武田観柳 単語

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もしかして →武田観柳斎新撰組五番隊組長

 

武田観柳とは、漫画るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-」の登場人物である。

ネタバレ注意 この項は、現在連載中の「北海道編」ネタバレ成分も含んでいます。
ここから下は自己責任読み進めて下さい。

そうです ニコニコ大百科!!ニコニコ黎明期とは比べ物にならないほどの高性能 じっくりと試しましょう!

漫画及びアニメ実写映画るろうに剣心」に登場する悪徳商人
テレビアニメ版のCV飛田展男氏(1996年版)と真殿光昭氏(2023年版)。読者から「ガトリング斎」などの称を頂く通り、作中の明治時代での最新兵器ガトリングガン(回転式機関)と眼鏡トレードマークとなっている。
るろうに剣心」が完結した後年に、作者和月伸宏はキネマ版や北海道編を描いているが、どれも「悪徳商人」「人の命よりも金を大事にする非情な男」という点はほぼ共通。特に北海道編や2023年放送の新アニメでは宝塚歌劇実写映画の観逆輸入されて、作者も大満足するほどの悪徳商人へと新生した。

モチーフは冒頭に書いた通り新撰組五番隊組長武田観柳斎。「るろ剣」作中では武田観柳斎も、観と似た顔立ちで描かれ登場している。なお、当初は武田観柳斎と同じく男色ホモという設定も用意されていたが、これはボツになった。
キャラデザイン読み切り版・るろうに剣心(単行本三巻に収録)に登場した悪役西脇からの流用。剣心蒼紫をはじめキャラが多いので対としてにした、らしい。

以下に、作品ごとに記述。

るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-

表向きは東京にて青年実業として知られる一方で、裏の顔は新阿片麻薬)「蜘蛛之巣」の密造を行い、人々を麻薬で蝕みながら大金を得ている悪徳商人である。
広大な敷地に建てられた屋敷に住み、御庭番衆ヤクザ用心棒を自らの私兵として大勢従えている。任務に失敗した者・逃亡者に対しては情け容赦がなく、口封じを兼ねて確実に始末する。

蜘蛛之巣」の製造法をただ一人知る、高荷恵が屋敷から逃走したことを知って、元御庭番衆・頭である四乃森蒼紫を使役し癋見とひょっとこ、般若を差し向ける。しかし般若の調によって恵を匿っている神谷場の流浪人伝説の人り・抜斎である事を知ると「逆鱗に触れてはいけない」と恵を秘密裏に脅迫し、恵が自らの意志で手中へ戻るも、恵を奪還に来た剣心組と戦う。
人物としては膨大な金を持つだけの小物であり蒼紫からも「カス」呼ばわりされる程で、自身の私兵団を全滅させた剣心と対峙した当初は終始彼を恐れて、金で懐柔しようとするも駄に終わる。その後人り抜斎との戦いをめる御庭番衆にも見放されると一時は窮地に陥るも、小姓の話から独自に購入したばかりの最新兵器ガトリングガン(回転式機関)を持ち出して御庭番衆もろとも剣心殺を思い立つ。
この辺りから、敬語を崩さない優男な口調(態度)もだんだんとメッキが剥がれ、荒っぽい口調ばかりになったり表情も顔芸じみたものになっていく。

剣心たちとの対決では蒼紫を守るために加勢してきた御庭番衆の四人を次々とガトリングガンで撃ち殺すものの、彼らの命懸けの陽動作戦が功を成し、剣心に照準を合わせた時には既に弾が切れており、丸腰になって命乞いをしたところを剣心の怒りの一撃を受け倒され、最後は警察に捕縛された。(なおテレビアニメ版では、癋見の螺旋鋲をベルト弾倉に撃ち込んで弾詰まりを起こしガトリングガン力化する展開になっている。)
実戦経験がないゆえ駄撃ちが過ぎたのが敗因とはいえ、「うるせぇならばここだ!」とひょっとこにヘッドショット一発で決めるあたり、ガトリングガンを使いこなす腕前はそれなりにあるらしい。

