『朱雀家の滅亡』9・25マチネ
12:00開演
ちょっと早めの上演開始に
本日発売のチケット取りに
忙しい思いをしたけれど
何とかミッション完了!(笑)
さぁ 出陣(笑)
食事も お店に入ってゆっくり
取れる状況ではなかったので
サンドイッチで済ませました。
青空の下で・・・気持ちいいっ(笑)
そうこうしているうちに、会場時間です。
新国立劇場 小ホール
『朱雀家の滅亡』
出演
朱雀経隆・・・・・・・・・・國村はやぶさ
おれい・・・・・・・・・・・・香寿たつき
松永瑠津子・・・・・・・・柴本幸
朱雀経広・・・・・・・・・・木村了
宍戸光康・・・・・・・・・・近藤芳正
(敬称略)
朱雀家の使用人、おれい。
和服の立ち姿がキレイだ。
朱雀家の過去の話を語る
相手は、おれいが若様と呼ぶ
朱雀経広と
その婚約者・松永瑠津子。
朱雀家に花嫁は来ては
いけない。
当主の迎えた花嫁は
嫁してわずか一年で無くなって
いる。朱雀家の守り神は
若く女性の神
花嫁に嫉妬するのだと語る。
当主 朱雀経隆は
天皇家に仕える。
大きな仕事を終えて
これからと言う時に
職を辞して帰宅する
麗々しくかいがいしく
経隆をむかえるおれい。
國村・朱雀経隆
寡黙な孤高の人の印象
原作を読んではいないが、
経隆は多分そんな
人物なのだろう
信念の人
本日の舞台・新国立小ホール
小さい会場なのですが
最近 聴力が落ちているらしく
台詞が聞きり取り難い。
役柄か抑えた言い回しの
國村・経隆の台詞が一番
聞き取れない事が多くて残念。
香寿・おれい
一幕・二幕と人が変わったような
役柄のおれい。
実は経広の実母
戦地に行かせたくない当然の
思いも押さえられ、
ひたすら経隆の傍で生きる
情念の人!
柴本・瑠津子
真っ直ぐな女性で
出征して行く経広に
思いを言える積極性も
併せ持つ。
木村・経広
朱雀家の嫡子としての
生き方を貫く若者役
情熱の人
近藤・宍戸
経隆の弟、彼の言う事は
世間一般の考えの代表のようだ。
経隆の生き方とは相入れない。
妻を失い、息子を戦争で失い
その母 内縁のおれい
結婚をしないまま空爆で失う
朱雀家の守り神
弁天さまの堂守りとして
生きる道隆・・・
エピローグには
亡き妻が嫁いて来る時に
見につけた十二単を来た
瑠津子が現れる
人物はそれぞれに達者に演じてくれ
人物像もよく分かるけれど
感情移入出来る人物がいない。
そうか これ三島作品だった(笑)
個人的に三島作品って
毎回そうだったような気がする。
感情の動きについて行けない。
だから舞台の流れはわかっても
こちらの感情は波立つ事が
少ない気がする。
ストレート・プレイに
よくある静かなカテコ(笑)
でも拍手は熱かった。
上演時間 2時間50分
ほぼ予定通りの終演でした。
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