2006/07/22 浜木綿(散歩道:神奈川県横須賀市) 昨日は7月の『惜春』横須賀吟行会。
先生が欠かさず参加して東京と横浜で行ってきた月例吟行会は、米寿を過ぎた先生のご負担を考えて、先月で一旦終了。
今月からは教室も吟行会も横須賀だけに。
そのため、今月は東京、横浜からの句友も参加。
24名が参加しての賑やかな吟行会、句会となりました。
嘱目に集中しようと、カメラは持参せず。
でも、東京からおいでになった皆さんのガイド役に忙しく、句会の会場に着くまで一句も詠めず…詠まず、かな?
大慌てで詠んで、ストックも交えて7句提出。
果たして、スコンクは免れたものの互選は2票だけ。
でも風人子選に2句採っていただきました♪
採っていただいた最初の句は… 雲の峰北緯三十五度の海 嘱目の即吟ではなく、句会のために事前に詠んでおいた句でした。
元の句「雲の峰北緯三十五度に立つ」を推敲して提出。
互選でも、どなただったかお一人だけ採って下さった方がいました。
風人子選に採っていただいたもう一句は…。 大夏木先師もかつて立ちし丘 これは即吟で、初め 「
大夏木虚子も立子も立ちし丘」と詠んでから推敲して提出。
でも自分らしい句形ではありません。
私が詠んだ句と知って、採って下さった先生も意外に思われたに違いないと思っています。
「
浜木綿を知らないと言ふ人若し」は採っていただけなかった句の一つ。
先生からは、 「"知らない"という口語と"若し"という文語が混在しているのは良くない」というご指摘。
自分でもそう思いつつ、時間に追われて提出した句で、句会後に推敲。
浜木綿は知らないと弾ける若さ 追記1: 「浜木綿を知らないと弾ける若さ」を更に推敲。
粗忽者の私らしさが出た俳句になったのでは、と自分で満足。
破調の句になっとことも。(2014.07.29)
追記2:「浜木綿は知らなくて弾ける若さ」を推敲。(2014.8.15)
互選で私が採った7句から。 何ほどの残る句もなし老い涼し /桂子 8月19日は俳句の日。
そう勝手に決めたのは「たんぽぽのぽぽのあたりが火事ですよ」や「三月の甘納豆のうふふふふ」の句でお馴染みの坪内捻典さん。
でも8月は暑いので、吟行会も夏休みです。
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