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核の傘、どんな意味？　保有国が同盟国守る　禁止条約、実効性に課題＝回答・岡村崇

毎日新聞 2020/11/11　東京朝刊 有料記事 755文字
「核兵器の全面的廃絶のための国際デー」に合わせて開かれたハイレベル会合＝米ニューヨークで２０２０年１０月２日（国連提供）
「核兵器の全面的廃絶のための国際デー」に合わせて開かれたハイレベル会合＝米ニューヨークで２０２０年１０月２日（国連提供）

　なるほドリ　核問題に関するニュースで核の傘という言葉を耳にするよ。どんな意味？

　記者　核兵器を持っている国が、核兵器を持たない同盟国の安全を守ることです。雨を防ぐ傘に例えています。冷戦時代、米国と旧ソ連は激しい核軍拡（ぐんかく）競争を展開しました。核による報復（ほうふく）を前提とし、それぞれの同盟国は核の傘に入りました。冷戦が終結し、国際社会は核軍縮（ぐんしゅく）を重視するようになりました。

　Ｑ　いずれ核の傘は必要なくなるのかな。

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