ただしガトリングガンと言いながら、その形状は当時はまだ存在しないマキシムガンに近いもの(身が一本で弾倉がベルト式)になっている。

なお「金さえあれば抜斎以上の力も一にして容易く手に入れられる」「金こそ力の」という彼の言葉は皮ではあるが少なからず真実ではある。
事実、作品中の明治時代ですら彼は最新ガトリングガンと私兵団を手にしているのみならず、京都編以降登場する志々雄に至ってはをも投入している。現代であれば武器どころか艦戦車飛行機などを購入したり明治時代以上に金で権力を買う事もできるだろうか。

 

今作では作者・和は観蒼紫御庭番衆と違い「馬鹿なだけの悪役」として描いているが、悪役として不出来だった作者なりの反省からか後年のキネマ版・実写映画版・北海道編といった作品に登場する観は「悪徳商人なりの正義・信念を持つ悪党」として登場しており、より味わい深い悪徳商人に仕上がっている。

キネマ版

原作とは異なるパラレル世界、と作者言するキネマ版作品でも、第一話から観が登場する。
後述の実写映画と同様で、原作では接点がかった鵜堂刃衛戌亥番神外印たちを用心棒として雇っている。そしてこの頃から「悪徳商人」を自称するようにもなり、「表であろうと裏であろうと取引は守ります」と悪徳商人なりの信念や美学も備えるようになった。

こちらでは士族に強嫉妬心を持つ性格が追加されており、撃勝負の出資者(スポンサー)を務める一方で、は高額の賞金を支払うといいながら挑戦者を自前のガトリングガンで撃ち殺す趣味を持つ悪党である。
り抜斎とはいえ、コイツの前では手も足も出まぁ」と語するほどだったが、剣心ガトリングガンもろとも顔面を叩き壊され、警察に捕縛される。だが残りの財産をすべてはたいて、釈放されたのち腕自慢の猛者たち(相楽左之助斎藤一外印戌亥番神鵜堂刃衛ほか)を雇うと敗れた辱をらすべく剣心神谷場へ刺客を差し向ける。

やがてべこに務める三条燕(キネマ版では弥幼馴染)の実家が借金を抱えている事を知ると、かつて雇っていた弥秘密裏に取引を持ち掛ける。「神谷場を売却すれば、三条の借金を自分が返済する」とな要をするも実質「神谷場の権利書を盗んでこい」という要にほかならず、弥には拒否される。
取引が失敗したことに逆上して弥を札束の詰まったカバンで滅多打ちにし権利書を力づくで奪おうとしたが、剣士としての誇りを取り戻した弥の反撃を受け、再び敗北

なお一話で、ガトリングガンを構えながらクネクネした動きをしつつ、撃ちながら顔芸しているさまはどこか、和漫画作品『武装錬金』の蝶野攻爵を彷彿させる。だが弾薬込みで結構な重量になると思われる身を自力で担ぎ、撃ちまわし、さらには弥の振るう竹刀をヒョイッとかわす等、体力はそこそこあるらしい。
相手に戦っている間も、金への正義を熱弁しながら札束の詰まったカバン武器に戦うさまもどこかネタ感が漂う事が話題となり、後述の実写版と合わせ約18年の時を経て人気キャラへと返り咲いた。
ちなみに参考として、現代の札束1億円分の重さは約10kgほど。作中で観神谷場へ持ってきた札束の総額は不明だが、カバンに詰め込んで頭部や顔面を殴れば重たい一撃になると思われる。

実写映画版

2012年開された実写映画版「るろうに剣心」では香川照之氏が武田観柳を怪演しており、原作とは異なり緑色ベストを着て、髪型ちゃんみたいなおかっぱ頭、葉巻を咥え(原作でも煙草を吸ってはいたが)、こちらも魅力的な悪党になっている。

