昨日、『ニコニコ動画(RC2)』がSP1になり、『ニコニコ動画(SP1)』になりましたね。 RC2から無印を飛ばしてSP1になったわけですが、ニコニコ動画の場合はこれらの略号に意味はないようですから別に良いのでしょう。
SP1の変更点を引用すると、以下の通りです(リンク先はニコニコニュース)。
1.初心者トップ・トップページデザイン変更 ニワンゴちゃんがわかりやすくニコニコ動画について教えてくれるチュートリアル動画ができました。また、トップページのデザインも変更いたしました。
2.ニコニコムービーメーカー これであなたも動画クリエーターに!? 簡単操作で動画ができるツールを本日より無料配信します。
3.H.264、800kbps、容量アップ -SMILEVIDEOの新機能- プレミアム会員の方に朗報です!先行テストという形ではありますが、対応いたしました。
4.ニコ割ゲーム SP1導入の前日に先駆けて行われた新サービス【ニコ割ゲーム】の集計結果などを報告します。
5.ニコニコ外部プレイヤー ブログやSNSでニコニコ動画を視聴できるプレーヤーが登場。 これでもっと多くの方にニコニコを知ってもらえるようになりました。
6.発表会で上映された動画をアップしました 本日の発表会で上映された動画を一部アップしました。 また、発表会で語られた技術者倍増計画の動画もアップしました。
7.今後実装予定の機能 ニコスの進化やその他4月に投入予定の新機能を紹介します。
8.プロフィール機能 マイページに新たにプロフィールを入力する機能が増えました。 某SNSサイトのような機能ですが、これによってユーザ間の交流が増えていけばいいかなと思います。 どれもそれなりに気になる変更・追加要素ですが、僕が特に気になったのは3と5ですね。
3.H.264、800kbps、容量アップ -SMILEVIDEOの新機能- プレミアム会員の方に朗報です!先行テストという形ではありますが、対応いたしました。
1.保持容量が4GBから8GBになります 2.H.264+AAC(H.264/AVCフォーマットMP4コンテナ (*1))の先行テストに参加できます 3.最大許容ビットレートが600kbpsから800kbps(*2)に上昇します
(*1).正式なコンテナは MPEG-4 Part 10 AVC です。 H.264のプロファイルは Baseline ProfileまたはMain Profileが推奨です。 固定フレームレートが推奨です。VFR等の可変フレームレートは正しく処理されない場合があります。 音声AACは HE-AAC(44.1kHz/48.0kHz 32kbps~64kbps推奨)または AAC-LC(44.1kHz/48.0kHz64kbps~96kbps推奨) が対応です。 MP4コンテナには映像1チャンネル、音声1チャンネルのみ対応です。その他の音声・映像の多重化は対象外です。 上記仕様を満たさない場合は通常の動画としてあつかわれ通常のサーバサイドエンコードの対象となります。
(*2).ビットレートはファイルヘッダー等のオーバーヘッド込でのレート計算となります。 エンコードソフトのビットレート指定は目安であるものが大半であり絶対値ではありませんのでご注意ください。 ファイルサイズの最大は40MBです。 ニコニコ動画も遂にH.264に対応ですね。 最大ビットレートも増強されたようです。
文面から判断するに、『zoome』と同じく無音の場合は無音の音声トラックを用意する必要がありそうです。
間違いなく高画質化が可能なので、ハイクオリティな動画の登場に期待ですね。
5.ニコニコ外部プレイヤー ブログやSNSでニコニコ動画を視聴できるプレーヤーが登場。 これでもっと多くの方にニコニコを知ってもらえるようになりました。 一度登録が済んでしまうと忘れがちなのですが、ニコニコ動画はSNSなので非会員は視聴できないのですよね。 今回の変更で非会員でも試聴可能になったようです。 線引きとしてコメント書き込みがニコニコ動画からしかできないようにしたのは妥当かつ最良の判断ではないでしょうか。
さて、これらの変化が僕に与える影響ですが、視聴者としては先ほど書いたように高品質化が期待できるということで額面通り嬉しい限りです。
提供者としてですが、僕が提供できるのは現状3D分子模型ということになります。 今のところ、3D分子模型はこのままzoomeを利用しようと考えています。 ニコニコ動画の本質はみんなでワイワイやることだと思うので、僕の動画は不向きです。 取り敢えずこのサイト内で見ることができ、それほど重くないサイトということで敢えて変更する必要はないと考えました。
まあ、もし万一、みんなで盛り上がれるような性質の動画が作れれば、ニコニコ動画を利用したいとは思いますが……。 
|