SMBC日興証券を巡る相場操縦事件で、元幹部社員6人が計10銘柄の相場を操縦したとして金融商品取引法違反に問われた法人としての同社に対し、東京地裁は13日、罰金7億円、追徴金約44億7000万円(求刑・罰金10億円、追徴金約44億4000万円)の有罪判決を言い渡した。神田大助裁判長は「複数の幹部が率先して相場操縦に及び、社内の監視機能は形骸化していた。監督過失の程度は大きい」と非難した。
判決によると、元副社長執行役員の佐藤俊弘(60)、元執行役員の杉野輝也(57)、エクイティ本部元部長の山田誠(45)ら6被告=同法違反で起訴=は2019年12月~21年4月、証券取引所の立会取引時間外に大株主から株を買い取って売却先を募る「ブロックオファー取引」で、株価の値下がりを理由に取引が不成立となることなどを防ぐために計10銘柄の相場を操縦した。
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