
当の岸田氏は明確な言質を与えず、周囲やきもき
8月初旬の内閣改造・自民党役員人事に向け、岸田文雄外相の去就が注目を集めている。自身が会長を務める岸田派は「ポスト安倍」をにらんで党の要職に転出するよう促す一方、首相官邸サイドでは閣内残留を求める声が強まる。岸田氏が閣外に去った場合、来年の党総裁選に出馬する可能性が高まるが、当の岸田氏は明確な言質を与えず、周囲をやきもきさせている。【高橋恵子、加藤明子】
「存在感を高める大きな効果がある。便乗したい」。岸田氏は12日、外務省で面会したタレントのピコ太郎さんにこう語った。ピコ太郎さんは国連の「持続可能な開発目標」をPRするため、世界的な流行曲「ペンパイナッポーアッポーペン」の替え歌を公開中。しきりに「存在感」と繰り返した岸田氏の姿は今の政権での立場とダブった。
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