技術確立に時間
【ワシントン会川晴之】北朝鮮が先月28日に打ち上げた大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星14」の弾頭部分が大気圏内に再突入した際、崩壊した可能性が高いことが31日わかった。米ミサイル専門家のマイケル・エレマン氏が映像を基に分析した結果を発表した。現状の技術では「(核兵器などの)弾頭を搭載しても崩壊するだろう」と、再突入技術の確立には時間がかかると指摘している。
一方でエレマン氏は、北朝鮮が今後、複数の部隊が発射技術を習得する目的もあるため、発射実験を繰り返す可能性があると指摘。また、米国は精度などで9割以上の信頼性がない兵器は実戦配備の対象としないが、北朝鮮がそこまで追求しないのであれば「来年にもICBMの実戦配備は可能だ」と述べた。
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