昨日から、MTG新ブロック第1セット『シャドウムーア/Shadowmoor』のプレビューが始まりましたね。 まあ、本格的に始まるのは多分もう少し後だと思いますが。
ここで違和感を覚えた方のために説明しますと、通常1ブロック3セット構成でしたが、前ブロックであるローウィンブロックは2セットからなる変則ブロックなのです。 そして、今回のシャドウムーアブロックも2セットからなります。
レギュレーションとしては、リミテッドではこれら2ブロックは別個に扱い、構築ではこの2ブロックを合わせて1ブロックとして扱うようです。
さて、公式のプレビューが始まったということで、例によって僕もそれを追いかけるわけですが、今回からそのシリーズタイトルを変更しました。 これまでは「公式カードプレビューレビュー」としてきましたが、今後は「公式プレビューカードレビュー」とします。 変更の理由は単純で、実情に合わせたということです。 つまり、僕が英語読めないのでそもそもプレビュー記事を読んでいないという……。
閑話休題
今回は15枚。 ただし、名前・コスト・クリーチャーか否か・レアリティしか分からないもの(超人的パゥワーがあればイラストレーター・コレクション番号も判別できるかも知れません)が14枚あります。 ソースはこちら。
Sickle Ripper (1)(B) クリーチャー (C)
Loamdragger Giant (4)(R/G)(R/G)(R/G) クリーチャー (C)
Torpor Dust (2)(U/B) 非クリーチャー (C)
Boggart Arsonists (2)(R) クリーチャー (C)
Kinscaer Harpoonist (3)(U) クリーチャー (C)
Wanderbrine Rootcutters (2)(U/B)(U/B) クリーチャー (C)
Scar (B/R) 非クリーチャー (C)
Ballynock Cohort (2)(W) クリーチャー (C)
Juvenile Gloomwidow (G)(G) クリーチャー (C)
Turn to Mist (1)(W/U) 非クリーチャー (C)
Blistering Dieflyn (3)(R) クリーチャー (C)
Beseech the Queen (2/B)(2/B)(2/B) 非クリーチャー (U)
Lurebound Scarecrow (3) アーティファクト・クリーチャー (U)
Wilt-Leaf Cavaliers (G/W)(G/W)(G/W) クリーチャー (U) まず目につくのが、混成マナシンボルの復活ですね。
特に注目したいのが《Beseech the Queen》でしょうか。 無色を含む混成というのは初めてですし、(1)ではなく(2)というのが面白いですね。 どうやら、これの点数で見たマナコストは6らしいので、多い方で数えるのでしょうか?
他にも、イラストからキスキンっぽいのとか蜘蛛っぽいのとか火猫っぽいのとかエルフっぽいのとかいますね。 続報に期待でしょう。
Demigod of Revenge (B/R)(B/R)(B/R)(B/R)(B/R) Creature - Spirit Avatar (R) Flying, Haste When you play Demigod of Revenge, return all cards named Demigod of Revenge from your graveyard to play. 5/4 Illus. Jim Murray 183/301 さて、今回のメイン。
混成シンボル5マナ5/4飛行速攻のスピリット・アバター。 更なる能力も持っています。
やはり混成シンボルが優遇される傾向は変わっていないようですね。 該当する組み合わせで組んだ場合、ほぼ不特定マナのように出せるのですが。 5マナ5/4は立派、しかも黒い。 そして、飛行と速攻という、リアニメイトに向いた能力も持っていますね。
もう1つの能力はこれをプレイした際に墓地にいる他の奴らをリアニメイトするというもの。 理想的にはその結果これが場に4体並び、速攻で総攻撃して20点といったところでしょうか。 先程述べたように、これ自身がリアニ向きのクリーチャーなので、通常のリアニ呪文と合わせて使うことを前提に、ガンガン墓地に落としていきたいですね。
そして、もう1つのポイントは誘発型能力のトリガーが「プレイした時」ということでしょう。 恐らくリアニのような方法で場に出た時に誘発しないように制限を加える措置ですが、見方によってはこれが打ち消されたとしても墓地から場に出るのは止められないということなので、非常に強力だということもできるでしょう。 
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