【ワシントン高本耕太】米政府は26日、上下両院議員に対し、核・ミサイル開発を続ける北朝鮮情勢に関する説明会を開催した。上院議員については100人全員をホワイトハウスに招き、ティラーソン国務長官らが「機密情報を含む現状説明」を行った。ホワイトハウスで議員全員を対象にした政策説明会が開かれるのは極めて異例。説明会後、北朝鮮の核開発は「差し迫った安全保障上の脅威で、外交上の最優先課題」とする北朝鮮政策の声明を発表し、北朝鮮の核放棄を迫るため経済制裁を強化する姿勢を示した。
上院議員向けの説明会は非公開で行われ、トランプ大統領も冒頭のみ出席。ティラーソン氏のほか、マティス国防長官、コーツ国家情報長官、ダンフォード統合参謀本部議長も説明にあたった。トランプ政権はオバマ政権時代の対北朝鮮政策見直しを指示しており、政策の検討内容とともに、対処方針を説明したものとみられる。説明会は北朝鮮の脅威に対する認識を共有し、今後の対応時に議会の理解を得やすくする狙いがある。
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