十本刀とは、漫画『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』に登場する武装集団である。
志々雄真実配下の十人の異能技戦闘集団であり、特攻部隊。政府要人暗殺を目的とした精鋭部隊であり、立場的には志々雄一派の幹部といえる。
志々雄が全身に負った大火傷の影響で15分以上の戦闘に耐えられないことから、志々雄の手足となって戦闘をおこなうために集められた部隊である。構成員のうち瀬田宗次郎と佐渡島方治、才槌が連れてきた不二以外は志々雄自ら出向いてスカウトしている。
「刀」と名が付くが全員が刀を武器としているわけではなく、方治や才槌のように戦闘員というよりは戦術・戦略で存在感を発揮する文官方もいる。
構成員の実力派宗次郎が最強とされており、その次が宇水、三番目が安慈と続き、方治によるとこの三人が十本刀と三強らしい。この三強と他のメンバーでは差があるようだが、作中の描写や小説版での志々雄の発言から四番目は不二だと思われる。
構成員が志々雄に従っている理由も様々で宗次郎、方治、鎌足のように志々雄に心酔しているものもいれば、自らの力量に絶対の自信を持っているもの、安慈のように明治政府という共通の敵に対する利害関係で加入しているものもいる。宇水に至っては「志々雄の命を狙い、いつでも襲ってきても良い」という条件付きで力を貸している(本心はともかく)。
志々雄も彼らの意図については寛容であり、安慈に「生殺与奪」を認めるなど自らに従う見返りとして彼らの要求を呑んでいる。ただし、志々雄が本当に信頼しているのは自らの腹心といえる宗次郎と方治のみである。
志々雄一派壊滅後も数名は生き残っており、張や鎌足、蝙也、不二、才槌は能力を買われて明治政府に引き抜かれている。
北海道編では宗次郎、安慈、張、鎌足、蝙也が再登場しており、剣心と共闘する仲間として劍客兵器と戦うこととなる。
※詳細は各自の個別記事を参照。
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最終更新:2024/12/23(月) 10:00
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