[ニューヨーク 21日 ロイター] - 「世界で最も強烈なコーヒー」を売り込んでいる米ニューヨークのデス・ウィッシュ・コーヒー(Death Wish Coffee)が、缶コーヒーの一部にボツリヌス毒素が混入した可能性があるとして回収を始めた。
米食品医薬品局(FDA)が今週発表した回収通知では、これまでに健康上の被害は報告されていないとしているが、「ナイトロ・コールド・ブリュー」の325ミリリットルの缶を購入した人に対し、処分するか購入を証明したうえで返金を受けるよう勧告した。
FDAによると、ボツリヌス中毒は、発症すると虚弱やめまい、ものが二重に見える、発話・嚥下障害などの症状が現れ、致命的なケースもある。
コーヒーやビールに窒素を投入して泡立てた製品は、より濃厚で小さな泡が人気で過去1年間に消費が伸びている。
デス・ウィッシュは、同社の窒素入り製品にボツリヌス菌が混入している可能性はわずかだと発表した。
創業者のマイク・ブラウン氏は、回収は予防的な措置であり、同社は製品導入以来、国とFDAによる全検査を通過していると述べた。また、顧客の安全が最重要とし、オンラインストアや店頭から製品を撤去したとしている。
FDAは、同社がボツリヌス菌混入のリスクを回避するため、生産工程が改善されるまでナイトロ・コールド・ブリューの生産を中止したと明らかにした。
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