
今年3月、栃木県那須町の雪山で登山講習会に参加した県立大田原高山岳部の生徒7人と教諭の計8人が死亡した雪崩事故で、一時は生き埋めになりながら救出された同校2年の男子生徒(16)が22日、一部の報道機関にメールで手記を寄せた。27日に事故から半年となるのを前に、「風化させずに語り継いで行く事が、再発防止の第一歩にもなるのではないか」と考えて決断したといい、「こんなに悲しいことがあった事を忘れないでください」と訴えている。【萩原桂菜】
男子生徒は事故当時、隊列の中央にいたという。7~8メートル前方の雪面に亀裂が入るのが見えた後、雪崩が発生。何回も木にぶつかりながら転がり、全身が雪に埋もれた。男子生徒は口の周りの雪を食べて呼吸できる空間を作ってしのぎ、救助されたという。
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