だまされてアダルトビデオ(AV)に出演させられる被害が相次いでいることを受け、第三者機関「AV人権倫理機構」が20日、東京都内で会見を開き、作品の削除申請を受け付ける窓口を開設したと発表した。強要被害を訴える女性や、引退した元女優が対象。これまでは窓口がなく、弁護士を通じて削除を求めるしかなかったが、書類を送って手続きを取れば作品が削除されることになった。同機構は「作品を消してほしくて苦労してきた人が楽になるなら、一歩前進したと言えるのでは」と訴えた。【中嶋真希】
同機構は、AV業界の要請を受けて「AV業界改革推進有識者委員会」として2017年4月に設立。出演強要を防ぐためにメーカーやプロダクションが守るべき新ルールを同年10月に発表し、ルールを守って制作した作品を「適正AV」と定めた。その後は「AV人権倫理機構」と名前を変え、4月から本格的に始まる新ルールの運用に向けて活動している。
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