実写版では交易のための港を作るために地上げを行っており、その際に神谷場が邪魔になったため、鵜堂刃衛を雇い「神谷活心流の人り抜斎」としてで暴れさせることで神谷場の信用を貶め場の土地を手に入れようとする、原作留間喜兵衛の役回りを担当している。
基本的には原作と同様の立ち位置だが、麻薬の製造法を知る者を高荷恵1人を残し始末したり、さらに原作では般若が未遂のまま終わっていたが神谷場周辺の井戸を入れる、など傲慢さや暴虐さが増している。
剣心たちが屋敷へ乗り込んできた時も、原作とは違い剣心に怯える事もなく金をばら撒きながら「を倒した者には望むままの褒美を与える」と用心棒たちを鼓舞しつつ(結局全滅させられたが)、ガトリングガン拳銃などの武器秘密裏に用意して剣心たちを迎え撃つ。
剣心たちとの対決では屋敷の被害も顧みずガトリングガン手に撃ちまくるが、斎藤一牙突で頭上のシャンリアを落下させられたのを機に、最後は剣心敗北警察に捕縛されながらも笑顔で言葉を並べるなど、図太い性格になっている。

実写版ではオリジナル要素として児玉菊池三井という全く同じ格好(眼鏡扇子白服)の3人の執事を取り巻きとして従えている。観の行く先々に同行し、剣心たちと対峙した時には拳銃を構えガトリングガン剣心を迎え撃つ観の両と背後も固めたが、最後は観もろとも倒され大した活躍はできなかった。

なお作中でガトリングガンを構えながら剣心たちと対峙した観が、降参した(フリをする)剣心左之助に「に謝れ、ひれせ」「全部脱げ」と叫んだのは香川照之氏のアドリブである。
香川舞台挨拶で「観だったらこいつら脱がしたいだろうと思って。色んな趣味を持ってますよ彼は」と話し、「健君はに受けて、本当にの紐を解こうとしてた。下から脱ごうとしてるから、分かってる」と語っている。論だがその後、剣心を演じた佐藤健が観の前で脱ごうとしたのも香川に続くアドリブアドリブである。

宝塚歌劇版

2016年2月5日から5月8日まで兵庫東京で上演された宝塚歌劇団ミュージカル版でも登場。彩凪が演じた。

基本的には原作と同様だが、劇中「これがガトリング砲(ガン)」という観専用のソロ曲まで歌いあげるなど、ミュージカル世界でもガトリング砲トレードマークとなっている。
ソロ曲は『ガトガトガトガト♪』というトンチキ歌詞に残る怪作であり、上演期間後期になればなるほどガトガトの伸びや回数が増してアドリブダンス手になり、最後にガトリング砲で撃ち抜かれながら奈落へ捌けていく加納惣三郎実在の人物だが原作には居ないミュージカルオリジナルキャラ)の台詞ネタに寄っていくという異次元と化していった。
なお、この場面は全て妄想である。周囲で踊る人々をよく見るとこの場面に居ちゃいけない人たちがいる。
こちとら生まれた時から貧乏人!明治になっても貧乏人!」という台詞ミュージカル独自に追加された設定と台詞で、この台詞を聞いた作者・和も「執筆時全く考えていなかった観バックボーンが直感的に理解できた」と感銘を受け「ガトガトガト」の台詞共々北海道編へこれらの設定を取り入れているほどである。

ちなみに演じた彩凪はこの作品が初めての三枚役で、それ以前もそれ以降も基本的にはクール二枚目を演じることの多いスターである。それを踏まえてあの弾けた下衆笑いを見直すのも面いかもしれない。

北海道編

原作の五年後を描いた北海道編では、小樽に「」などの武器を流通させる、明らかに偽名な商人が登場するのだが、そのフルネームが「雅桐倫具(ガトーリング)」で一瞭然、正体は武田観柳であった。逆の一撃で顔が手にひしゃげたケガも元通り治っているらしい。剣心たちが小樽へ到着した時点で、町中の人々が子供含めを持っているほどであり、観も大いに私を肥やしていた。
原作作中で逮捕され死刑になったかと思われたが、隠し財産含むすべての私財を方々にばら撒き死刑を免れ、北海道で労役に科せられた事が明らかになる。
兵器の起こした騒動によって刑務所を脱走し、現在小樽で脱法商売(違法商売、ではない)を始めていたが、その矢先に剣心「「なんで貴様小樽にー!?」」とお互い叫ぶほどの驚愕の再会を果たす。
かつて公式資料集剣心伝』でも「金のためならどんな汚い事も気でやる男である」と紹介されていたが、間違いではなかったようである・・・?

