【ハラレ小泉大士】アフリカ南部ジンバブエのムガベ大統領(93)が21日、辞任した。37年間にわたって実権を握り、独裁や圧政を批判されてきたムガベ政権が終わりを迎えた。与党幹部によると、ムナンガグワ前第1副大統領が23日までに後任の大統領に就任し、来年8月までの残りの任期を務める。
与党は21日、議会にムガベ氏の弾劾決議案を提出。だが上下両院合同会議の審議が中断され、下院議長が「即時辞任する。円滑な権限移譲を望み自発的に辞任を決めた」というムガベ氏の書簡を読み上げた。
国軍が15日に蜂起して以降、ムガベ氏は妻グレース氏(52)とともに自宅軟禁状態に置かれていた。6日に解任されたムナンガグワ氏を後継に指名するよう求める与党や国軍に対し、ムガベ氏は辞任を拒絶し、続投の構えを崩さなかった。
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