団地にたどり着く。埼玉県川口市芝園町の芝園団地は、多くの中国人が住んでいることから、近年は「チャイナ団地」とも呼ばれる。日本に住む外国人が増え、日本人にとっても外国人住民にとっても暮らしやすい社会をどう作っていくのか――。住民の6割が外国籍の芝園団地を取材し、3回にわたってリポートしてきた。その現状を踏まえ日本の「移民問題」の未来を、国立社会保障・人口問題研究所の是川夕・国際関係部長に聞いた。
日本ではこれまで、大卒ホワイトカラーの外国人労働者の社会的・経済的統合が進んできた。川口の中国人はその典型的な例と言える。
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