刑務所では囚人たちの中でも体力も乏しく「開拓労働にはまるで使えない」と評されるほどだったが、商人としての誇りと金への執着は捨てておらず、便所掃除に励みながら看守用の便所の底でをかき分けて金を拾い集め続ける」刑務所生活を五年間に渡って続け、商人として再起の日を待ち続けていた。
やがて刑務所が襲撃され脱獄した際、逃亡中に兵器が現れ一緒に逃亡した囚人たちに武器償で与えるが、歓喜する囚人たちをに観はただ一人「ただより高いものはない」とこれを拒否し、今まで集めてきた金を渡して武器を「買い取る」のだった。
こうして兵器契約を成立すると、彼の意見によって一緒にいた囚人たちも観の手足として働くことになり、「足りなくなったら武器をいくらでも都合してやるので売りまくれ」と兵器の後ろを得て武器商人として再起を果たす。
ちなみに囚人たちには「便所係」、兵器からは「商人」と呼ばれるなどロクな呼び方をされないが、「滅私奉など商人にとって悪徳の極み」「金に綺麗も汚いもありません」と商人なりの美学を持ち、剣心相手にも「(逃亡するなら)堂々と逃げる」と反論するなど五年前とべ性格もだいぶ胆になっている。
また上述の、実写映画宝塚歌劇の設定も取り入れられ「金で買えないものは確かにありますね。ならば金で買えるものは全て買ってしまいましょう」「こちとら生まれた時から貧乏人!明治になっても貧乏人!時代が変わっても貧乏が変わらねえなら金を稼ぐほかに仕様がねえだろうが!」「も!体も!美貌も!人徳も!血統も!才も!およそ力と呼べるモン何一つから与えられなかった”持たざる者”が人並以上になるには金しかねえ!!!」などと発し、金に関しての美学と執着は剣心左之助たちとまた違った強さを持つ。

作中では「脱獄は違法でござろう」と剣心に言われているが、違反常習者の剣心(そしてお尋ね者の左之助)に言われたくはない観の心も、ごもっともである。何より命乞いなら貴様の好きなお金様に頼んでみろ!!」と剣心の怒りの一撃で倒された観が本当に金の力で生き延びていて、しかも再び剣心の前に姿を現したのだから実に皮なものである。

自身は剣心たちも兵器も、小樽どうでもいいと考えているが、アの三馬鹿の一人・井上爛は金に対する考え方が自分に似ていると感じたのか気に入ったようで、彼の高い知と「自分と同じく、臆面なく金の話ができる」点を評価し一方的子扱いしている。が爛からは拒絶されている。
だがその矢先、兵器に代わる「」を小樽ヤクザの間へ流通させ始め、剣心たちに罪を問われるも爛が「に続いてを売る算段が最初からあったなら、が提案した場経営案には最初から見向きもしなかったはず」と観を弁護したおかげで助けられる。
そして兵器にも用済みとして命を狙われるも、自身の「ブランドを勝手に使われた観怒り心頭武器商人の店終いを宣言する一方で兵器の活動拠点を突き止め捕らえるべく爛と共に居場所を推理、剣心たちに同行するのだった。頭使え、って言ってんのに自分は使わねぇんだ

そして兵器アジトを守る本使い・兵器 本多雨を片手に迫るものの、特別製アルミニウムで作られた本の手裏剣のように操る彼の戦闘術「書裏」で傷を負わされ逆に追い詰められてしまう。展開すれば弾も防ぐ攻防一体の武器で窮地に立たされ「全財産を差し出して、土下座して許しを乞え」と迫られるものの、観土下座する素振りを見せつつも頭も両手も地につけず、金への正義を熱弁しながら敵に屈しない態度を見せつける。
その後かけつけた明日郎が無限を抜したことで、散っていた武器庫の火が大爆発、一時は読から姿をませるが、アジトの中から戦うための武器を探す中、武器庫に眠っていた「あの兵器」とついに運命の出会いを果たした・・・

神の悪戯か?魔の囁きか?の気紛れか?の誘いか?

