春菜(はるな) - Spring greens
2026/03/18 Wed
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Haiku Blog of Muku Watanabe | 日々の俳句メモと、ときどき雑感を記すブログです。(渡邊むく)
2026/03/18 Wed
2026/03/18 Wed
2026/03/18 Wed
春霖やミンスターへの石畳
(しゅんりんや みんすたーへのいしだたみ)
Spring rain -
cobblestone road leading
to the Minster
ウィンドウに濃き色の靴春の雨
(うぃんどうにこきいろのくつ はるのあめ)
Spring rain -
shoes of brilliant color
in the shop window
Muku
註: この稿の2句は英国ヨークの思い出を詠みました。

石畳の道 Cobblestone road) - Attribution:Freepik
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2026/03/17 Tue
口舌り
― ある詩人のことば
くぜり ― それは
冬を越して 縄張り意識も
薄れてきた頃に
鳥たちが始める 短音階の
歌のリハーサル
あるいは それは
去年の歌声との 音合わせ
高らかに歌う アリアとアリアの間の
レチタティーヴォ
動きのない まどろむような歌
こう聞こえる ―
わたしは 飛べる
わたしは 歌える
わたしは ここにいる
永遠に存在している
あるいは そんな声は
しなかったのかもしれない
空耳 だったかもしれない
私自身の声
だったかもしれない

斑雪 (Pitchy snow) - March 18, 2024 @<山梨県山中湖村
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姫こぶし防人の袖振りし坂
(ひめこぶし さきもりのそでふりしさか)
The old mountain pass,
sakimori warriors waved sleeves last -
rosy magnolias
姫こぶし峠は人を恋ふところ
(ひめこぶし とうげはひとをこうところ)
Mountain pass,
a place to feel missing someone -
small magnolias
Muku
🔹防人の妻の歌: 色深く背なが衣は染めましをみ坂給らばまさやかに見む /物部刀自賣(万葉集巻20-4424)
(あなたの旅の衣を濃い色に染めればよかった。そうすれば足柄の御坂を越える時に、はっきりと見えるでしょうから。)
🔹防人の夫の歌: 足柄のみ坂に立して袖振らば家なる妹はさやに見もかも /藤原部等母麻呂(万葉集巻20-4423)
(足柄の御坂に立っている今、この衣の袖を振ったらならば遠く我が家に残してきた妻に、はっきりと見えるだろうか。)

ピンクのヒメコブシ (Star magnolia Sp. Magnolia stellata) - Attribution: Wikipedia
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2026/03/15 Sun
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