否!これは惹かれ合う運命!五年の時を経て この最果ての地に再び!

参ッ 上!

武田観柳 With 回転式機関ガトリングガン) !!

今回はきちんとガトリングガンの形状で描かれている。一方で前作のガトリングガンを持ち出してきたコマ扉絵に流用されているがこちらはマキシムガンのままなので、本編扉絵で形状がまるで異なることに疑問を抱いた読者もいたかもしれない。
ちなみに北海道編のガトリングガンは執筆時、本場アメリカから資料本を取り寄せている。

ガトリング砲を手にした観は、読に照準を定めるも読も赫力を発動、全力の書裏乱読とガトリング砲斉射でのラッシュの速さ比べを繰り広げた。
その後ガトリング砲がまた弾切れしてしまい、五年前と同じ敗因で倒されるかと思いきや、絶妙なタイミング爛が用意した予備弾倉で弾丸を再装填、再び斉射するとついに読も押され始め、ついに読の両腕を撃ち抜き剣心を差し置いて勝利した。

読を倒し、破壊の快楽無敵の味を再び思い出した観が再び力に溺れるかと危険視されるも、脱法商売を宣言した観ガトリング砲を「違法な力」として、「君と私は住む世界が違う」「私は堂々胸をって再起を図ります」と、観に一時だけ力を借し終えたガトリング砲に自ら頭を下げ、別れを告げたのだった・・・

ガトリングの名は武田観柳と共に さらば愛しの回転式機関ガトリングガン)ー・・・

 

前述のキネマ版やミュージカル版を総合し、漫画史上でここまでガトリング砲心からの敬意と情を表明する人物はそうそういないだろう、という言動と麗な転身ぶりがさらなる話題を呼んだ。その堂々とした態度に、剣心も「この男は、本当に変わったのかもしれない」と認め、「お前土の味を知っているか!」と自らが経験してきた苦を訴えた観に「拙者雑草入りのの味は知っているでござる」と共感を寄せたのだった。

そして、観の身を案じた(?)剣心が「四乃森蒼紫北海道に向かってきている」という事実を知らせるとそれまでの不敵な面構えはどこへやら、剣心すら気づかぬ間に脱の如く逃走を始めるのだった。

 

作者によると、観は元々原作完結しているので再登場の予定はなかったが、上述の実写映画香川照之ミュージカル版の彩凪が怪演した観の面さに感銘を受け「これを見せられて観をもう一度描かないのはだろ!」と思い立ったという。上述の宝塚歌劇台詞から「剣心が戦いにあがいていた頃、観貧乏にあがいていた」という背景も作られ、ひねくれた劣等感を持ちながらも独自の信念を持つ商人として、再登場に至った。

2023年アニメ版

基本的な設定は原作に準拠しているものの、ガトリングガン運命の出会いを果たすアニメオリジナルシーンが追加されたり、ガトリングガンに対して異様な着を見せたり、剣心蒼紫との対決では「ガトガトガトガトガトガトガトガトガトガトガトガトガトガトガトガトガトガトガトガトガトガトガトガトガトガトガトガトガト!!!」と叫んだりと、北海道編でのキャラクター逆輸入されている。
また上述の北海道編の観作者く「パピヨンが入っている事に描き終わって気が付いた」ためか、こちらのアニメではアニメ版の武装錬金パピヨンを演じた真殿光昭氏が観CVを担当、なぜかルー大柴を彷彿させる英語交じりの「ルー語」をやたら使ったり、「レッツ!ガトリイイイイイイングッ!」とやたらハイテンションだったりと、殿氏の怪演によってすっかり面外道キャラとなっている。

金金金金金金!力力力力力力!
知らなかっただろう!ニコニコ動画の!この重み!

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